妊婦は馬刺しを食べてもいい?妊娠中の馬刺しのリスクと注意点について解説
妊娠中は生肉である馬刺しは避けるようにしましょう。
妊娠中に馬刺しを食べるとトキソプラズマ症に感染することがあり、赤ちゃんが感染すると発育に影響を与える可能性や流産、死産のリスクがあるためです。
この記事では、妊娠中に馬刺しを避けるべき理由や注意点を詳しく紹介します。
妊娠中は生肉である馬刺しは避けるようにしましょう。
妊娠中に馬刺しを食べるとトキソプラズマ症に感染することがあり、赤ちゃんが感染すると発育に影響を与える可能性や流産、死産のリスクがあるためです。
この記事では、妊娠中に馬刺しを避けるべき理由や注意点を詳しく紹介します。
妊婦は馬刺しを食べてはダメ!
妊娠中は、馬肉を生で食べる馬刺しは食べないようにしましょう。
馬刺しには、妊娠中に気をつけたいトキソプラズマなどが存在している可能性があるためです。
赤ちゃんがトキソプラズマ症に感染すると、赤ちゃんの発育に影響を与えたり流産のリスクを高めたりします。
妊婦が馬刺しを避けるべき理由
馬刺しにはトキソプラズマやサルコシスティス・フェアリーという寄生虫が寄生していることがあり、感染症や食中毒を起こす恐れがあります。
特にトキソプラズマは胎児も感染する可能性があるため注意が必要です。
トキソプラズマ症の危険性がある
トキソプラズマ症は、妊娠中に特に気をつけたい感染症です。妊婦さんの身体の中にトキソプラズマという寄生虫が入ることで発症し、胎盤を通して胎児も感染することがあります。
胎児が感染すると、目や脳、肝機能の障害を引き起こしたり、流産のリスクも高めます。
胎児の時に感染したトキソプラズマ症は先天性トキソプラズマ症と呼ばれ、出生時に特に問題がなくても、大人になるまでに症状が現れる場合があります。
トキソプラズマは加熱により死滅するため、中まで火が通った馬肉を妊婦さんが食べるのは問題ありません。
-12℃以下の冷凍によっても死滅しますが、その他の食中毒菌などの危険性もゼロではないので妊娠中は馬刺しを避けた方が安心と言えます。
食中毒の恐れがある
妊婦さんが馬刺しを食べる際は、サルコシスティス・フェアリーという寄生虫による食中毒も懸念されます。
サルコシスティス・フェアリーは犬と馬に寄生する寄生虫で、この寄生虫が多く含まれた馬刺しを食べることで嘔吐や下痢などの症状が現れることがあります。食中毒自体が胎児に直接影響を与えることはないとされています。
しかし、妊婦に食中毒症状が起こることで子宮が収縮したり、体調不良によって胎児に悪影響が出る可能性もあります。
これらのリスクを避けるために、免疫力が下がっている妊娠中は馬刺しなどの生肉を避けましょう。
妊娠中に馬刺しを食べてしまったら?
妊娠中に馬刺しを食べてしまっても、赤ちゃんが必ずトキソプラズマ症に感染するわけではありません。
しかし、馬刺しを食べてしまい、トキソプラズマの感染が心配なときは必ず主治医に相談しましょう。
感染しているかどうかは血液検査で調べることができ、スピラマイシンという薬を使った治療も可能です。
ただし、この薬は赤ちゃんの重症化を防ぐ効果はありますが、赤ちゃんへの感染を完全に防ぐことはできません。
感染を予防するためにも、少しくらいなら食べても大丈夫だろうと思わず、妊娠中は馬刺しを控えるようにしてくださいね。
妊娠中は馬刺しを食べないように注意しよう
妊娠中に馬刺しを食べると、トキソプラズマ症やその他の食中毒に感染する可能性があります。
妊娠中に馬刺しを食べたからといって必ずしも赤ちゃんに影響があるわけではありませんが、一度食べただけでトキソプラズマ症に感染する確率もゼロとは言い切れません。
妊婦さんは馬刺しやその他の生肉を食べるのは控え、感染症や食中毒を予防するようにしましょう。
- 馬刺しはトキソプラズマ症の危険性がある
- 赤ちゃんが感染すると発育への影響や流産、死産のリスクがある
- トキソプラズマは加熱により死滅する
- トキソプラズマ症の他にも食中毒のリスクもある
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