【医師監修】妊娠初期に出血が続いたら?
そんなときに出血があると不安になってしまいますよね。心配のない出血もありますが、量が多いなど心配なときはすぐに医師に相談することが大切です。出血が続くときにどのように対処すればいいか順を追って説明します。
そんなときに出血があると不安になってしまいますよね。心配のない出血もありますが、量が多いなど心配なときはすぐに医師に相談することが大切です。出血が続くときにどのように対処すればいいか順を追って説明します。
妊娠初期に出血しても大丈夫?
妊娠初期には、少し出血があることはめずらしいことではありません。
出血といっても、茶色っぽいおりもの状、薄いピンク色、生理のときのような赤色とさまざまです。出血は赤ちゃんがきちんと成長している場合にも見られることがあり、慌てて救急受診する必要がない場合がほとんどです。どんなときに受診したほうがよいかを知っておくことが大切です。
出血はなぜ起こるの
妊娠初期の出血の原因はよくわかっていません。この時期はホルモン変動も大きく、胎盤が作られ始める段階で、さまざまな変化が起こりやすい状態です。なかには、出血が絨毛膜(じゅうもうまく)と子宮のすき間に溜まる「絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)」という状態になることもあります。血腫が大きい場合は入院が必要になることもありますが、その後の妊娠経過で自然に吸収されていく場合が多いです。
出血が続いてる・止まらないときは?
出血したから流産が心配で、すぐに病院に行かなければと思われがちですが、すでにいちど受診していて子宮の中に胎嚢(たいのう)という赤ちゃんが入っているふくろが確認されている場合であれば、よほど出血が多くないかぎりは急ぐ必要はありません。
出血が数日、ときには1週間以上続くこともありますが、少量であって、ナプキンに付着する程度、お手洗いの時にトイレットペーパー付く程度であれば、受診してもとくに治療法はないため、自宅で様子をみるようにいわれることがほとんどです。
緊急受診の目安
救急受診の目安としては、
- 月経2日目程度に出血が増える
- 腹痛が強い
- 出血が多く気分が不良
などの場合です。それ以外であればなるべく無理をしない程度にして過ごしましょう。
あわてず落ち着いて。心配な場合は医師に相談を
まずは出血の状態を落ち着いて観察します。
出血の量や、塊などの有無はどうか、下腹部の生理痛のような痛みがないか、貧血症状はないか、など他の症状について、まずは上記の緊急受診の目安にあてはまるかどうかを判断します。どうしても心配な場合や判断に迷うときには、まずかかりつけの病院に連絡して相談しましょう。
参考:
国立研究開発法人国立生育医療研究センター、 「切迫流産って、いったい何? 」
医療法人社団吉徳会あさぎり病院、「産科:妊娠初期の出血について 」、2020年9月23日
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写真提供:ゲッティイメージズ
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