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【管理栄養士監修】離乳食のにら|いつからはじめる?

【管理栄養士監修】離乳食のにら|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説

にらは、カロテンが豊富な緑黄色野菜です。
繊維が多く、独特な匂いと風味があるため、赤ちゃんにはやや食べづらい食材かもしれません。
しっかりゆでてやわらかくしてから与えましょう。
今回は離乳食のにらはいつから与えられるのか、 下ごしらえのコツなどをご紹介します。
にらは、カロテンが豊富な緑黄色野菜です。
繊維が多く、独特な匂いと風味があるため、赤ちゃんにはやや食べづらい食材かもしれません。
しっかりゆでてやわらかくしてから与えましょう。
今回は離乳食のにらはいつから与えられるのか、 下ごしらえのコツなどをご紹介します。

にらはいつから食べられる?

離乳食中期の後半頃からOK! 栄養価が高く、味や食感に変化

にらは、離乳食初期にはまだ与えず、中期の生後8ヶ月頃から与えられます。

カロテンのほか、ビタミンB群やE、カリウム、カルシウム、食物繊維などが含まれています。

このように、にらはさまざまな栄養素を含む野菜ですが、独特な香りが苦手な赤ちゃんもいるかもしれません。

また、しゃきしゃきとした歯触りで、繊維が多く消化もしにくいため、離乳食初期の赤ちゃんには向かない食材です。

舌と上あごで食材を押しつぶしてモグモグするのが上手になってくる頃から、細かく刻んで少しずつ与えましょう。

どのくらいの量を食べさせたらよい?

初めて食べさせる場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。

口の中に残るようなら、初めはすり鉢を使って繊維を壊したり、水溶き片栗粉でとろみをつけたりして、食べやすくしてあげてもいいでしょう。

離乳食の進め方についてはこちらの記事も参考にしてください。

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赤ちゃんが生後5〜6ヶ月前後になったら、離乳食への移行を考え始める時期かもしれません。でも、一体どのくらいの量から始めたら良いの?食材は何から?とお悩みのママ・パパもいるかと思います。生後5〜6ヶ月目の子どもを対象に、進め方の例やレシピなどをご紹介します。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

食べることに慣れてくる生後7~8ヶ月頃は、新しい食材にもチャレンジしたい時期です。

急いであげる食材ではありませんが、ほかの野菜が進んだら、少量をほかの食材2~3種と混ぜて、煮込みのお粥やうどん、お味噌汁などにいれると食べやすくなります。

にらの固さや大きさの目安

子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。

にらの時期別の大きさ・固さの目安

時期別の大きさ・固さの目安/表

© every, Inc.

下ごしらえのコツは?

・しっかり加熱してやわらかくゆでる

・細かく刻む

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

にらはしっかり加熱することで、独特の匂いや辛みを抑えられます。

最初は細かく刻んでからすり鉢ですったり、ブレンダーで繊維を細かくし、やわらかくしてあげましょう。

また、にらは冷蔵庫でもあまり長持ちしません。
痛みやすい食材なので、新鮮なうちにゆでて調理をし、その日に大人の料理などに利用し使いきるのがおすすめです。

食物アレルギーについて

にらは、まれに食物アレルギーを発症する危険性があります。

そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診出来る時間に食べさせるようにしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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