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離乳食のオレンジ|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】```

離乳食のオレンジ|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

さわやかな香りとジューシーな果実が人気のオレンジ。ビタミンCやカリウムなどを含んでいます。

そのままはもちろん、酸味を活かして調理の風味付けにも!

今回は、赤ちゃんにオレンジを与えられる時期や、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

さわやかな香りとジューシーな果実が人気のオレンジ。ビタミンCやカリウムなどを含んでいます。

そのままはもちろん、酸味を活かして調理の風味付けにも!

今回は、赤ちゃんにオレンジを与えられる時期や、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

離乳食のオレンジはいつから食べられる?

離乳食のオレンジ|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

離乳初期からOK!酸味を利用して、料理の風味にバリエーションを

オレンジは、離乳初期の生後5~6ヶ月頃から与えることができます

ビタミンやミネラルを補給できる果物や野菜の離乳食は、離乳食スタートから1週間ほど経ち、10倍がゆに慣れた頃から始めましょう。

缶詰のオレンジは、薄皮や種がなく食べやすいのですが、糖分のとりすぎになる可能性があります。

シロップを水洗いしてから、刻んだりつぶしたりして与えましょう。

どのくらいの量を与えたらよい?

子ども用スプーン1さじから、徐々に量を増やしていきましょう

初めて与える場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。離乳食の進め方についてはこちらの記事も参考にしてください。

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赤ちゃんが生後5〜6ヶ月前後になったら、離乳食への移行を考え始める時期かもしれません。でも、一体どのくらいの量から始めたら良いの?食材は何から?とお悩みのママ・パパもいるかと思います。生後5〜6ヶ月目の子どもを対象に、進め方の例やレシピなどをご紹介します。

離乳食のオレンジの固さや大きさの目安

子どもの成長に合わせて、食材の大きさや量を変えます。

下の表の1回の目安量は、野菜と果物を合わせた全体の量として考えましょう。

甘いフルーツはメインのおかずではないので、料理に使用したり、そのまま食べるときも、1回の量が多くならないようにしましょう。

オレンジの時期別の大きさ・1回あたりの目安量

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離乳食のオレンジの下ごしらえのコツは?

離乳食のオレンジ|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

離乳食のオレンジを下ごしらえする方法を紹介します。

離乳食のオレンジの下ごしらえのしかた

  1. 残留農薬や防カビ剤がついていることもあるので、しっかり洗う

  2. 外皮と房の薄皮をむいて種を取り除く

離乳食のオレンジの調理方法

離乳食のオレンジ|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

離乳食の時期ごとにオレンジの調理方法を解説します。

ゴックン期・離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)

すりつぶしたり、絞った果汁を中心に調理に使用します

フルーツソースにして野菜と混ぜたり、ほかの食材に合わせたりと、風味付けに使うのもおすすめです。

酸味が強いので加熱したほうがよいでしょう。

モグモグ期・離乳中期(生後7〜8ヶ月頃)

薄皮を取り除いて食べやすい大きさに刻んで与えます。酸味を抑えるために加熱したほうがよいでしょう。

カミカミ期・離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)

オレンジの果肉をさらに大きめに切り、そのまま与えるか、ヨーグルトと混ぜて与えます。

パクパク期・完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)

オレンジを一口サイズに切り、サラダやデザートにしてそのまま与えます。

オレンジの食物アレルギーについて

離乳食のオレンジ|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

オレンジは、まれに食物アレルギーを発症する危険性があります。そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。

果物を食べたときなどによく見られる、口の中やのどのかゆみなどを感じる食物アレルギーの多くは、加熱すると食べられるようになります。

加熱する際は、皮と種を取り除き、電子レンジ(500W)で20秒~30秒程度温めると簡単です。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

オレンジの栄養について

離乳食のオレンジ|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

オレンジにはビタミンCが豊富に含まれており、免疫力を高める効果があります

また、食物繊維も多く含まれており、便秘の予防にも役立ちます。味は甘酸っぱく、ジューシーな食感が特徴です。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

オレンジは柑橘類に分類されます。

柑橘類には、水溶性食物繊維であるペクチンが含まれています。

ペクチンには腸内環境を整える働きがあるため、便秘時の離乳食としても使用できますよ。

離乳食のオレンジの保存方法は?

離乳食のオレンジ|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

オレンジの保存方法について解説します。

冷蔵保存する場合

当日中に食べきります。食べる前に電子レンジまたは小鍋などで再加熱するとよいでしょう。

冷凍保存する場合

1週間以内を目安に食べきります。食べる前に電子レンジまたは小鍋などで再加熱しましょう。

※期間の記載は目安です。環境によって保存期間に差が出る場合があります。 匂い、味、色、食感が少しでもおかしいと感じたら廃棄してください。

離乳食のオレンジに関するよくある質問

離乳食のオレンジ|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

ここでは、オレンジの離乳食に関するよくある質問をまとめています。

オレンジのペーストの作り方は?

  • 果肉をすりつぶします。

    オレンジの果肉をすり鉢やブレンダーで細かくすりつぶし、滑らかにします。必要に応じて少量の水を加えて調整します。

オレンジのレンジ調理は可能ですか?

  • 可能です。果汁を温めます。

    オレンジの果汁を耐熱容器に入れ、電子レンジで軽く温めることができます。加熱しすぎに注意し、赤ちゃんが飲みやすい温度に調整してください。

オレンジのおやつレシピは?

  • はい、オレンジゼリーがおすすめです。

    オレンジの果汁を使ったゼリーは簡単に作れます。ゼラチンを使って果汁を固め、冷やしてから与えます。てんさい糖を加えても良いでしょう(蜂蜜は1歳未満の赤ちゃんには避けてください)。

保存についての注意事項

  • 作ったものは常温のまま長時間放置しないでください。雑菌が増える原因になります。
  • 清潔な保存容器を使用してください。
  • 解凍したものの再冷凍はしないでください。雑菌が増える原因になります。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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