
現役保育士が教える!今日からお家でできる感染対策4選
私のフォロワーさんからも「家庭でできる感染対策を知りたい」という声が増えています保育園では子どもが無理なく・自然に習慣化できるような工夫を大切にしています。今回は、おうちでもすぐ実践できて、しかも子ども自身も楽しめる方法をまとめました。
私のフォロワーさんからも「家庭でできる感染対策を知りたい」という声が増えています保育園では子どもが無理なく・自然に習慣化できるような工夫を大切にしています。今回は、おうちでもすぐ実践できて、しかも子ども自身も楽しめる方法をまとめました。
“楽しい”がいちばん続く!手洗いソング×イラストカード
保育園で取り入れている、30秒手洗いが自然にできる“手洗いソング”は、家庭でもすぐ使える方法です。リズムに合わせて手を動かすと、子どもは遊び感覚で取り組めるようになります。
また、洗面所に手順のイラストを貼ることで、年齢の小さな子でも視覚的に理解しやすくなり、洗い残しが減りました。「歌ってる間に洗うんだよね!」と、家庭でも積極的に手洗いしてくれる様子が見られます。私の動画では「森のくまさん」に合わせた替え歌で手洗いソングを紹介しているので、良かったらご覧ください。
体調の小さな変化を見逃さない“朝のチェック習慣”
感染症は、症状が出る前から家族にうつることがあります。そこで、朝のルーティンに「体調のミニチェック」を取り入れてみてはどうでしょうか。
顔色、機嫌、食欲、鼻や喉の様子などを軽く見るだけですが、早い段階で変化に気づけます。子どもが「ちょっと寒い」「のどがかわく」と話してくれるきっかけにもなり、無理をさせずに過ごす選択ができますよね。
保育園でも朝の視診や保護者とのやり取りはかかせません♪早く気づくことで、結果的に家族全体の感染リスクを下げることにつながります。

“寝室の環境”を整えて免疫力をサポート
睡眠の質は、実は感染対策の大きなポイントです。我が家では、寝室の温度・湿度を一定に保つことを意識しました。加湿器と湿度計を置き、40〜60%をキープするようにしています。乾燥するとウイルスが広がりやすく、のども痛めやすいため、環境を整えるだけで翌朝の体調が安定しました。
また、寝る前のテレビや明るい光を控えることで眠りの質も上がり、風邪をひきにくい身体づくりにつながっています。そして寝不足も厳禁!元気に過ごすために睡眠時間も長めに確保できるといいでよね。
くしゃみや咳は“腕でガード”する習慣づくり
小さな子どもに「口をおさえてね」と声をかけても、咄嗟にはなかなかできませんよね。
そこで我が家では、くしゃみや咳が出そうなときに“腕の内側(ひじ)でおさえる”方法を練習しました。
手で口をおさえると、そのまま家具やおもちゃを触り、ウイルスが広がりやすくなりますが、腕を使うと周囲に飛び散りにくく、手指が汚れないため安心です。普段から遊びの中で「くしゅんってするときはこうだよ」と一緒にポーズをして見せると、自然に身につきやすく、外出先でも咄嗟にできるようになりました。
保育園でもこのような方法を伝えている園も多いと思うのでおうちでもぜひやってみて下さい。

まとめ
感染対策は「完璧にしなきゃ」と思うほど苦しくなってしまいます。大切なのは、家庭で無理なく続けられる仕組みを作ること。今回紹介した4つの方法は、どれも少しの工夫で習慣になり、子どもの健康を守る力を高めてくれます。頑張りすぎず、できることから一つずつ取り入れてみてくださいね。
本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。














