新生児が寝てくれない!考えられる原因と寝かしつけのコツや対策を解説!
「早く寝かせたいのに、なかなか寝てくれない。」「抱っこすると寝てくれるけど、布団に下ろすと起きちゃう」
新生児を育てているママ・パパのなかには、寝かしつけに苦労している人も多いでしょう。新生児が寝ないのは、新生児特有の睡眠リズムや寝室環境などが影響しているといわれています。この記事では、新生児がなかなか寝ない原因や寝かしつけのコツを紹介します。
「早く寝かせたいのに、なかなか寝てくれない。」「抱っこすると寝てくれるけど、布団に下ろすと起きちゃう」
新生児を育てているママ・パパのなかには、寝かしつけに苦労している人も多いでしょう。新生児が寝ないのは、新生児特有の睡眠リズムや寝室環境などが影響しているといわれています。この記事では、新生児がなかなか寝ない原因や寝かしつけのコツを紹介します。
新生児が寝てくれない原因
新生児が寝てくれないときに考えられる原因は、次のようなものがあります。詳しくみていきましょう。
睡眠のリズムができていないから
新生児には昼と夜の区別がなく、大人のような睡眠リズムもまだできていません。2~3時間おきに目を覚ますのは、新生児特有の睡眠リズムです。昼夜の区別がつくようになる生後1~4ヶ月頃になると、生活・睡眠リズムも整って、夜にまとめて寝てくれるようになりますよ。
寝室の環境が睡眠に適していないから
大人であっても、明るすぎる部屋や暑すぎる部屋ではぐっすり眠れませんよね。赤ちゃんがなかなか寝てくれないのには、寝室の環境が影響しているかもしれません。室温や湿度が高すぎる・低すぎる、うるさすぎる、明るすぎるなど寝室の環境が快適でないと、寝てくれないことがあります。
興奮しているから
赤ちゃんを寝かしつける前に遊んでいませんか?寝る直前に遊ぶと、脳が興奮状態になってなかなか寝ついてくれないことがあります。赤ちゃんによっては、テレビの音や食べ物の匂いなどが気になって寝つけないこともあるようです。
おなかがすいているから
新生児は、母乳やミルクを一度にたくさんは飲めません。そのため、すぐにおなかが空いてしまいます。おなかが空くと眠れなくなるのは、大人も赤ちゃんも同じです。赤ちゃんがなかなか寝ついてくれないときは、おなかが空いているのかもしれません。
昼と夜の区別がついていないから
新生児は時間の感覚がまだありません。大人は、朝起きて・昼活動して・夜眠るという生活リズムができていますが、これは体内時計が機能しているからです。しかし、新生児は体の機能がまだ未熟で、体内時計も十分に機能していません。そのため、夜になっても寝てくれないことがあります。
おむつが濡れていて不快だから
赤ちゃんがなかなか寝てくれないときは、おむつもチェックしてみましょう。おむつが濡れていると、寝てくれないことがあります。特に、泣いている場合は不快感を抱いている可能性があるので、おむつが汚れていないか確認してみましょう。
体温が高すぎるから
お風呂に入った後や、気温が高い夏場は、体温がなかなか下がらないため、すぐに寝ついてくれないことがあります。新生児の赤ちゃんはまだ寝返りが打てないため、自分で体勢を変えて背中の熱を冷ますことができません。体温が高いまま布団に下ろしてしまうと、背中が熱くなってしまい、不快に感じて眠れなくなってしまうのです。
体調が悪いから
発熱や鼻づまりといった体調不良があるときも、ぐずって寝てくれないことがあります。湿疹やあせも、虫刺されなどのかゆみでも不機嫌になってしまうことが少なくありません。
新生児が寝ないときの対処法
ここからは、新生児が寝ないときの対処法を紹介します。
寝室の環境を整える
新生児が寝ないときは、まず寝室の環境を整えましょう。寝室はできるだけ薄暗く、静かにしてください。そのうえで、室温を調整しましょう。夏場は26~28℃、冬場は20~23℃が目安です。特に冬場は、暖房を切ったあとも室温が極端に低くならないように注意してください。エアコンを使う場合は、風が赤ちゃんに直接当たらないようベッドや布団の位置を工夫してあげてくださいね。
母乳やミルクをあげる
