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慣らし(慣れ)保育は必要?現役保育士が理由と関わり方を解説

慣らし(慣れ)保育は必要?現役保育士が理由と関わり方を解説

慣らし保育が終わりほっとした半面、泣いている我が子を見て不安になったり体調不良などでスムーズに進まなかった日々を振り返る方も多いのではないでしょうか。この記事では現役保育士の視点から子どもが環境になれていく過程と、その中で大切にしたい関わり方を紹介します。

慣らし保育が終わりほっとした半面、泣いている我が子を見て不安になったり体調不良などでスムーズに進まなかった日々を振り返る方も多いのではないでしょうか。この記事では現役保育士の視点から子どもが環境になれていく過程と、その中で大切にしたい関わり方を紹介します。

保育士の視点

保育現場にいると、慣らし保育(慣れ)保育の進め方は本当に様々だと感じます。

お仕事の都合で短期になる方もいれば、ゆっくり時間をかけて進めるご家庭も。

その中で共通している大切にしているのは「決まった形に当てはめる」のでなく、「こどもが安心して過ごせる時間があったか」を見ながら進めていくことがポイントだと思っています。

慣らし(慣れ)保育は必要?現役保育士が理由と関わり方を解説

子どものペースを大切にする

慣らし保育(慣れ)の初期段階として保護者と一緒に過ごす時間がある園もあります。その時に大切にしているのは「保護者を安全基地として園の環境に興味を持てているか」という視点です。

無理に離そうとするのではなく、子どもが保護者の側安心しながらおもちゃに手を伸ばしてみたり、周りの様子を見たりしているかを見て、次のステップ考えていきます。

安心できる存在を見つける

次の段階では「園の中で安心できるものや人がいるか」を大切にしています。例えば、落ち着いて過ごせるスペースや、関わりの中で安心できる保育者など、その子にとって“安心ポイント”を見つけていきます。

その存在ができる事で保護者と離れる時間があっても、少しずつ安心して過ごせるようになってきます。

できれば無理に進めず、その子のペースで

慣らし保育(慣れ)はスケジュール通りに進める事が目的ではないと思っています。とはいえお仕事もありますのでご家庭との調整は大切です。保護者の方と連携を取りながら、安心できる要素が増えているかを見て進めていきます。

ですが、いきなり大好きな保護者の方と長時間離れるとなるとこどもも不安定になり、保育園という場所が更に不安になることもあるので、園とご家庭とでたくさん話し合いながら進めていけるのが理想だなと個人的に感じています。

保護者のみなさまへ

こどもたちは新しい環境に戸惑いながらも少しずつ「ここは大丈夫な場所」だと感じていきます。最初は涙があっても安心できる関わりの積み重ねで変化が見られていくのです。

大切なのは「泣かせない」ことではなく「安心できる環境の中で自分の気持ちを出せる事」保護者の方も悩みながらも子どもを想って選んできたその過程は間違っていないと私は思っています。

保育士は慣らし(慣れ)保育やこれからの毎日を通し、子どもも大人も安心できる存在になれるよう心を込めて保育をしていきます。今もし、悩んでいる方がいたらいつでも保育士さんにも相談してくださいね。

子どもも大人もあたらしい一歩、一緒に踏みだしましょう!

本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。

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