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【管理栄養士監修】離乳食の親子丼|いつから食べられる?注意点やレシピ・保存方法を紹介
今回の記事では離乳食の親子丼について、与えられる時期やレシピ、冷凍保存方法や献立例を紹介します。
今回の記事では離乳食の親子丼について、与えられる時期やレシピ、冷凍保存方法や献立例を紹介します。
離乳食で親子丼はいつから与えられる?
大人にも子どもにも人気メニューの親子丼。
離乳食としては、歯ぐきでつぶせる固さのものを食べられる離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)から与えられます。
肉はひき肉を使うと食べやすく、刻む手間が省けて調理時間も短縮できます。
そのままの鶏もも肉やむね肉を使用する場合は、歯ぐきでつぶしづらいため細かく刻みましょう。
味付けは、この時期は薄味を大切にしたいため、醤油や砂糖の使用は控えめにし、だしの旨みを中心としましょう。
また、卵は乳幼児期の食物アレルギーの原因として最も多い食材です。
離乳食の親子丼では卵は半熟ではなく、完全に火が通るまで加熱してください。まだこの時期は半熟の卵は与えられません。そして、しっかり加熱することで食物アレルギーの反応が起きづらくなります。
レシピを動画で確認
「食べたいときにすぐに作れる レンジで親子丼」(生後9〜11ヶ月頃から)
電子レンジで簡単に作ることができて、短い調理時間で作れる離乳食レシピです。
鶏肉はひき肉を使用しているので離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)の赤ちゃんにとって食べやすくなっているのがポイントです。
冷蔵保存はできる?
冷蔵庫での保存は可能ですが、以下のことを守りましょう。
・当日中に食べきること
・食べる前には電子レンジやフライパンなどでしっかりと再加熱すること
冷凍保存はできる?
加熱した卵を冷凍するとぼぞぼそとした食感になりやすいため、完成した親子丼の具を冷凍保存することはおすすめしません。
材料で使用するみじん切りの玉ねぎは冷凍保存することができるので、時間のあるときにまとめて切っておき、冷凍保存用のフリーザーバッグに入れて冷凍しておくと調理時間の短縮にもつながりますよ。
離乳食の親子丼の献立例
親子丼を取り入れた離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)の献立例を紹介します。
- 親子丼
- ゆでたほうれん草
栄養バランスをチェック(3つの食品グループに使用した主な食材を当てはめると……)
「エネルギー源」…軟飯
「ビタミン・ミネラル源」…玉ねぎ、ほうれん草
「たんぱく質源」…卵、鶏ひき肉
親子丼には「エネルギー源」となるごはん、「たんぱく質源」となる卵、鶏ひき肉、「ビタミン・ミネラル源」となる野菜の玉ねぎが使われています。
野菜が少なめなので、そのほかのメニューで野菜を取り入れたり、果物を添えると栄養バランスがよくなりますよ。
献立に出てきたレシピを動画で確認
※親子丼のレシピは「レシピを動画で確認」に記載しています
「きほんの離乳食 ほうれん草」(生後9〜11ヶ月頃から)
離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)の赤ちゃんはハイハイやつかまり立ちなどで活動量も増え、食べられる食材の幅も広がってきますね。
この記事で紹介した親子丼のレシピは、電子レンジ調理で簡単に作ることができるので、忙しいときにもぴったりのメニューです。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ
「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。
参考:
「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版) 」(厚生労働省)
「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版) 」(厚生労働省)
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