ネントレはやらなきゃダメ?しなくてもいい?トレーニングのポイントや進め方を解説
赤ちゃんの寝かしつけに苦労しているママ・パパのなかには「寝かしつけが大変だから、ひとりで眠れるようになってほしい」「抱っこしなくてもすんなり寝てほしい」と考えている人もいるでしょう。
ネントレを試してみようと思いながらも、スムーズに進められるのか不安ですよね。また「ネントレってそもそもどうやるの?」「ネントレはいつからはじめればいい?」と疑問に感じている人もいるかもしれません。この記事では、ネントレをするメリットやはじめるタイミングを解説します。トレーニングのポイントや進め方のコツも紹介しますので、ネントレの不安や疑問解消に役立ててくださいね。
赤ちゃんの寝かしつけに苦労しているママ・パパのなかには「寝かしつけが大変だから、ひとりで眠れるようになってほしい」「抱っこしなくてもすんなり寝てほしい」と考えている人もいるでしょう。
ネントレを試してみようと思いながらも、スムーズに進められるのか不安ですよね。また「ネントレってそもそもどうやるの?」「ネントレはいつからはじめればいい?」と疑問に感じている人もいるかもしれません。この記事では、ネントレをするメリットやはじめるタイミングを解説します。トレーニングのポイントや進め方のコツも紹介しますので、ネントレの不安や疑問解消に役立ててくださいね。
ネントレとは?
ネントレとは、赤ちゃんが決まった時間に眠る習慣を身につけるトレーニングのことです。
多くの場合、乳児期後期からトレーニングをはじめ、1歳頃までに完了させます。
ネントレをすると、次のようなメリットがあります。
ネントレをするメリット
夜中に目が覚めても自分で再び眠ることができる
寝かしつけの手間が軽くなる
ネントレはいつからはじめる?
ネントレを始めるタイミングについては諸説ありますが、生後4~6ヶ月頃が目安とされています。
この頃になると、赤ちゃんは昼と夜の区別がつくようになり、睡眠リズムも整ってきます。ひとりで眠れるようになるので、ネントレをスムーズに進めやすいでしょう。
ただし、赤ちゃんの発達は個人差が大きいもの。生後4~6ヶ月になったら必ずネントレをはじめなければならないという決まりはないので、赤ちゃんのペースに合わせて進めることが大切です。
ネントレのやり方
初めて育児をしているママ・パパのなかには、どのようにネントレをすればいいかわからない人もいるでしょう。ネントレは、主に次の流れで行います。
寝る時間を決める
ネントレを始めるときは、まず寝る時間を決めましょう。
赤ちゃんには、大人より長い睡眠時間が必要です。起きる時間から逆算して、10時間前には寝かせましょう。
寝る時間を決めたら、起きる時間も決めてください。毎朝決まった時間にカーテンを開けたり、照明をつけたりするなどして、自然に目が覚めるようにするとよいでしょう。
寝る前のルーティンを行う
寝る前のルーティンを決めると、ひとりで眠る習慣がつきやすいですよ。寝る準備を毎日のルーティンにすることで、体がねんねモードに切り替わりやすくなります。
ねんねルーティンは、長時間にわたって行う必要はありません。30分程度のルーティンでも効果があるので、赤ちゃんがリラックスできるように絵本を読み聞かせたり、やさしく体をトントンしたりしてあげてください。
赤ちゃんが眠る前に布団に入れる
ネントレ中は、赤ちゃんが完全に眠る前に布団に寝かせ、「寝る場所に来たから寝よう」というルーティンを作りましょう。
そのためにも、寝室の環境や寝具を快適に保つことが大切です。室温・湿度を調整するだけでなく、赤ちゃんが安全にぐっすり眠れる環境を整えましょう。
ネントレを行う際のポイント
ネントレを行う際は、次のことを意識してみましょう。
最初のうちはこまめに様子をチェックする
ネントレをはじめたばかりのころは、こまめに様子をチェックしましょう。ひとりで長時間寝かせるのは危険です。
まずは数分おきに様子を見に行き、間隔を徐々に長くしていきます。寝室に入ると赤ちゃんが起きてしまう場合や、様子を見に行くのが難しい場合などは、見守りカメラを活用するのもよいでしょう。
