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【管理栄養士監修】離乳食のもずく|いつから始める?

【管理栄養士監修】離乳食のもずく|いつから始める?

糸状でぬめりがあるのが特徴のもずく。食物繊維をはじめ、ビタミンやマグネシウムなどの栄養素が含まれている食材です。今回は、赤ちゃんにもずくを与えられる時期や、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
糸状でぬめりがあるのが特徴のもずく。食物繊維をはじめ、ビタミンやマグネシウムなどの栄養素が含まれている食材です。今回は、赤ちゃんにもずくを与えられる時期や、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

もずくはいつから食べられる?

もずくは離乳後期からOK!短くカットしてから調理しよう

離乳食にもずくは、生後9~11ヶ月頃の離乳後期から与えられる食材です。

ぬめりがあり、そのままでは長く噛み切るのが難しいため、離乳食に使うときは短くカットして使います。

風味にクセがないので、これまで食べてきたおかゆやスープなどに混ぜて与えると食べやすいでしょう。

もずくには、生もずく、塩蔵もずく、三杯酢などで味付けされたもずく酢があります。

パック入りで味付けされたもずく酢は味つけが濃いので、離乳食には使用しません。

離乳食には、味付けされていない生もずくがおすすめです。

洗って、加熱するか熱湯をかけてから与えましょう。

そのあと細かく刻んでから調理してください。



また、塩蔵もずくも塩抜きをすれば使用できます。

塩蔵もずくは、生もずくよりも食感がやわらかいのが特長です。

ただし、塩漬けされているため、調理前に水に漬けて塩抜きをする手間がかかります。

また、塩抜きの際に水溶性食物繊維のフコイダンやアミノ酸などの栄養素が流れ出てしまうなどデメリットもあります。

赤ちゃんの便秘が気になっていて離乳食にもずくを加える場合も、フコイダンをしっかり摂れる生もずくがおすすめです。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

細かく刻んだもずくを、おかゆや汁物に入れて煮たり、野菜と和えたりして調理しましょう。

保存する際は、火を通し小分けにして冷凍します。

1週間以内を目安に食べきりましょう。

どのくらいの量を与えたらよい?

子ども用スプーンひとさじから始め、徐々に量を増やしていきます。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

もずくのぬめりは食物繊維の一つです。

食物繊維は、人間の消化酵素では消化されない成分なので、便の様子を確認しながら与えましょう。

便がゆるくなる場合は、量を加減してください。

もずくの大きさや量の目安

子どもの成長に合わせて、食材の大きさや、与える量を変えます。

もずくの時期別の大きさ・1回あたりの目安量

もずくの時期別の大きさ・1回あたりの目安量/表

© every, Inc.

下ごしらえのコツは?

  • 軽く洗って熱湯でゆでるか、熱湯をかける

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

もずくは生のまま食べられる食品ですが、離乳食では加熱調理が基本です。

調理前に熱湯でサッとゆでるか、熱湯をかけたあと水気をきったものを使用しましょう。

生のもずくは離乳食完了後、幼児食に進んでから与えてください。

あまった生もずく、塩蔵もずくは冷蔵・冷凍保存が可能です。

保存する場合は衛生的に取り扱い、生もずくは冷蔵なら早めに使い切りましょう。

もずくは冷凍しても食感は変わらないので、離乳食だけではなく、ママやパパ用としてたっぷり保存してもよいでしょう。

調理方法

時期ごとに調理方法をご紹介します。

初期(生後5~6ヶ月頃)

この時期の赤ちゃんには、まだ与えません。

中期(生後7〜8ヶ月頃)

この時期の赤ちゃんには、まだ与えません。

後期(生後9〜11ヶ月頃)

下ごしらえしたもずくを、細かく刻んでおかゆに混ぜたりスープに入れて調理します。

完了期(1~1歳6ヶ月)

下ごしらえしたもずくを、細かく刻んで卵焼きに入れたり、野菜と和えたりして調理します。

食物アレルギーについて

もずくは、まれに食物アレルギーを発症する危険性があります。

そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合でもすぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。

  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。

  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。

  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。

  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

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