【管理栄養士監修】離乳食の粉チーズ|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説
おかゆやスープなど、色々な料理のトッピングに活躍します。
今回は、赤ちゃんに粉チーズを与えられる時期や、与え方のポイントなども併せてご紹介します。
おかゆやスープなど、色々な料理のトッピングに活躍します。
今回は、赤ちゃんに粉チーズを与えられる時期や、与え方のポイントなども併せてご紹介します。
粉チーズはいつから食べられる?
粉チーズは離乳後期から。アレルギーに注意して
粉チーズの主な原料は、プロセスチーズやパルメザンチーズです。牛乳に食物アレルギーがある場合は注意しましょう。
プロセスチーズは調理過程で加熱殺菌されており、パルメザンチーズも製造の工程で高温になるため、加熱せずに使用できます。
チーズの中でも、粉チーズは離乳後期にあたる生後10ヶ月前後から与えられます。
粉チーズには塩分、脂肪分も含まれているため、少量を使用します。
そのまま食べるのではなく、スープにトッピングしたり(小さじ1/2程度)、おかゆや煮物などの料理に混ぜて(小さじ1前後)使います。
味つけや風味づけを兼ねて少量にしましょう。
食物アレルギーについて
粉チーズの原料である生乳は、特に食物アレルギーが出やすい食品です。
そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。
また、万が一食物アレルギーを起こした場合でもすぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。
どのくらいの量を与えたらよい?
初めて与える場合は、おかゆなどに一振り(0.1~0.2g程度)したものから始め、徐々に量を増やしていきましょう。
粉チーズの1回あたりの目安量
子どもの成長に合わせて、1回あたりに与える量を変えます。
粉チーズの1回あたりの目安量
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アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ
「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。
誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント
- 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
- 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
- ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
- りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
- 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。
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