布団に入ったら抱っこしないようにする
布団に入ったら、泣いてもすぐに抱っこしないようにしましょう。赤ちゃんが泣いたからといってすぐに抱き上げてしまうと、それが刺激になって目を覚ましてしまうことがあります。
数分で落ち着く寝言泣きのこともあるので、まずは様子を見てみましょう。
なかなか泣き止まない場合も、ベッドから抱き上げるのではなく、ベッドに寝かせたままやさしく体をトントンしたり、子守唄を歌ったりすると落ち着いてきますよ。
お昼寝のリズムをつくる
ネントレを始めたら、お昼寝の時間にも気を配りましょう。お昼寝のタイミングが遅くなると夜に眠れなくなります。
ママ・パパの生活音がする場所で、毎日決まった時間にお昼寝するリズムをつくることで、赤ちゃんが夜に寝つきやすくなりますよ。
授乳やおむつ替えのときは明かりを控えめに
生後しばらくは夜間の授乳やおむつ替えが必要です。だからといって、部屋を明るくして授乳やおむつ替えをすると、まぶしさで赤ちゃんが起きてしまうため避けましょう。
授乳やおむつ替えで明かりが必要な場合は、常夜灯や授乳ライトを活用するとよいでしょう。
安全に眠れる環境を整える
赤ちゃんをひとりで寝かせるときは、ベッドの周りにぬいぐるみや毛布を置かないようにしましょう。「寂しがるといけないから」とものをたくさん置いてしまうと、赤ちゃんの顔にかかって窒息してしまうことがあります。
また、育児用品などの固いものも、ぶつかってケガをすることがあるので置かないようにしましょう。
ベッドや布団の周りは常に整理整頓して、赤ちゃんが安全に眠れる環境を整えてあげてくださいね。
ネントレに関するよくある質問
ネントレに関するよくある質問を解説します。ネントレの疑問や不安を解消しましょう!
ネントレは必ずやらなきゃダメ?
ネントレは必ずしなければならないものではありません
ネントレは、絶対にやらなければならないものではありません。しかし、ネントレ自体がママ・パパ・赤ちゃんの負担になってしまうなら、無理にやらなくても問題ありません。ネントレが合わないと思ったら、赤ちゃんが自然とひとりで寝られるようになるまでゆったりと見守りましょう。
赤ちゃんがなかなか寝てくれない!どうすればいい?
まずは寝てくれない原因を探してみましょう
赤ちゃんが寝ないのには、さまざまな原因が考えられます。たとえば、おなかが空いている・おむつが汚れている・部屋の温度が気に食わない・興奮して寝つけない、などがあります。おむつが汚れていないかチェックする・部屋の温度や湿度を調整するなどして、赤ちゃんが快適に眠れる状態をつくりましょう。
途中で起きてからギャン泣き!どうすればいい?
機嫌がいいときに再チャレンジしてみましょう
ギャン泣きしてなかなか泣き止まないときは、ネントレを切り上げて機嫌がよいときに再チャレンジしてみましょう。睡眠のリズムができるまでは、うまくいく日もあれば、思うようにいかない日があるのも自然なことです。「今日はそういう気分じゃなかったんだな」とゆったり構えて、一人ひとりに合ったペースでネントレを進めていけるとよいですね。
ネントレは無理のない範囲・ペースで行うことが大切
ネントレは、必ず行わなければならないものではありません。睡眠のリズムは個人差が大きいので、ママ・パパ・赤ちゃんの無理のない範囲・ペースで行いましょう。
ネントレをはじめる際は、寝る時間やねんねルーティンを決めることから試してみてください。生後しばらくは、ママ・パパの生活リズムを赤ちゃんのリズムに合わせてあげることも重要です。
- ネントレは赤ちゃん眠る習慣を身につけるトレーニング
- ネントレは必ず行わなければいけないものではない
- うまくいかない日があっても深刻に考えすぎないようにしよう
- ママ・パパの負担にならない範囲・ペースで行うことが大切
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