【入院中のママと赤ちゃんの生活】入院1日め(出産当日)
ママの様子
十分休みます
出産室で2時間過ごしたあと、歩けるママは歩いて、歩けないママは車いすなどで入院室へ移動します。
食欲があれば水分や食事をとり、ゆっくり休みましょう。
トイレまで歩く
産後数時間くらいたったら、看護師といっしょにトイレまで歩いてみます。めまいがないか、排尿できるかをチェックします。
回診を受ける
ママのからだの回復具合を見るために1日に数回、医師や助産師が診察に回ってきます。そのときに、何か不快な症状や心配なことがあれば、遠慮せずに聞いてみましょう。
出産施設によっては、診察室まで歩いて診察を受けることもあります。そのほか、検温も1日に2~3回あるのが一般的です。
悪露の手当てをこまめにする
入院中はまだ血液の混じった分泌物がたくさん出ます。2~3時間ごとにまめにナプキンを取り替え、清浄綿で清潔にしておきましょう。悪露の量、色、においは、子宮がどのくらい回復したかの目安となります。もし、急に量がふえたり、異臭がしたり、かたまりのようなものが出たりしたら、相談しましょう。
赤ちゃんの様子
母子同室で過ごす
母子同室のよさは、自由に何度もおっぱいを吸わせることができることです。それによって、母乳の出がよくなり、より早く母乳育児が定着します。また、母乳育児中の赤ちゃんに人工乳首やおしゃぶりを与えるのはタブー。人工乳首は、吸う力が弱くてもミルクが飲めるので、赤ちゃんの「吸う感覚」が混乱してしまうのです。
医学的にどうしても栄養補充が必要な場合は、スプーンやカップで与えることも。
ビタミンK₂シロップを飲む
ビタミンK₂が不足すると、赤ちゃんに頭蓋内出血を起こしやすいといわれています。しかし新生児は、ビタミンK₂を自分でつくる能力が乏しく、また、ママの母乳中にも少ししかないため、誕生すぐと3日めくらいに、ビタミンK₂のシロップを与えます。
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写真提供:ゲッティイメージズ
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