幼少期とはいつまでの期間?意味や使われ方・子どもの特徴を解説
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幼少期の定義や期間はいつからいつまで?
幼少期には、いつからいつまでという期間は定義されていません。
幼少期の意味や幼少期と似ている言葉について詳しく解説していきます。
「幼少期」の定義はなし
幼少期とは「幼い子どもの時期」をあらわしている言葉であり、具体的な年齢の定義はありません。
そのため、「幼い頃」や「子どもの頃」といった表現と同じように、人によってイメージする年齢や時期が異なる場合があります。
「幼少期」は12歳くらいまでを指すことが多い
幼少期には、いつからいつまでといった範囲は定められていませんが、「幼い子どもの時期」ということで、幼児期および学童期である1歳から12歳くらいまでの期間の子どもをイメージする場合が多いでしょう。
いつの時期かを詳細に伝える必要のある場面では、別の言葉や年齢で補足しましょう。
「幼少期」と似た言葉・類語
幼少期と似ている言葉に「幼年期」「幼児期」があります。
どちらも「幼いころ」をあらわす言葉ですが、どのように使用されているのでしょうか。
◼︎幼年期
厚生労働省による「健康日本21」においては「幼年期」を0~4歳としています。「幼年期の遊び」などと文章の中で用いられることが多いでしょう。
◼︎幼児期
児童福祉法において「幼児」は1歳から小学校就学の始期に達するまでの者と明示されています。
「幼児期に自律性が発達する」というように、保育や教育に関する文章の中で用いられることが多いです。
乳児(満1歳に満たない者)の期間と合わせて、乳幼児期とあらわされることもあります。
「幼少期」と「児童」の違いとは
「幼少期」に法的な定義はありませんが「児童」は法律上明示されています。
児童福祉法において「児童」は18歳未満の者であり、その中で乳児・幼児・少年に分けられます。
学校教育法では満6歳に達した日の翌日以降における最初の学年の初めから、満12歳に達した日の属する学年の終わりまでの者を「学齢児童」と定めています。
そのため「児童」とは18歳未満の者でも特に、小学生のみを指して使われることも多いです。ニュースでは、小学生は「児童」、中学・高校は「生徒」というように、原則として学校教育法の条文などに準じて使い分けられています。
幼少期の使い方・場面
「幼少期」という言葉は、日常会話よりも改まった場面で使用されることが多いです。
どのような場面で、どう使われているかみていきましょう。
「幼少期」は改まったシーンで使われる
テレビや雑誌のインタビューなどで「幼少期の思い出」などとよく用いられています。
このように日常会話よりも改まった場面で使われていることが多い言葉になります。丁寧な言い方ともとれるため、目上の人にも使いやすい表現です。
身分の高い人に使うのは「幼少のみぎり」
「みぎり」とは「頃」、「時」といった意味をもつ言葉です。
主に高貴な人物の幼いころを意味する言葉として「幼少のみぎり」が用いられることがあります。
「◯◯様はご幼少のみぎりにフランス語を習得した」というように使われます。日常会話で使用されることはほぼないため、初めて目にする人も多い言葉でしょう。
子どもを表すほかの呼び方と定義とは
幼い子どもの時期を表す言葉は、幼少期だけでなくほかにもあります。場面によって呼び方が異なるため、場面ごとにみていきましょう。
幼稚園・保育園での呼び方
法律で定められた呼び方ではありませんが、幼稚園や保育園に通っている子どものことを「園児」と呼びます。
その中でも保育用語ですが、3歳以上は「以上児」、3歳未満は「未満児」と呼ばれています。
児童福祉法においてはどちらも「幼児」とされる年齢になります。
教育学での呼び方
学校教育においては、子どもたちのことを児童生徒と表現することが多いです。
学校教育法では小学校に通学する年齢の者を「学齢児童」、中学校に通学する年齢の者を「学齢生徒」と定めています。
そのため、小学生は児童、中学生や高校生は生徒と呼びます。
病院・公共機関での呼び方
病院では「小児科」「小児病棟」など子どものことを小児と表現することが多いです。
また、公共交通機関でも「小児料金」などと用いられていますよね。しかし幼少期のように、はっきりと年齢が明示されている語句ではありません。
小児科は「15歳まで」が一般的ですが、公共交通機関などにおける小児料金は「12歳未満」とされていることが多いです。
その時々で、どの年齢のことを指しているか注意して確認するようにしましょう。
幼少期の子どもの特徴とは?
