トモニテ
子どもの「自分でできた!」を育む わが家で実践するおうちの環境づくり

子どもの「自分でできた!」を育む わが家で実践するおうちの環境づくり

子どもの「ママー!」の呼び出しが1日に何度もあって、「それくらいやってよ〜」なんて思うことはありませんか?
このお悩みは、おうちの環境を少し整えるだけで、子どもの行動が変わることがあります。
無理なく整えられる工夫を、実体験を交えて紹介します。


子どもの「ママー!」の呼び出しが1日に何度もあって、「それくらいやってよ〜」なんて思うことはありませんか?
このお悩みは、おうちの環境を少し整えるだけで、子どもの行動が変わることがあります。
無理なく整えられる工夫を、実体験を交えて紹介します。


こんにちは。トモニテ子育て研究部のともちんです!保育士としてモンテッソーリ保育園で働いていました。
今は小学校と支援学校に通う2人の子どもの母です。
モンテッソーリ教育をベースに、おうちでできる工夫や、子どもの「できた!」を大切にしながら、日々の暮らしのヒントになることを発信していけたらと思っています。

「できることからで大丈夫」おうちの環境づくりの考え方

モンテッソーリ教育では、大人が何かを教え込むのではなく、
子どもが環境の中で自ら育っていくことを大切にしています。
親という「人的環境」として、おうちでできることは、
子どもが自分でできるように、その環境を整えることだと感じています。

保育園では、乳児クラスから子どもが自分でできるよう、環境を整えていました。
その経験から、わが家でも1〜2歳の頃から、できるところから少しずつ取り入れています。

とはいえ、保育園とおうちは同じではありませんし、
真似できそうでできないこともあれば、子どもの姿によって合う・合わないもあります。
私自身、下の子の発達がゆっくりなこともあり、
「この子にはまだ早いかな」「できないよね」と決めつけて見ていたこともありました。

でも、ほんの少し環境を整えるだけで、
子どもの行動が変わることがあると気づきました。
特別な道具をそろえたり、完璧を目指したりしなくても大丈夫。
できるところから、少しずつ始めてみましょう。

こぼしても大丈夫。「自分で拭く」を育てる工夫

わが家では、飲み物をこぼしたときに、
すぐに大人を呼ぶのではなく、「自分で拭く」ことができるよう、環境を整えました。床用とテーブル用の雑巾を分けて、子どもの手の届く場所に置いています。
色を変えることで、どこを拭く雑巾かも分かりやすくしました。

最初は拭き方を一緒にやって見せながら、「やってみる?」と声をかけるところから。
失敗しても大丈夫な雰囲気を大切にしてきました。拭いたあとの雑巾を入れるかごも、その下に用意しています。
すると、少しずつですが、
こぼしたときに「ママー!」と呼ぶ前に、自分で雑巾を取りに行く姿が見られるようになりました。

子どもの「自分でできた!」を育む わが家で実践するおうちの環境づくり

「お茶ちょうだい!」を減らす、おうちの工夫

「お茶ちょうだい!」と呼ばれることも、よくありました。
そこで、お茶やコップを子どもの手の届く場所に置くようにしました。子どもの年齢や様子に合わせて、
小さめのピッチャーやコップを選び、
自分で入れられる環境を整えています。

最初は入れ方をやって見せながら、「やってみる?」と声をかけます。
こぼれても大丈夫なように、
先ほど紹介した雑巾の流れにつながるようにしています。すると少しずつ、
「ママー!」と呼ぶ前に、自分でお茶を入れようとする姿が見られるようになりました。

子どもの「自分でできた!」を育む わが家で実践するおうちの環境づくり

子どもの「自分でできた!」を育む わが家で実践するおうちの環境づくり

全部できなくても大丈夫

おうちの環境づくりは、
何か特別なことをしなくても、できるところからで大丈夫。ほんの少し環境を整えるだけで、
子どもが自分で動ける場面が増え、
親の声かけや「ママー!」も、少しずつ減っていきます。わが家で環境づくりをするときに大切にしているのは、
次のようなポイントです。

・子どもが扱いやすい物かどうか


・子どもの手が届く高さかどうか

・最初は大人がやって見せること


・完璧を目指さないこと

すべてを一度に変えなくても、
まずはひとつ、できそうなところから。
そんな小さな積み重ねが、
子どもの「できた!」につながっていくのだと思います。

本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。

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