【伝統・今ドキ】初誕生祝いの方法まとめ!一升餅やプレゼント、食事も解説
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初誕生とは?
初誕生とは、生まれて初めて迎える誕生日、つまり1歳の誕生日をお祝いする風習です。
1歳を迎えるまで生きてこられたことを喜び感謝し、これからも健やかに成長してほしいと願って、盛大にお祝いします。
初誕生祝いの方法
地域によって多少の違いはあるものの、初誕生には昔からのしきたりとしてのお祝い方法があります。
しかし、時代とともに家族の形や考え方も変わり、お祝いの方法も変わってきています。では、昔と今を比べながらお祝いの仕方を見ていきましょう。
誰を呼ぶ?
昔は、初誕生祝いには親戚やご近所の方を招待し、盛大なお祝いをするのが一般的でしたが、最近では、ママ・パパ主催で行い、両家の祖父母を呼ぶくらいの規模が主流です。
どこでする?
昔は父方の実家での同居が多く、父方の実家で行うことが一般的でしたが、最近では、自宅、母方の実家、父方の実家、レストランなど、場所の選択肢はたくさんあります。
レストランで行う場合は、小さい子どもがいても過ごしやすい個室のあるお店を選ぶ場合が多いようです。
部屋は、風船やタペストリー、ガーランドなどを使って華やかにかわいらしく飾り付けることも。また、お誕生日に旅行へ行き、非日常的な旅先で祝う家庭もあります。
食事は?
昔は、お赤飯や尾頭付きの鯛など縁起のよい料理でお祝い膳が振る舞われることが一般的でした。
最近は、大人用の食事は、肉・魚問わずジャンルもさまざまで、いつもより豪華な料理を用意する傾向にあります。ちらし寿司や手巻き寿司は年齢を問わず人気です。
味付けを薄くし、具材を選べば1歳の子どもも一緒に食べることができますよ。子ども用の食事は、好物をキャラクターや乗り物などに見立てて盛り付け、お誕生日プレートにしてもよいでしょう。
お祝いのケーキは?
お祝いの席なのでケーキも用意したいところですが、1歳はまだ一般的な市販のケーキは食べられないため、手作りが基本です。
生クリームの代わりに水切りヨーグルトを使ったり、土台の部分にパンケーキを使ったりして、いちごなど子どもの好きなフルーツをトッピングして作れます。
1歳でも食べられるケーキの詳しいレシピはこちらの記事を参考にしてくださいね。
かわいいトッパーを用意すれば、手作りケーキも華やかになりますよ!ただし、トッパーは子どもが口に入れると危険なので注意しましょう。
1歳の子どもは食べることができませんが、ケーキの飾り付け用にかわいいアイシングクッキーをオーダーしてもよいですね。
主役の1歳の子どもの食事は手作りとなるため、大人用の食事は仕出しなどを利用し、負担を軽くするのもよいかもしれませんね。
初誕生日のお祝いですること
初誕生のお祝いで昔から行われているのが一升餅や選び取りです。
最近でも、一升餅や選び取りをする家庭は多いものの、その方法は時代に合わせて少しずつ変わっており、スマッシュケーキなど新しいお祝いの仕方も増えました。
伝統的なお祝い方法といまどきのお祝い方法を、それぞれ詳しく解説していきます。
一升餅
一升餅は初誕生祝いで昔から行われてきた伝統的な儀式です。地域によって呼び名が違い、誕生餅、餅背負い、力餅と呼ばれることもあります。
一升餅は、1升(10合)のもち米で作った大きな丸餅のことです。一升と一生をかけて「一生、食べ物に困ることなく、健康に、円満に生きていけますように」という願いが込められています。
一般的な一升餅のやり方は、こちらの記事にて動画で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
また、背負う方法以外にも、子どもに草履をはかせて餅を踏ませるなど地域によっては違った方法で行われています。背負った後のお餅は、切り分けて親戚やご近所に配るのがしきたりです。
最近でも一升餅を行う家庭は多いですが、風呂敷ではなくリュックを使ったり、一升パンや一升米、一升大福などで代用したりするケースも増えています。
お餅を使う場合も、保存のしやすさ、配りやすさ重視で個包装の切り餅を2キロ分用意することもあるようです。