おなかが空いていて寝ないときは、母乳やミルクをあげましょう。夜間の授乳は、薄暗いまま行うのがポイントです。部屋を明るくしてしまうと、まぶしくて赤ちゃんが起きてしまうことがあります。どうしても明かりが必要な際は、手元だけ照らすようにしましょう。
おむつを替える
おしっこやうんちでおむつが汚れている場合は、おむつを替えてあげましょう。不快感がなくなれば、すんなり寝てくれるかもしれません。
おくるみでくるんでみる
手足をバタバタさせている場合は、おくるみでくるむのも効果的です。おくるみでくるまれると、赤ちゃんはママのおなかにいたときのような安心感から、寝つきがよくなるかもしれません。
ただし、おくるみは赤ちゃんが眠ったら脱がせてあげましょう。おくるみでくるんだままにしていると、赤ちゃんの脚の付け根の関節がはずれてしまうおそれがあります。
将来歩きづらくなったり、手術や治療が必要になったりしてしまうので、おくるみは赤ちゃんが寝るまでの間だけ使うようにしましょう。
おやすみノイズを聞かせてみる
赤ちゃんのなかには静かすぎる環境が苦手な子もいます。これは、ママのおなかのなかでママの血流の音や心音などさまざまな音を聞いていたためです。静かすぎる寝室が苦手な赤ちゃんには、おやすみノイズを聞かせてみましょう。おやすみノイズは「ホワイトノイズ」とも呼ばれ、ママのおなかのなかで聞いていた音に近いノイズ音です。おやすみノイズを聞かせてあげると、安心して寝ついてくれることがありますよ。
寝かしつけのルーティンをつくる
寝かしつけのルーティンをつくるのもとても大切です。毎日同じ流れで寝かしつけを続けると寝つきやすくなります。1日5分の短いルーティンでも寝つきをよくする効果があるといわれているので、赤ちゃんに合ったルーティンを考えてみましょう。
寝やすくするためのポイント
新生児の赤ちゃんが寝やすくするためのポイントは次のとおりです。上手に寝かしつけるために、日常生活では次のことを意識してみてくださいね。
寝やすくするためのポイント
寝る時間・起こす時間を一定にする
寝室は薄暗くする
いつも同じ場所で寝かせる
寝る前に絵本を読み聞かせる
やさしく体をトントンしてあげる
添い寝してあげる
寝かしつけ時にスマホやテレビを使わない
新生児が寝ないときのよくある質問
新生児が寝ないときのよくある質問をまとめました。赤ちゃんが寝てくれないときの疑問や不安を解消しましょう!
新生児が寝ないときは放置しておいてもいいの?
顔色や体温に異常がないならしばらく様子を見てみましょう
顔色や体温に異常がなく、機嫌がよさそうにしているなら、しばらく様子を見てもかまいません。ただし、ママやパパの目が届く範囲で寝かせ、ほったらかしにしないようにしましょう。また、激しく泣いていたり、頻繁に泣いていたりする場合は体調やおむつの状態をチェックしてみましょう。
寝てくれない赤ちゃんのお世話で心身ともに限界!どうすればいい?
かかりつけ医や自治体・助産師会などの相談窓口に相談してみましょう
赤ちゃんがなかなか寝てくれないのは、ママ・パパにとって負担が大きいですよね。「うまく寝かしつけられなくて疲れた」と感じたら、くれぐれも無理はしないでください。まずはかかりつけ医や、赤ちゃんの健康や育児について相談できる窓口に相談してみましょう。
新生児が寝ないときは寝室の環境や体調をチェックしてみよう
新生児は体の機能が未熟なので、大人と違い夜にまとめて寝ることができません。とはいえ、赤ちゃんが寝てくれないと疲れてしまったり不安に感じたりしますよね。赤ちゃんが寝てくれないときは、まず寝室の環境や赤ちゃんの体調をチェックしてみましょう。寝室の環境を整え、不快なことを取り除いてあげれば、すんなり寝ついてくれるかもしれません。それでも赤ちゃんが寝なくて不安な場合は、かかりつけの小児科で相談してみてもよいでしょう。
- 新生児が夜にまとめて寝ないのは睡眠リズムができてないから
- 寝室の環境や体調などが原因で寝てくれないことも
- 上手に寝かしつけるにはルーティンを作るのがおすすめ
- 心身ともに限界になる前に医療機関などに相談してみよう
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