布おむつの洗い方 つけおき洗いで綺麗に
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布おむつが使われている理由は?
布おむつだけで子育てする家庭や、産婦人科や保育園によっては、布おむつを使用することを推奨しているところもあるようです。
さらに最近はエコや節約の他に、おしっこやうんちが漏れないよう、こまめに確認することによって子どもと密な関わりができている気がするという理由で、布おむつを使って子育てをするママが増えてきているようです。
実際に布おむつのみを使用している保育施設では、パンツへの移行をスムーズにすることや、うんちの状態を見て、園児の健康状態を把握するという理由で、家庭の協力もえながら布オムツ保育を実施しているようです。
布おむつを使う時に必要なもの
布おむつを使う際には、おしっこやうんちを受ける布おむつと排泄物が外に漏れないようにするおむつカバー、洗うときに使う蓋つきのバケツを用意しましょう。
布おむつと布おむつカバー
布おむつは主に3種類あり、輪型おむつ、成形おむつ、カバー一体型があります。
動ける範囲や昼間の替えやすい時間、就寝時など、成長や場面によって使い分けるとママの負担が減らせます。
- 輪型おむつ
一枚の長い布を二つに折り、輪になるように縫い合わせたおむつです。市販されているものもありますが、手作りもできます。折りたたんで使うので赤ちゃんの大きさに関係なく使えます。
布が薄い分、おむつを替える回数は増えますが、洗濯してもすぐに乾きます。生地はそれぞれの赤ちゃんの肌に合うものを選びましょう。
- 成形おむつ
すでにおむつの形に作られているものです。サイズがあるので、赤ちゃんの大きさに合わせて買い換える必要がありますが、輪型おむつよりも吸収力に優れています。
おむつカバーにセットするだけでよいので、付け替えを楽に行うことができます。
- カバー一体型おむつ
一体型なので紙おむつのような使用の仕方です。寝返りができるようになって、活発に動くようになった赤ちゃんにおすすめです。カバーと布部分がずれる心配がありません。
しっかりした作りなので乾燥には時間がかかります。
- おむつカバー
おむつカバーは布おむつを固定し、おしっこ漏れを防ぐ役割があります。新生児から3歳頃まで使えるものや成長に合わせて買い換えるものまで、さまざまな種類のものが販売されています。
おしっこやうんちの漏れを完全に防ぐものではないので、排泄の様子はこまめにみてあげてください。
布おむつを洗うとき「蓋つきのバケツ」があると便利
布おむつは赤ちゃんの肌に直接触れ、排泄物の吸収をするので汚れたら洗濯して、より清潔な状態に戻したいですよね。清潔な状態に戻すために用意したいものが「蓋つきのバケツ」です。
布おむつにはおしっこやうんちが染み込んでいるので、つけおき洗いをするのが基本。蓋のあるバケツを使用することで、つけ置き中にカビの繁殖、ニオイの拡散を抑えます。
布おむつの洗い方手順と注意点
布おむつの洗い方
1. 水洗い
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おしっこの場合は軽く水洗いをします。
うんちの場合はうんちをトイレに流してから、しっかり水で洗います。汚れがひどいときは部分的に石鹸・洗剤で洗いましょう。
2. つけ置き
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バケツに水と洗剤を入れて一晩つけ置きます。
黄ばみが気になるときは赤ちゃん用の漂白剤を入れたり、においが気になるときは重曹を入れたりするとよいでしょう。
3. 洗濯機で洗う
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つけ置きしたものを軽く水で流してから洗濯機へ入れます。
4. 干す
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早く乾くように広げて干します。
天日干しもよいですが、風通しをよくすれば室内干しでも問題ありません。
注意点
つけ置きをするときは必ず水に洗剤か重曹を溶かしてください。真水のまま使用するとカビの原因になります。
つけ置き後は、軽く水洗いすることで、一緒に洗う洗濯物へのにおいや細菌の移りを防ぎます。
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布おむつは紙おむつに比べると手間がかかります。しかし、布おむつを洗う時に特別なものは必要なく、ご紹介した注意点を抑えれば、布おむつを通して子どもとの新たな関わりができるかもしれません。
興味のある方は昼間だけ布おむつを使ってみるなど、いろんなやり方を試してみるのもいいかもしれませんね。
写真提供:ゲッティイメージズ
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