妊婦は豆乳を飲んでもいい?妊娠中に豆乳を飲むときの注意点やメリットについて解説
栄養価が高く、ヘルシーな食品と言われている豆乳。
牛乳と比べても、低カロリーでタンパク質や葉酸に富み、妊娠中に適した食品です。
その一方で、赤ちゃんのアレルギーへの影響やイソフラボンの摂取による妊娠経過への影響を心配する人もいます。
この記事では、妊婦が豆乳を飲んでいいのか、飲む際の注意点などを解説します!
栄養価が高く、ヘルシーな食品と言われている豆乳。
牛乳と比べても、低カロリーでタンパク質や葉酸に富み、妊娠中に適した食品です。
その一方で、赤ちゃんのアレルギーへの影響やイソフラボンの摂取による妊娠経過への影響を心配する人もいます。
この記事では、妊婦が豆乳を飲んでいいのか、飲む際の注意点などを解説します!
妊婦は豆乳を飲んでも大丈夫!
妊婦が豆乳を飲んでも問題ありません。ただし、水やお茶のようにガブガブと飲むのはやめましょう。
豆乳にはカロリーがあるため、体重増加の原因になってしまいます。できるだけ、砂糖などが加えられていない成分無調整のものを選びましょう。
また、豆乳に含まれるイソフラボンは、妊娠中のサプリメントによる追加摂取が推奨されていない成分です。
豆乳を1日にコップ1杯程度なら毎日飲んでも問題ありませんが、飲み過ぎには注意しましょう。
妊娠中の豆乳に関する疑問
妊婦が豆乳を飲んではいけない理由として、アレルギーと大豆イソフラボンの摂取のリスクを心配する人もいるようです。
ここからは、妊婦が豆乳を飲むことについてのよくある疑問にお答えします。
赤ちゃんがアレルギーを起こす心配はないの?
妊婦が豆乳を飲むと、生まれてくる赤ちゃんに大豆による食物アレルギーが起こるのではないかと考える人もいます。
しかし、豆乳を飲むと生まれてくる赤ちゃんにアレルギーが発生するという科学的な根拠はありません。
逆に、妊婦さんが妊娠中に大豆を避けても、子どもの食物アレルギー発生率が低下することもありません。
妊婦がイソフラボンを摂取してもいいの?
妊婦が、大豆イソフラボンをサプリメントなどで追加摂取することは推奨されていません。
しかし、大豆イソフラボンの1日の摂取目安量は70~75mg/日とされているため、コップ1杯程度の豆乳なら問題ありませんよ。
妊娠中に豆乳を飲むメリット
豆乳は牛乳と比べても低カロリーで、脂質や炭水化物が少なく、タンパク質が多い食品です。良質なタンパク源として、メリットのある食品です。
豆乳100g当たりと牛乳100gあたりの栄養成分は次の通りです。
豆乳100gあたりの栄養素
エネルギー:44kcal
タンパク質:3.6g
脂質:2.0g
炭水化物:3.1g
普通牛乳100gあたりの栄養素
エネルギー:61kcal
タンパク質:3.3g
脂質:3.8g
炭水化物:4.8g
ただ、カロリーが低いと言ってもゼロではありません。妊娠中に飲み過ぎると体重が増える可能性があります。
豆乳には種類がありますが、無調整豆乳でフレーバーのついていないものを選ぶといいですね。
調整豆乳やフレーバーのついた豆乳飲料は、砂糖やコーヒーなどが加えられており、思わぬところで糖質やカフェイン、カロリーを摂取してしまうことになります。
妊娠中でも気をつけながら豆乳を楽しもう!
栄養価の高い豆乳は、妊娠中でも楽しんでもらいたい食品のひとつです。
特に豆乳に含まれる葉酸は赤ちゃんの発育に役立つ栄養素なので、メリットがあると言えます。
ただし、イソフラボンやカロリー、糖質の過剰摂取を避けるため、飲みすぎや選び方に注意しましょう。
- 妊婦が豆乳を飲むときのポイント
- 豆乳には大豆イソフラボンが含まれるため、飲みすぎに注意
- 豆乳は1日1杯程度にしましょう
- 調整豆乳やフレーバーつきではなく、無調整豆乳を選びましょう
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