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【管理栄養士監修】離乳食のパン粉|いつから始める?

【管理栄養士監修】離乳食のパン粉|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説

パン粉は、焼き上げたパンを粉砕し、さらに小麦粉やイースト、食塩などを加えて作られています。
揚げ物の衣やハンバーグなどのつなぎとして活躍します。
今回は、赤ちゃんにパン粉を与えられる時期や、選び方のポイントなどをご紹介します。
パン粉は、焼き上げたパンを粉砕し、さらに小麦粉やイースト、食塩などを加えて作られています。
揚げ物の衣やハンバーグなどのつなぎとして活躍します。
今回は、赤ちゃんにパン粉を与えられる時期や、選び方のポイントなどをご紹介します。

パン粉はいつから食べられる?

パン粉は離乳中期からOK!無添加のパン粉がおすすめ

パン粉には、パンをほぐして使う「生」、半乾きできめの粗い「半生」、乾燥させた「乾燥」があります。

とんかつの専門店などで使われているのは、サクサクとした食感が楽しめる生パン粉が多いようですが、家庭では乾燥パン粉が一般的。

冷蔵庫で保存する生パン粉に比べると、乾燥パン粉は常温保存ができ、賞味期間が長いため、使いやすいという利点があります。

パン粉は離乳中期の生後7~8ヶ月頃以降、少量から与えられます。

月齢に合わせて、パン粉焼きに使用したり、ハンバーグやつくね、ミートローフなどを調理するときに使用してみましょう。

ただし、使用する際には注意が必要です。

パン粉は、小麦粉をはじめ、製造過程で卵や乳製品、油脂類が使われていることもあります。

小麦粉や、卵、乳製品は食物アレルギーを引き起こす可能性のある食材なので、必ず原材料を確認してから使用しましょう。

食物アレルギーについて

パン粉は、小麦粉をはじめ、原材料の一部に卵や乳製品が使われていることもあります。

小麦粉や、卵、乳製品は、特に食物アレルギーが出やすい食品です。

そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合でもすぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

どのくらいの量を与えたらよい?

調理するメニューによって適宜調整しましょう。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

パン粉は、揚げ物に使用すれば程よい焦げ具合の香ばしさが出て、淡泊な素材の味を補うことができます。肉料理のつなぎなどにぴったりな食材です。

パン粉の選び方のコツは?

多くのメーカーがさまざまなパン粉を販売していますが、選ぶ際のポイントをお伝えします。

選び方のポイント

  • 調理する料理に合わせてパン粉の粒子を確認する

購入したパン粉が、作ろうと思っているメニューには粒子が粗く大きいと思ったら、袋に入れて棒などで細かく砕きましょう。

パン粉は粒子が細かい方が、油分も少ない仕上がりになります。

  • 原材料をしっかり確認する

添加物不使用のパン粉もありますが、食品添加物を使っている製品もあります。

購入前に原材料を確認して、赤ちゃんの消化の負担にならないよう、できるだけ添加物不使用か添加物が少ないパン粉を選びましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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