
ピープル新ブランド「Baby curiosity®」誕生。500組の観察から生まれた0歳向けおもちゃ
全商品を観察し直した1年。「何を残し、何をやめるか」という問いとの葛藤
Q. 新ベビーブランド「Baby curiosity」立ち上げに至った背景を教えてください。
2022年にパーパス「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい!」を制定したことを起点に、ピープル赤ちゃん研究所を設立。ピープルの商品開発の核にある「赤ちゃん観察」を言語化するとともに、ママパパと一緒に赤ちゃんをじっくり観察する「赤ちゃんをあじわうワークショップ」を500組以上と実施してきました。そうした積み重ねのなかでブランディング強化という課題意識も高まり、ベビー商品の見直しへと着手したことが、「Baby curiosity」立ち上げの背景にあります。

ピープル株式会社 ベビートイチームリーダー 花牟礼(はなむれ)氏 乳幼児向け玩具メーカー・ピープル株式会社にて、ベビートイチームのリーダーを務める。前チームではピタゴラスなどのシリーズを担当し、現在は「Baby curiosity」の企画・開発を主導。2026年4月、同ブランド立ち上げを手がける。
Q. 社内体制はどのように変えたのでしょうか。
「赤ちゃん観察を中心に置き直す」ことを起点に、立ち上げ時に大事なことをチームで共有するため、新たな体制を試みました。もともとモニターの赤ちゃんに商品を観察してもらう仕組みはありましたが、今回はそれをより意識的・組織的に行う形に変えています。観察結果をおもちゃに落とし込むチーム、言葉やビジュアルで表現するチーム、広めるチームという役割分担です。
Q. 開発で特に苦労されたことを教えてください。
最も難しかったのは、既存商品の取捨選択です。長く販売してきた商品もすべて改めて赤ちゃんに遊んでもらい、その様子を観察メモとして蓄積。チーム全員で結果を持ち寄り、新しいコンセプトに合うかどうかをロジカルに判断しました。複合機能を持つ商品は「今の子育てのコンセプトにフィットしない」と判断し、販売終了にしたものもあります。「赤ちゃんの好奇心の世界って何なんだろう」という問いをみんなで話し合い、さまざまな案を出しながら、納得のいく答えが見つからない中で議論を重ねて決めました。前例のない体制の中で、誰が何を担うかという戸惑いや、タイトなスケジュールの中でのぶつかり合いもありましたが、「赤ちゃん観察を起点にする」という思いだけは全員が共有し続けました。
「Baby curiosity」4月に14種類が登場。好奇心オノマトペで表現した、赤ちゃんの世界
Q. 今回のラインナップについて教えてください。
2026年4月上旬に既存品をリニューアルした14種類のラインナップが登場しました。各商品のパッケージには「好奇心オノマトペ」を記載。イメージしやすく、かつ使い方を限定しすぎない言葉として採用しました。「カジカジとガジガジは口の動かし方が違う」といった細かい議論を重ねながら、一つひとつの言葉を選んでいます。7月にはさらに新製品8品も予定しており、1歳向けの「1 curiosity」に続く第二弾として、シリーズを順次拡大していく計画です。


Q. 個人的に思い入れのある商品を教えてください。
「赤ちゃん専用新聞」という、商品です。一見シンプルですが、観察していると赤ちゃんが平面を立体に膨らませたり、折ったり、くしゃくしゃにしたり、舐めたりと、実に豊かな動作を見せてくれました。「先人たちがこんなにいいものを作ってくれていたんだ」と感動した商品です。このおもちゃが引き出してくれる赤ちゃんの好奇心はじける姿ををより多くの方に知ってもらいたいと思っています。

「子育ては楽しい」を届けたい。ピープルが描く、これからのビジョン
Q. どのようにこの商品を使ってほしいか、パパ・ママへのメッセージを教えてください。
SNSや育児書など、子育ての情報が溢れる中で「何が正解かわからない」と感じる瞬間がある方もいると思います。そんな時、「目の前の赤ちゃんの行動をありのままに受け取る」という視点を届けたいです。赤ちゃんの行動そのままが正解としてまずは楽しむこと。難しく考えず、好奇心オノマトペを見ながら「うちの子はどれかな」と楽しんで選んでみてください。ママ・パパだけでなく、周りのご家族も友人知人の方も一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。発売に合わせてモニターの方々をお招きしたお披露目会も開催しました。赤ちゃんの様子を一緒におしゃべりしながら、写真に収めながら楽しんでいる姿を見て、これからどのような展開になるのだろうと、ワクワクしています。

Q. 今後の展望を教えてください。
0歳向けのBaby curiosityから、1歳、そしてさらに上の年齢へと、子どもの好奇心を年齢ごとに楽しく応援できるラインナップを広げていきたいと思っています。出生率の低下など、子育てにまつわる暗いニュースが多い中でも、まずはBaby curiosityを入口に「赤ちゃんって、すごい」「赤ちゃんっておもしろい!」というムードを社会に作れるようなブランドでありたいと思っています。昨年末にはロンドンでワークショップを開催しました。0歳のお母さんは我が子が何を好きなのかを知りたいという気持ちが強く、観察や対話が言語や文化の違いを超えて、成立していました。国を超えても同じ気持ちを持つ親御さんがいることを実感し、世界に届けたいという気持ちが強まっています。
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