妊婦はシナモンを食べてもいい？摂取量の目安や胎児への影響、子宮収縮効果について解説！

シナモンはクスノキ科ニッケイ属の常緑樹の皮を乾燥させたもので、ほんのり甘い香りが特徴のスパイスです。

樹皮を乾燥させた状態のシナモンスティックと粉状にしたシナモンパウダーがあり、用途に合わせて使い分けます。

シナモンは甘みを引き立てる香りが特徴なので、お菓子や飲み物に使われるほか、煮込み料理の香り付けに使われることもありますよ。

具体的には、アップルパイやシナモンロール、チャイなどに使われることが多いです。

一般的に料理やお菓子に使われる程度の量であれば、妊娠中にシナモンを食べても問題ありません！

ただし、過剰摂取やサプリメントなど成分が濃縮された形での摂取には注意が必要です。

妊娠中のシナモンの摂取は1日1gを上限にするとよいでしょう。

シナモンは香り付けとして使用されることが多く、ほとんどのメニューで使用量は1g未満と考えられるため、妊娠中にシナモンを使った食品を口にする分には大きな問題はないと言えます。

シナモンの人体への影響についてはわかっていないことが多いのですが、妊娠中や授乳中の摂取による悪影響が懸念されています。

厚生労働省は「妊娠中または授乳中に食物に使用される通常量よりも大量のセイロン・シナモンを妊娠中に摂取した場合、安全ではない可能性があります。」としています。[*1]

また、ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、妊娠中にシナモンに含まれるシンナムアルデヒドを過剰摂取すると胎児の奇形などを引き起こす可能性を示唆しています。[*2]

子宮収縮を引き起こすという説もありますが、こちらは医学的な根拠はありません。

妊娠中は胎児への影響を考えて、サプリメントなどの成分が濃縮された形での摂取や大量の摂取は避けた方がよいでしょう。

シナモンを含むかどうかに関わらず、サプリメントの摂取に関しては、妊娠中は医師の指示を仰ぐようにしましょう。

妊娠中にシナモンを使った食品やサプリメントを飲んでしまった場合でも、お腹の張りや出血など、体調に変化がなければ必要以上に心配しなくても大丈夫でしょう。

シナモンを使った食事に関しては通常の食事の範囲内の使用量であれば特に気にしなくても問題ないとされています。

サプリメント等でシナモンを摂取したとしても必ず赤ちゃんに影響を与えるとは限りません。

心配な場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。

シナモンの妊婦や胎児への影響についてはわかっていないことが多いですが、胎児への影響も懸念されています。

そのため、妊娠中は過剰摂取やサプリメントでの摂取は避けるようにしましょう。

お菓子や飲み物、料理に一般的に使われる程度であれば問題ありません。

過剰に意識する必要はないので、ストレスにならないよう適度に楽しんでくださいね！

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