選び取り
選び取りは昔から初誕生祝いで行われている儀式です。
子どもの前に数種類のものを置き、何を手にとるかで子どもの才能や将来の職業を占います。
よく使われるアイテムと意味は次の通りです。
- お金:裕福になる、お金に困らない
- そろばん:数字に強い、商売繁盛、商人になる
- 筆:物書き、芸術家
- 箸:食べ物に困らない、料理人・定規:大きな家を建てる
- 本:博識、成績優秀
- ハサミ:服飾業、衣装持ちになる
- ボール:運動神経がよい、スポーツ選手
- 楽器:音楽家、アイドル
最近では、そろばんのかわりに電卓を使ったり、スマホを「IT関係に就く」という意味で使ったりする場合もあります。
時代とともに選び取りに使うアイテムや解釈は少しずつ変わってくるでしょう。しきたりを気にしすぎず、オリジナルのアイテムを使ってみるのもおもしろいですね。
本来ならば実物を並べて行う選び取りですが、最近はアイテムの絵が描かれたカードで選び取りをする家庭も増えています。
カメラマンによる撮影
1歳の誕生日を記念してのバースデーフォト。せっかくだからとプロのカメラマンに依頼する家庭も増えています。
子ども単体の写真はもちろん、家族写真も撮るケースが多いようです。衣装にもこだわって、ちょっと気取ったスーツに挑戦したり、プリンセス風のドレスで着飾ったりしても楽しいですよ。
スタジオ撮影が多数派ですが、子どもの自然な姿や動きのある写真を撮るのであればロケーションフォトもおすすめ。
人気のカメラマンやスタジオは先々まで予約が埋まっていることも珍しくありません。誕生日に近い日程での撮影は、数ヶ月前からの予約が確実です。
おうちスタジオでの撮影
セルフで撮る自宅での記念写真も、1歳記念ということで気合いを入れて準備するママ・パパが多いようです。
風船やタペストリー、ガーランドを使って飾るのはおうちスタジオの定番中の定番でしょう。
最近は、モノクロ背景の自作フォトブースも人気。モノクロ背景の作り方は次の通りです。
- 背景を大きい子どもの写真で埋めるために写真が何枚必要なのか計算する
- 生まれた日からの写真の中でのお気に入りを枚数分ピックアップ
- モノクロでコピー用紙にプリントアウト
- 壁一面(もしくは床にも)貼り付ける
モノクロ背景の前に1歳になった我が子を座らせてみたら、それだけで生まれてからの思い出が蘇り胸がいっぱいになってしまいますね。
数字の1のバルーンや命名書、お誕生日プレゼントなどと一緒に撮影するとよりオリジナリティあふれるバースデーフォトができます。
手形・足形記録・成長時計・アルバム
成長の記録を残すものとして、手形・足形や成長時計も人気です。
手形・足形専用のインクも販売されていますが、水性絵の具でも可能です。出産時に産院で記念に手形足形をとっていることも多いので、比較して成長を感じるのもよいでしょう。
手形・足形は、かわいくアートにして飾ったり、スケッチブックに定期的に残したりするのもいいですよ。
成長時計とは、0ヶ月から11ヶ月の写真をアナログ時計の文字盤に当てはめたもの。子どもの名前、出生日時、出生体重や身長なども入れてデザインし印刷、ポスターにします。
手形・足形と成長時計を1枚に合わせてもOK。バースデーフォトの撮影小物として使うこともできますよ。
他には、誕生からの写真から選りすぐりベストアルバムを作成したり、写真や動画をテレビ画面などでみんなで見ながら1年を振り返ったりするのもおすすめです。
スマッシュケーキ
もともとは海外のならわしですが、最近は日本でも話題になっているスマッシュケーキ。やり方は次の通りです。
- ケーキを子どもの前にまるごと置く
- 子どもに好きなように汚れるのも気にせず手づかみでケーキを食べてもらう
スマッシュケーキの醍醐味は、大きなケーキをまるごと目の前に置かれたときの子どもの反応、そして、ケーキを手づかみでクリームにまみれながら豪快に食べる様子です。
用意したケーキを完食するのは難しく、上手にケーキを食べられなくて泣いてしまったり、クリームにまみれることが嫌で泣いたりする子もいます。
しかし、その全てをイベントとしてみんなで楽しむのがスマッシュケーキのイベントです。
初誕生日祝いのプレゼントのおすすめは?
