子どものつかまり立ち。時期は?練習方法は?ママたちの体験談も【保育士監修】
今回は”つかまり立ち”をする時期や注意することについてご紹介します。
今回は”つかまり立ち”をする時期や注意することについてご紹介します。
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つかまり立ちはいつから?
つかまり立ちをする月齢目安
個人で差はありますが、早い子で6か月、ゆっくりな子で1歳ころまでにはつかまり立ちをし始めます。
子どもは高いところに興味があったり、手が届きそうなところに欲しいものがあったりと、自身の欲求を満たすためにつかまり立ちをし始めるようです。中にはハイハイをせずに、いきなりつかまり立ちをするようになる子も。
ママたちの経験談も最後にまとめていますので見てみてください。
全然つかまり立ちしない、どうすればよい?
周りの子がつかまり立ちをする中で10か月を過ぎても立つ気配がないと心配になってしまうかもしれません。
つかまり立ちをなかなかしてくれない理由は様々です。子ども自身にまだ立つ気がなかったり、足に筋肉が付きにくかったりすることが考えられます。
あまりにも心配であれば思いつめず定期検診の時に先生に相談してみてください。幼いほど一人ひとり体の作りや成長ペースに大きな違いがありますので長い目で見て、日々の少しの成長を一緒に喜んでいけるといいですね。
つかまり立ちの練習法と注意点
練習方法はある?
つかまり立ちをするには握る力、腕の力、体重を支える足の力が必要になるので、子どもと触れ合う中で力の加減をみてあげるとよいでしょう。
お尻を浮かせてピョンピョンしたとき、大人が手をとって引き上げてあげると立つという動作を覚えていきます。立っているときに足の使い方も覚えていくので、1人で手の届くところをつかんで自力で立つこともあります。
特別な練習をするというよりは、高いところに子どもの興味があるものを置いたり、手を繋いで立ちの状態をキープしたりするなど、日々の関わりの中で習得していくようです。
つかまり立ち過程での注意点
子どもが立たないからといってイライラしたり、強めに働きかけてしまったりすると信頼関係が薄れてしまうこともあるので、決して焦らないでください。子どもの興味をそそるような間接的な働きかけや、不安定なところを支えるなど子どもの自発的な行動をサポートする、というような感覚でいた方がよいかもしれません。
つかまり立ちをはじめた子どものいる部屋の安全対策
つかまり立ちを始めたばかりの時期は、足腰がまだしっかりしていないのでよく転倒します。
そのときに頭を強く打ったり、顔をぶつけたりすると見守る側も不安になってしますよね。
転倒の衝撃を和らげるために床にマットを敷いたり、机の角に保護シートを貼ったりする対策をおすすめします。
また、誤飲を防ぐために手の届きそうなところに小さいものを置かないことも大切です。
キャスターのついた収納ワゴンのようなものは少しの力で動き、転倒する可能性もあるので気をつけてください。
ママたちのつかまり立ち体験談
実際につかまり立ちの過程を見てきたママたちに、当時の様子や気をつけたことを聞いてみました。
娘2人 ママ
「2人とも8か月頃につかまり立ちしていました。上の子は知らない間に立ったままテーブルの上のお茶を飲んでいて、下の子はハイハイはせずいきなりつかまり立ちしだしました。小さいものを置かないように気をつけていました。」
息子2人 ママ
「2人とも8か月ごろに練習せずつかまり立ちしました。机の角が危なかったので100円ショップで買った角の保護シートをつけたり角を手で抑えたりしました。フローリングもクッション性のあるものを上から貼って転んでも大丈夫にしました。けがの一番の防止策は目を離さずに一緒に遊ぶことかな」
息子2人 ママ
「9か月か10か月頃に机につかまり立ちしました。そのタイミングでグミをダーっと並べてつかまって歩く練習と歩行器に乗せて足を強くさせていました。安全対策として最近売っているリュックタイプの頭守るものは良いと思う!」
息子1人 ママ
「腰がすわった頃からおもちゃに乗せて練習して、8か月の時ソファーの上のおもちゃを取ろうとしてつかまり立ちしました。机の角で頭を打たないように手で押さえていました。」
つかまり立ちにおすすめのグッズは?
自発的なつかまり立ちを支える
・プレイジム ベビージム
0か月から長い間使用できるおもちゃです。
発育に合わせて使い方を変えて赤ちゃんの発育を手助けしてくれます。
音が出る機能も付いているので興味を示してくれるかも
しれません。
つかまり立ちが不安定な時、転倒から守りたい
・ヘッドガード リュック
赤ちゃんが気にならないくらいの軽量設計です。
転倒防止や保護、クッションとしてつかまり立ちをし始める
赤ちゃんへおすすめです。
・セーフティクッション
MAMADAYSで以前紹介したお寿司になるクッションです。
つかまり立ちのきっかけを作る手作りグッズ
- ダンボール台
ハイハイをするようになると机の角などで怪我をしないように、テーブルなどは片づけるという家庭もあります。そんなときダンボールを組み立てて、つかまれるような場所を作ってあげるのもよいでしょう。空箱のままでは不安定なので、中に水の入ったペットボトルなどを入れて重さを足して安定感をアップさせます。
角や端で怪我しないように布やテープでカバーして完成です。ダンボールに落書きをしたり、使わなくなったら解体して捨てられたりして自由に使えます。
- 部屋の壁に仕掛け
壁もつかまり立ちをしようとする子どもの体を支えます。紙を貼って興味のある絵を描いてあげたり、興味のあるおもちゃを飾ってあげたりすると上の方に興味を持ち壁を伝って立つきっかけになります。
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発達過程の子どもたちは大人よりも体の作りや発達のペースに差が出ます。
保護者の方たちは毎日子どもを見ているので、より発達のペースが気になりますよね。周りよりペースがゆっくりだからといって、慌てずその子のペースに合わせて進んでみてください。
心配になったら周りに相談してアドバイスをもらうことも大事です。焦らず少しずつ、成長を楽しみましょう。
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