幼少期に年齢の定義はありませんが、ここでは0~12歳頃までの子どもの特徴についてみていきます。
子どもの健やかな成長のために、それぞれの時期でどのような関わりが大切かおさえておきましょう。
乳幼児期
乳幼児期は、身近な人との愛着を形成し、人に対する基本的な信頼感を獲得する時期です。
身近な人と関わることで、興味・関心の対象を広げ、認識力や社会性を発達させていきます。そのため、子どもの欲求に応え、信頼感を高める関わりが求められます。
また、体の発達とともに食事や排泄などの自立が可能となる時期です。食事・排泄・着替えなどの方法を教え、子どもが自分でやる機会を積極的に作れるとよいですね。
遊びなどによる体験活動からは、道徳性や社会性の基礎を学びます。人や物・自然などを全身で感じさせましょう。そして、子ども同士の遊びなどを通した体験を大切にしてあげるとよいとされています。
学童期(小学校低学年)
この時期は、大人の言うことを守る中で、善悪についての理解と判断ができるようになります。
言語能力や認識力も育まれ、自然などへの関心が高まります。
周りの大人は、規範意識を育てる大切な時期であることを自覚し、お手本を示すことで、集団や社会のきまり・ルールを守る態度を育てることが大切です
また、文化や芸術、スポーツや自然などに触れて、様々な体験をすることで、自然や美しいもの触れる機会を作るとよいでしょう。
学童期(小学校高学年)
身体も大きく成長し、自分のことを客観視したり、自己肯定感を持ちはじめたりする時期です。
発達の個人差も目立つようになり、劣等感を持ちやすくなる時期でもあります。
家族の一員として役割をもたせたり、学習や手伝いなどを経験させたりすることで、自分が必要とされていると感じることができるような関わりが求められるでしょう。
周りの大人が積極的にチャンスを与えて承認することも大切です。そのため、少し困難なことや今までできなかったことをやり遂げるよう支援する必要があります。
手を出し過ぎるのでなく、子どもが自分の力でできたと思えるようサポートしましょう。
他者との関係の中で自分のことを考えたり、他者への接し方を考えるようになるため、仲間との関係を把握し、よき相談相手となったり、地域行事や体験活動に積極的に参加したりと支援していきましょう。
幼少期の経験の影響
幼少期に「自然体験」や「友だちとの遊び」などの体験が豊富な人ほど、成長したときに規範意識や職業意識が高まり、意欲的な大人になることが研究から示されています。
「子どもの頃の体験が豊富な大人」にみられる傾向
- やる気や生きがいを持っている人が多い
- 「丁寧な言葉を使うことができる」といった日本文化としての作法・教養が高い
また、自己肯定感を持ちはじめ、社会性が育まれるこの時期に、虐待やトラウマ体験を経験すると、成人後にネガティブな情報に対して注意を過度に向けたり、注意を過度に逸らすというように、注意の向け方が不安定になってしまうということも分かっています。
「幼少期」に正確な範囲の定めはなし
幼少期は、いつからいつまでの時期であるとはっきり示されてはいませんが、子どもの成長や発達にとって重要な時期だということは確かです。
幼少期の子どもの特徴や関わり方を踏まえて、子どもと接することができるとよいですね。
- 幼少期は「幼い子どもの時期」をあらわすが年齢の定義はない
- 日常会話よりも改まった場面で使用されることが多い
- 幼い子どもの時期を指す言葉にはさまざまなものがある
- 幼少期は、時期によって発達課題や特徴が異なる
- 幼少期の経験はその後の人生においても影響を及ぼす
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