赤ちゃんが飛行機に乗れるのはいつから?料金や機内サービスなど注意点をチェック
赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるの?
一般航空会社(JAL&ANA)の場合
原則としては、生後8日以上から搭乗OKです。
ただし、生後8日以上3歳未満の子どもが搭乗する際には、大人(12歳以上)の同行が必要です。
LCC(格安航空会社)の場合
原則としては、生後8日以上から搭乗OK。ただし、生後8日以上2歳未満の子どもが搭乗する際には、同行者が必要です。
1ヶ月検診で医師のOKがでるまでは飛行機に乗るのを控える
搭乗自体は生後8日目から可能ですが、実際に生まれたばかりの赤ちゃんと飛行機で長距離を移動するのは、赤ちゃんはもちろんパパ・ママにとっても負担が大きくなります。空港や目的地までの移動や空港内での待ち時間も考えると、できれば1ヶ月検診を終えるまでは飛行機に乗るのを控えたほうがよいでしょう。
赤ちゃん用航空券の料金や購入方法は?
一般航空会社(JAL、ANA):国内線の場合
生後8日から2歳(3歳未満)までの赤ちゃんの航空券の料金は、座席の利用方法によって異なります。
赤ちゃんが大人と同じ席(膝の上)に座る場合は、航空券は不要です。大人と別の席に座ったりチャイルドシートを利用したりする場合は、小児運賃の航空券が必要となります。
※3歳未満(生後8日以上)の赤ちゃんは、大人1人につき2人まで同行でき、1人のみ無償(膝の上)で搭乗できます。
一般航空会社(JAL、ANA):国際線の場合
国内線と異なり、座席の利用に関わらず航空券が必要です。2歳未満の赤ちゃんが大人と同じ席に座る場合は、幼児運賃の航空券を購入します。幼児運賃は、おおむね大人料金の10%相当です。大人とは別の座席に座ったりチャイルドシートを利用したりする場合は、小児運賃の航空券を購入します。
※大人1人が同行できる赤ちゃん(2歳未満)は2人までです。
LCC(格安航空会社)の場合
国内線・国際線の区別はなく、赤ちゃんの年齢と座席の利用方法によっては通常航空券が必要となります。
生後8日~2歳未満の赤ちゃんが大人と同じ席に座る場合は、航空券は不要です。座席を利用する場合は、航空券を購入します。
※大人1人が同行できる赤ちゃんは2人までです。その内1人は航空券購入の上、チャイルドシートを使います。2歳~12歳未満の子どもには、航空券が必要です。
※いずれも同行者が必要です。
LCCは航空会社によってルールが違うことが多いので、事前にホームページなどでご確認ください。
航空券の予約方法は?
各航空会社のウェブサイトや電話窓口が対応しています。購入時には、座席指定もできます。座席を利用しない赤ちゃんの場合でも予約時に名前の登録が必要です。
搭乗人数などの制限が適用される場合があるため、赤ちゃんと一緒に搭乗するときは、電話窓口にて連絡をするなど、別途対応が必要な場合があります。各航空会社のサイトを確認しましょう。 電話受け付けであれば、赤ちゃんと一緒に座りやすい席や利用できる乳児用ベッドの有無、また機内のサポートなど、不安なことがあれば質問してみるのもよいですね。
赤ちゃん連れにおすすめの座席はどこ?
実際に飛行機に乗ることになったら、座席の選びかたに迷ってしまうママやパパも多いのではないでしょうか。どの座席がいいかに関しては意見が分かれているようです。以下の表で座席のエリアごとにメリットデメリットをまとめました。
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座席とは別にバジネット(航空機備え付けの乳児用ベッド)を利用するというのもひとつの案です。使える条件が航空会社によって異なるので、もし使いたい場合は事前に問い合わせて予約をしておきましょう。赤ちゃんの普段の行動や反応などをみながら、座席を検討するとよいでしょう。
事前の確認&早めの予約が大切!
