【管理栄養士監修】離乳食のごぼう|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説
歯ごたえがあり、アクが強いのが特徴です。
今回は、離乳食のごぼうはいつから与えられるのかや、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
歯ごたえがあり、アクが強いのが特徴です。
今回は、離乳食のごぼうはいつから与えられるのかや、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
ごぼうはいつから食べられる?
ごぼうは離乳食完了期からがおすすめ。やわらかくゆでて食べやすく
ごぼうは繊維質が多いので、噛む力が発達してくる1歳〜1歳6ヶ月頃から与えることができます。
ごぼうは固い根菜であることから離乳食に不向きと感じるかもしれませんが、やわらかくなるまで煮込んだり、ゆでたものをすりおろしたり、薄くスライスしてチップスにしたりと、上手に取り入れてみましょう。
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
ごぼうはしっかりゆでて、やわらかい状態あげましょう。
やわらかくゆでるためには、細かくせず、ある程度の大きさを残した状態で煮るようにします。
そのあと、赤ちゃんの食べやすいサイズに切ったり、薄く切ったりして、料理に入れましょう。
無理に早くから与えなくてもよい食材です。赤ちゃんのペースに合わせて始めましょう。
どのくらいの量を食べさせたらよい?
子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。
初めて食べさせる場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。
ごぼうの固さや大きさの目安
子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。
ごぼうの時期別の大きさ・固さの目安
© every, Inc.
下ごしらえのコツは?
・よく洗って泥をとる
・包丁の背で皮をこそげ取る
・水つけてアクをとってからゆでてやわらくしてから料理に入れる
食物アレルギーについて
ごぼうは、まれに食物アレルギーを発症する危険性があります。
そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。
また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。
ごぼうを使った簡単レシピ
子どももハマる! パリパリごぼうチップス(1歳6ヶ月頃から/おとな)
子どもの苦手食材ごぼうを克服したいママ・パパ必見!独特な香りのごぼうをチップスにしてみました。
パリパリの食感に子どももおとなもハマってしまうかもしれません。
青のりやカレー粉でアレンジしても美味しいです。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ
「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。
誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント
- 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
- 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
- ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
- りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
- 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。
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写真提供:ゲッティイメージズ
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