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保育士・てぃ先生に聞いた! 保育園の先生とのコミュニケーション、どうしたらいい?
先生が”ビジネス会話”しかしていないと…
「担任の先生がちょっと話しかけづらいんです」といった親御さんからの相談は、正直何度か受けたことはあります。そうした場合往々にして先生たちに共通しているのは、ビジネス会話しかしていないということ。つまり、保育士にとって、子どもの話題というのは、ある意味で仕事の話なんですよ。
ですから「今日は○○ちゃんがこんなことしました。明日はこれを持ってきてください。さようなら」というあくまで仕事の会話になるんです。でも毎日そんな風に会話をするのと、「今日の洋服素敵ですね」とか、保育園とは関係ない話を盛り込んで会話をするのとでは、長期的にみると関係性は全然変わってくると思うんです。
つまり、そういう会話を積み重ねてきた先生の方が、子どもが全然ごはんを食べないとか、トイレトレーニングが進まない、といった悩みも、フランクに相談できるんじゃないかと。
ぼく自身も親御さんが迎えに来られると、話が盛り上がることがよくあります。こないだも「先生、アラジンの映画観ました?」と聞かれて、「まだ観てないです!あのウィル・スミスが真っ青になってるやつですよね」って話をしていたら、いっさいお子さんの話をせずに終わりました。うちの保育園はスマホで確認できる連絡ノートを使っているのですが、補足があればそちらに書くこともありますし、そんな日があってもよいと思っています。
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なんでもない会話を、小さく積み重ねてみる
まずは保育士はもちろん、親御さんからもなんでもない会話をしてみるとよいかもしれません。実は保育士側も、お子さんに気になるところがあっても、「こういう伝え方をすると不快に思われるかもしれない」と躊躇することがあるんです。
それこそ「今日は暑いですね」くらいでもよいので、話をしてみるだけできっと違ってきます。まずはお子さんを抜きにしても、先生と親御さん自身のコミュニケーションをきちんと築いていくというのが前提だと思います。
複数の先生とまんべんなく話す
そのときに少し意識しておくとよいのは、複数の先生とまんべんなく会話しておくこと。特に保育園だと複数担任の場合が多いです。一人の先生とだけ仲良くなってその先生しか把握していないことがたくさんあると、その先生が休んだり退職したりした場合、親御さんもお子さんも困りますよね。
人間ですから合う合わないはあって当然ですが、小さな会話を積み重ねながら最低限のコミュニケーションの土台を作っておくと、お互いに安心してお子さんの成長を共有できるのではないかと思います。
てぃ先生
ちょっと笑えて、可愛らしい子どもの日常をつぶやいたTwitterが好評を博し、フォロワー数は49万人を超える。近著は『きょう、ほいくえんでね…!!』(マガジンハウス) 。現在は保育士の専門性を生かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演活動も年間50本以上。他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。ちなみに、名前の読み方は「T」先生。
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