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幼稚園を転園するときに必要な手続き、気をつけるポイントは?

幼稚園を転園するときに必要な手続き、気をつけるポイントは?

職場の異動や家庭の事情などで、幼稚園を転園することが決まったとき、どうすればいいのか悩みますよね。できれば子どもがスムーズに新しい幼稚園へ入園できるようにしたいもの。今回は幼稚園の選び方や、転園の手続き方法、注意点について説明します。
職場の異動や家庭の事情などで、幼稚園を転園することが決まったとき、どうすればいいのか悩みますよね。できれば子どもがスムーズに新しい幼稚園へ入園できるようにしたいもの。今回は幼稚園の選び方や、転園の手続き方法、注意点について説明します。

転園する手続きについて

家庭の事情で転園が決まったら、どういった手続きが必要なのでしょうか?

幼稚園の転園手続きとしては、以下のような手順が一般的です。

  1. 転園先の幼稚園を探す
  2. 入園が可能か問い合わせる
  3. 現在の園に退園することを伝える
  4. 転園先が見つかったら書類を準備する
  5. 各園に書類提出

転園には自治体で発行される書類だけではなく、現在通っている園の在園証明書などが必要な場合もあります。

項目ごとに詳しくご紹介します。

転園先の幼稚園を探す

転園する幼稚園は複数候補を見つけておきましょう。

年度初めの4月であれば定員が変わりやすく、入園できる可能性は高まりますが、年度途中は定員オーバーのため受け入れできない場合もあります。

幼稚園を選ぶ際には、幼稚園を知ることができる見学が大切です。

時期や場所によっては転園先の幼稚園を見学することが厳しい場合もありますので、
園のホームページだけではなく、口コミサイトやSNSで行事の様子をあげているママ、パパをチェックしてみるのもよいでしょう。

また、転園先を早く見つけたいあまり、おろそかになってしまいがちですが、以下の点はしっかりチェックすることをおすすめします。

  • 教育方針や園の方針が子どもにあっている
  • 幼稚園にかかる費用
  • 仕事をする場合預かり保育に対応しているか

入園が可能か問い合わせる

転園を希望する幼稚園に入園が可能か問い合わせましょう。

もし見学ができるとのことであれば、見学時に入園可能か確認できます。

入園可能か問い合わせる際には、入園にあたって「入園考査」や「面接」があるのか、確認しておくとスムーズです。

自治体によっては、転園したい旨を伝えると定員に空きのある幼稚園を紹介してくれる場合もあるので、転入先の自治体に問い合わせてみるのもよいですね。

現在の幼稚園に退園する旨を伝える

退園1ヶ月前までには、現在通っている幼稚園に退園することを伝えます。

新しい幼稚園に転園する際に必要となる在園証明書を用意してもらい、親も園に対して退園届を提出します。

退園時に今まで払っていた卒園積立金や、月途中の退園による授業料の日割り計算分がどうなるかは、園によっても対応は異なります。

お世話になった先生やママ友、子どもの友だちへの挨拶も直前にならないよう、済ましておくとよいですね。

転園先が見つかったら、必要書類や道具などを揃える

転園先の幼稚園に入園するために必要な書類を揃えて、期日までに送付しておきます。

園や自治体によって必要な書類が異なるので必ず確認しておきましょう。

  • 入園願書
  • 住民票
  • 通っている幼稚園の在園証明書

以上の書類の提出を求める幼稚園が多いです。

転園の注意点

上記でも説明しましたが、転園にあたって、注意しておきたい点がいくつかあります。

複数の候補を考える

年度途中での転園の場合、定員オーバーのため入園が厳しい場合があるため
転園先の幼稚園の候補は複数あげておき、優先順位をつけておきましょう。

万が一定員オーバーで年度途中の入園できなくても、4月からであれば入園できる可能性があるため、1月や2月に引っ越しという場合は4月まで入園を待つという手もあります。

教育方針などを確認する

子どもの教育方針は幼稚園ごとにかなり違います。

遊びを中心にのびのびとした幼稚園もあれば、机上での学習中心でお受験対策に徹底した幼稚園もあります。

今まで通っていた幼稚園と方針が180度変わってしまうと、子どもも困惑してしまいます。

ですが、逆に「前の園はこんなところが物足りなかった」という視点で探してみるのも一つの手です。

幼稚園生活がまだ短い年少児であれば、多少の変化に子どもも柔軟に対応しやすいでしょう。

入園準備品を確認する

幼稚園の場合、指定の制服やカバンを揃えなければいけません。

ですが、年長児など卒園が近い場合、以前使っていた幼稚園のカバンを認められるなどの場合もあります。

新しいものをできるだけ購入したくないのであれば、比較的園指定のものが少ない傾向にある公立幼稚園や、保育園や認定こども園を選択するという手もあります。

まとめ

急な引っ越しや転勤で、書類が必要になったり転園先を探したりと親も大変ですが、同時に新しい幼稚園に通うことになる子どもも、ストレスがかかりやすいです。

事前に幼稚園がかわること、幼稚園をかわる理由、新しい幼稚園はどんなところか、どんな楽しいことが待っているかを説明しておきましょう。

できれば書類提出や見学などに、子どもも一緒に足を運んでおけるといいですね。

また、現在通っている幼稚園の先生や仲のよい友だちと相談して、簡単なお別れ会を開くのもいいでしょう。

最近はSNSも普及しており、引っ越した先でも定期的に連絡を取り合えるといいですね。

転園以外にも引っ越しや転勤に伴ってやることは多いもの。余裕を持って転園の準備を進めていきましょう。

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