妊婦は生ハムを食べてもいい?妊娠中の生ハムのリスクと注意点について解説
妊娠中は、生ものなど食べられないものが多くありますが、生ハムもその1つです。
食中毒のリスクがあるだけではなくお腹の中の赤ちゃんにも影響する可能性があるため、そのリスクについてよく知っておきましょう。
この記事では妊娠中の生ハムのリスクについて解説します。
妊娠中は、生ものなど食べられないものが多くありますが、生ハムもその1つです。
食中毒のリスクがあるだけではなくお腹の中の赤ちゃんにも影響する可能性があるため、そのリスクについてよく知っておきましょう。
この記事では妊娠中の生ハムのリスクについて解説します。
妊婦は生ハムを食べてはダメ!
妊娠中は生ハムを食べないようにしましょう。
生ハムには、リステリア菌という食中毒の原因菌が付着しているおそれがあるためです。
リステリア菌とは?
リステリア菌は食中毒菌のひとつです。
冷蔵庫に長期間保存され、加熱せずにそのまま食べられる食品が感染源になり、
生ハムやナチュラルチーズ、スモークサーモンなどの食品に付着している可能性があります。
免疫力が低下している妊婦さんは通常の成人よりも感染率が高く、敗血症や髄膜炎など重篤な状態(リステリア症)になることがあります。
また妊婦が感染すると、リステリアが胎盤や胎児へ感染し、流産のリスクを高めたり、生まれたあとも新生児に影響を及ぼします。
これらのリステリア菌のリスクを避けるために、妊娠中は生ハムを避けるようにしましょう。
塩分の量にも注意
生ハムを避けた方がいい理由に、塩分が多いことも挙げられます。
妊娠中は、むくみや妊娠高血圧症候群のリスクを避けるために、塩分を摂り過ぎないようにする必要があります。
厚生労働省は、成人女性の1日の塩分摂取目標量を6.5g未満としています。
生ハム100g中には2.8gの塩分が含まれており、1日の摂取上限目標の半分に迫る量です。
塩分の摂取過多を防ぐ観点からも、妊娠中に生ハムを食べるのは避けた方がいいでしょう。
妊娠中に生ハムを食べてしまったら?
「妊娠中に生ハムがダメだと知らず食べてしまった」「まだ妊娠に気がついていない時期に生ハムを食べていた」という人もいるでしょう。
もしも生ハムを食べてしまったとしても、必ずしもリステリア菌に感染するわけではありません。
まずは慌てずに体調を観察しましょう。リステリア菌による食中毒が起こると、数日以内に腹痛や下痢、発熱などの症状が現れます。
食中毒が疑われる症状が現れたときや、体調に変化があった場合には、すみやかに病院を受診しましょう。
妊娠中は生まれてくる赤ちゃんのためにも生ハムを避けよう
リステリア菌のリスクがあるため、妊娠中には生ハムを避けましょう。
もし妊娠中に生ハムを食べたいときは、ロースハムやウィンナーソーセージを代わりに食べてはいかがでしょうか?これらは加熱処理されているので、そのまま食べることができます。ただし塩分が多いため、食べる量には気をつけましょう。
妊婦さん自身と生まれてくる赤ちゃんの健康のために、安全な食事を心がけてくださいね。
- 生ハムは加熱処理されていない
- 生ハムはリステリア菌による食中毒のリスクがある
- 妊娠中は通常時よりリステリア菌に感染しやすく、重症化しやすい
- 妊婦がリステリア菌に感染すると赤ちゃんへに影響を及ぼすことがある
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