初誕生のお祝いでは、絵本、おもちゃ、洋服、靴、食器、カトラリーなどが喜ばれます。
洋服や靴は、サイズを事前に確認し、半年先くらいに着ることができるものを贈りましょう。
1歳の誕生日プレゼントとしておすすめのおもちゃは、積み木、音の出る図鑑、お絵描きボード、室内アスレチック、シロフォンやピアノなどの楽器のおもちゃです。
口に入れても危険ではないものを選び、音が出るおもちゃや大型のおもちゃは、パパママに相談してから贈りましょう。
一升餅をするのであれば、背負うときに使うリュックを贈るのもアリ。せっかく用意しても一升餅が入らないこともあるので、リュックのサイズは確認必須です。
初誕生日のお祝い金の相場は?
初誕生のお祝いの相場は、祖父母の場合は1万円~2万円、祖父母以外からの相場は3,000円~1万円です。
お祝いは現金で渡すこともあれば、プレゼントを贈ることもあります。プレゼントに追加して現金を贈るケースもあり、家庭により大きな差があります。
お祝いをいただいたときのお返しはどうする?
お祝いをいただいた場合、お祝いの席に招待し食事をふるまうことがお返しとなります。
遠方などの理由で、初誕生祝いに不参加の場合は、内祝いとしてお返ししましょう。内祝いの金額は、いただいたお祝いの3分の1から2分の1が目安です。
高額なお祝いをいただいている場合はこの限りではなく、金額は気にせず内祝いを選んでかまいません。
相手の好みやライフスタイルに合わせて、お菓子や飲み物、食品などを贈りましょう。名入れギフトもおすすめです。
のし紙は紅白の蝶結びかあわび結びを選び、表書きは内祝、子どもの名前で贈るのがマナーです。
初誕生日をお祝いするときのポイント
初誕生日は特別な記念日です。お誕生日を楽しく過ごすために意識するとよいポイントをお伝えします。
準備は早めに始める
初誕生祝いの準備は、早めが基本です。一升餅なども名入れオーダーの場合は、届くまでに日数がかかります。
また、写真撮影の予約も直前はとれないことが多く、人気のカメラマンは数ヶ月前からの予約が必要な場合も少なくありません。
プレゼントの商品もタイミングによっては欠品もあり得ます。部屋の飾り付けに使うバルーンやトッパーも、「1」は人気のため品切れになりやすく早めに確保しておくのがおすすめ。
初誕生祝いは、準備品が多い上に、手作りするものも多くあります。スケジュールには余裕を持ち、準備できるときに少しずつ準備を進めておいてくださいね。
1日に予定を詰め込みすぎない
一升餅や選び取り、写真撮影に食事会と、お誕生日当日に全ての予定を詰め込んでしまうと子どもは疲れてしまいます。
招待客がいなくてもできることは別日に行うなど、2、3日に予定を分けるのも1つの手です。
動画もたくさん撮っておく
せっかくのお誕生日イベントなので、写真はたくさん撮ると考えられますが、可能であれば、動画にもおさめておきたいところ。
一升餅や選び取り、スマッシュケーキは、特に動画での記録がおすすめです。大人が多くいるのであれば、事前に写真担当と動画担当を決めておくとよいでしょう。
撮影係とは別に、子どもの近くで安全を確保する係も必ず配置してくださいね。三脚を活用してビデオは回しっぱなしにしてもよいでしょう。
家族みんなで素敵に過ごしましょう
1歳の誕生日は、人生の中でも特別な意味を持つ誕生日です。
しかし、一升餅、選び取り、お食事会の全てをしなくてはいけないわけではありません。しきたりにこだわらない家庭も増えているので、お祝いの方法は各家庭で相談して決めましょう。
愛と笑顔があふれる初めてのお誕生日を過ごしてくださいね。
- 1歳の誕生日は特別なお祝い
- お祝いの方法は、時代とともに変化し多様化している
- 各家庭で相談して方法を決めるのがベスト
- 準備は余裕のあるスケジュールで
- 当日は写真だけでなく動画もしっかり撮ろう
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