【小児科医監修】赤ちゃんと子どもの症状別ホームケア 口のトラブルのホームケア
口のトラブルのホームケア ポイント3
- 炎症を刺激しないようにして水分を与える
- ミルクや離乳食の温度や味に気をつける
- ぬり薬が処方されたらきちんとぬる
痛みのために食欲がなくても、水分だけはとらせて
口内炎になると食べものや飲みものがしみるので、母乳やミルクの飲みが悪くなったり、食欲が落ちたり、ひどくなると水も飲めなくなることがあります。そのままほうっておくと脱水症を引き起こすおそれがあるので、水分のとらせ方を工夫し、少しずつでもいいので水分補給をしてください。 また、口の中を清潔にして二次感染を予防することも大切です。
ミルクはいつもより少し冷ましたものを
口内炎があると口の中が刺激に敏感になり、いつもの温度のミルクでも痛がって飲まなくなることがあります。少し冷ましたほうが刺激が少ないので、いつもより冷ましてから飲ませてあげましょう。
食後は湯ざましで口の中を清潔に
食べたものがいつまでも口の中に残っていると、炎症を起こした部分を刺激するのでよくありません。離乳食を食べ終わったら湯ざましを2~3口飲ませて、口の中をサッパリ清潔にしておきましょう。
痛がるときはスプーンやストローを利用する
ニプルを口に含むと口内炎を刺激して痛いため、ミルクや水分を飲みたがらなくなることがあります。そんなときはスプーンやストロー、スポイトなどを利用して、のどの奥に流し込むようにして入れてあげましょう。
- 水分の入った容器の中にストローを入れ、親指で上の口をふさぎ、いったん親指を離して再度ふさぐとストローに水分がわずかに入る。
- 親指でふさいだままストローを赤ちゃんの口にそっと持っていき、親指を離すと、水分が先からポタポタと流れ出る。
ぬり薬は綿棒でていねいにぬる
病院から処方されたぬり薬をぬるときは、綿棒につけて両ほおの内側にぬること。自然に口の中に薬の成分が行き渡ります。赤ちゃんが動かないように片手であごを押さえて。
口内炎のときの食事
口の中の炎症を刺激しないような形、温度、味に仕上げて
口の中が痛くて食欲が落ちるので、刺激 の少ない味のものをかまないでゴックンと飲み込めるよう、トロトロに調理します。熱くても冷たくてもしみるので、人肌くらいに温めたものを。
ミルクを上手に調理に利用して
口内炎があるときは、少し味つけしただけでもしみて痛がるときがあります。そんなとき便利なのがミルク。裏ごししたかぼちゃや豆腐などを調乳したミルクでのばすと、マイルドな味わいになって食べやすくなります。
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