バジネット(航空機備え付けの乳児用ベッド)のように事前に予約が必要なものや当日の混雑状況によっては手続きに時間がかかるものもあるので、可能な限り早めに手配をしておくと安心できます。
航空会社によってサービスや対応に違いはあるの?
赤ちゃん向けのサービスを上手に利用すれば、飛行機の旅もぐっと快適になります。
各航空会社によってサービスが異なるので、利用予定の航空会社のホームページや旅行代理店に確認をとってみてください。事前に予約が必要なサービスもあるので、余裕を持って確認できるとよいでしょう。
スムーズなフライトのためのアイデア3選
赤ちゃんとの初めてのフライトは、期待と不安もたくさん。機内で快適に過ごすためのアイデアをまとめました。
搭乗前は身体を動かして遊ばせる
フライト中に赤ちゃんが寝てくれると安心できるので、搭乗前にたくさん遊ばせておくのもよいでしょう。お昼寝の時間を少な目にしたり、ずらしておくなどの工夫もよいですね。
オムツ交換をすませておく
当日は時間に余裕を持って空港に行きます。手荷物をまとめて赤ちゃんのオムツ交換もすませておきましょう。時間に余裕があれば、とっさのトラブルにも対応できます。
気圧の変化で耳が痛くなったら、授乳や食べ物を
大人と同じように離陸や着陸のときの気圧の変化によって、赤ちゃんも耳が痛くなることがあります。そんなときは、授乳をしたり飲み物や食べ物を与えたりして、耳抜きをさせてあげましょう。
何を準備する?機内持ち込みリスト
あれもこれも持ち込みたくなりますが、あまりにも多すぎるとパパ・ママの負担になります。フライト中に必ず必要となるものを厳選しましょう。
基本の持ち物
- おむつ、おしりふき
- 哺乳瓶
- 粉ミルク、赤ちゃん用ドリンク
- 離乳食やおやつ、カトラリー
- おしゃぶり
- 授乳ケープ
- 抱っこひも
- ブランケット
- タブレット、おもちゃ、絵本等
- 着替え
- ビニール袋
機内でのぐずり対策は?
機内で赤ちゃんがぐずったとき用に、お気に入りのおもちゃなどを用意しておくといざというときの助けになります。
- 音の出ないおもちゃや絵本で気を引く
- チェアベルトで抱っこしながらあやす
- おやつを食べさせる
赤ちゃんと安心して空の旅を過ごそう!
小さな赤ちゃんと一緒のフライトは、いろいろと心配が尽きないかもしれません。しかし各航空会社ではさまざまな機内サービスを提供しているので、事前に調べておけば不安も少なくなるでしょう。また困ったときは、空港スタッフや客室乗務員に伝えるとサポートもしてくれるはずです。使えるサービスや、周りの人を頼りながら空の旅を少しでも穏やかに過ごせるとよいですね。
- 赤ちゃんは原則生後8日以上から搭乗できるが大人の同行が必須
- 1ヶ月検診で医師のOKが出るまでは飛行機などの移動は控える
育児が不安なママ・パパをサポート
トモニテの記事は、アプリでもっと便利に読むことができます。
アプリは記事を読む以外にも、低月齢の赤ちゃんの成長記録に便利な「育児記録」の機能もあります。
ボタンタップで手軽な育児記録
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生まれてすぐの赤ちゃんの生活リズムを把握するためにつけるべき育児記録。
トモニテのアプリなら、ボタンタップで簡単につけられて便利です。
パートナー間での共有はもちろん、じいじやばあばなどその他のご家族にも共有することで育児をシェアしやすくなります。
1週間ごとの記録がグラフでまとめて見れる
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食事・睡眠・排泄・体温の記録では、1週間分の記録をまとめて見ることができます。
睡眠のまとめで周期が見えると、お昼寝のタイミングなどが予想しやすくなるので便利です。
大切な成長記録を印刷して残せる
トモニテアプリに記録した育児記録は、無料でPDFファイルとして出力ができます。
身長・体重も記録できるので、将来お子さんに見せてあげるために印刷・保管しておくのはいかがでしょうか。
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