月齢別赤ちゃんの寝かしつけのポイント!なかなか寝ない場合の対処法も解説
「なかなか寝てくれなくて、毎日寝かしつけに苦労している」というママ・パパは多いでしょう。赤ちゃんによっては、寝たと思って布団に下ろすとすぐに目を覚ましてしまうことがありますよね。
この記事では、もう少し早く、もっと手間をかけずに寝かしつけるためのポイントを解説します。赤ちゃんがなかなか寝てくれない場合の対処法も紹介しますので、毎日の寝かしつけを楽にしたい人はぜひ参考にしてくださいね。
「なかなか寝てくれなくて、毎日寝かしつけに苦労している」というママ・パパは多いでしょう。赤ちゃんによっては、寝たと思って布団に下ろすとすぐに目を覚ましてしまうことがありますよね。
この記事では、もう少し早く、もっと手間をかけずに寝かしつけるためのポイントを解説します。赤ちゃんがなかなか寝てくれない場合の対処法も紹介しますので、毎日の寝かしつけを楽にしたい人はぜひ参考にしてくださいね。
寝かしつけは必要?やらなきゃダメ?
寝かしつけは、赤ちゃんがスムーズに入眠するために必要なことです。赤ちゃんは眠るタイミングを自分でまだコントロールできません。眠いのに寝られないことで不機嫌になり、ギャン泣きすることがあります。
赤ちゃんのギャン泣きが続くと、ママ・パパはヘトヘトになってしまいますよね。寝かしつけをすることで、赤ちゃんがすんなり寝てくれるようになるので、赤ちゃんもママ・パパも穏やかに眠ることができるでしょう。
赤ちゃんの睡眠の特徴
赤ちゃんの眠りは、浅い眠り(レム睡眠)が多いのが特徴です。うとうとしている状態に近いので、少しの刺激でも目が覚めてしまいます。
また、新生児期から生後3ヶ月頃までは、まだ昼夜の区別がついておらず、少し寝ては起きることを繰り返しているのも特徴です。1日の大半(15~18時間)は寝ているといわれているんですよ。
1日の睡眠時間は成長とともに少しずつ短くなっていき、1歳頃になると11~12時間程度まとまって寝られるようになります。
スムーズに寝かしつけるためのポイント
ここからはスムーズに寝かしつけるためのポイントを解説します。
寝かしつけのルーティンを決めよう
毎日の「ねんねルーティン」を決めましょう。寝る前に毎日同じことを行うようにすると、ルーティンを行うことで自然と体がねんねモードになります。
短時間のルーティンでも効果があるので、寝かしつけをスムーズにしたいママ・パパは毎日のねんねルーティンを考えてみてくださいね。
日中と夜で生活にメリハリをつけよう
昼と夜で生活にメリハリをつけて、生活リズムを作るのもスムーズな寝かしつけに効果的です。
日中は思いきり遊んで、夜はゆったり過ごすようにすると、赤ちゃんが眠りにつきやすくなりますよ。
寝室の環境を整えよう
寝室の環境も整えましょう。室温や湿度、明るさを整えて、ぐっすり眠れる環境を作ってあげてください。
室温は、夏場は26~28℃、冬場は20~23℃が目安です。冬場は暖房が切れた後も極端に部屋が寒くならないようにしましょう。湿度は、1年を通じて50~60%程度に保つと快適に眠れます。
部屋の明るさは、真っ暗な場所よりも薄暗いところのほうが、赤ちゃんが眠りやすいでしょう。電気をつけなくても赤ちゃんの様子を確認できるので、赤ちゃんが目を覚ましてしまう心配もありませんよ。
気持ちよく眠れる状態を作ろう
赤ちゃんは言葉をまだ話せないので、仕草や泣き声で不快感を訴えるしかありません。
おむつが汚れていたら替える、おなかが空いているようならミルクをあげるなど、赤ちゃんが気持ちよく眠れる状態にしてあげることも、寝かしつけをスムーズにするうえでとても重要です。
月例別の睡眠サイクルと寝かしつけのポイント
ここからは月齢別の睡眠サイクルと寝かしつけのポイントを解説します。
新生児期の睡眠サイクル
新生児期の睡眠は細切れで、昼夜の区別なく1回に2~3時間程度という赤ちゃんが多いといわれています。
夜も2~3時間おきに目を覚ますので、その都度おむつ替えと授乳が必要です。
目を覚ますと、長くて40分程度起きているので、起きている間におむつ替えと授乳を済ませて、寝かしつけるようにしましょう。
新生児期の寝かしつけのポイント
睡眠サイクルを把握する
おくるみを使って安心感を与える
起きて40分経ったタイミングで寝かしつける
生後2〜3ヶ月の睡眠サイクル
生後2~3ヶ月になると、少しずつ昼と夜の区別がついてきて、夜にまとまって眠れるようになります。この頃になると、夜に8時間程度寝てくれる子どもが多いようです。
昼寝の長さやタイミングに個人差が出はじめるのもこの頃。お昼寝は、しなくてもしすぎても夜の睡眠に影響が出てしまうので、1日3~4回・合計4~5時間を目安にお昼寝するようにしましょう。
生後2~3ヶ月の寝かしつけのポイント
お昼寝のタイミングや長さを調整する
ねんねルーティンを決める
寝かしつけに使えるアイテム5選
ここからは、寝かしつけに使えるアイテムを紹介します。赤ちゃんの安全を確保したうえで、使ってみてくださいね。
ガサガサ音がするおもちゃ
ガサガサ音は、赤ちゃんがママのおなかのなかで聞いていた音に近い音だといわれています。
なかなか寝ついてくれないときは、ガサガサ音を赤ちゃんに聞かせてみましょう。安心感から、スムーズに寝ついてくれることがありますよ。
オルゴールやヒーリング音楽のCD
オルゴールやヒーリング音楽のCDもおすすめのアイテムです。
さまざまなCDが販売されているので、気になるものを試してみましょう。
なかには、赤ちゃんがママのおなかで聞いていた音に近い「ホワイトノイズ」を収録したものもあります。
おくるみ
新生児で手足をバタバタさせる場合は、おくるみでくるんであげるのもおすすめです。
おくるみにくるまれると、赤ちゃんはあたたかさや適度な圧迫感、包まれているような安心感を感じます。
ママのおなかのなかにいたときのような感覚を覚えるので、寝つきやすくなるんですよ。
ただし、おくるみでくるんだままにしていると脱臼のリスクがあるので、赤ちゃんが眠りについたらおくるみは脱がせてあげましょう。
絵本
単調なリズムを繰り返す絵本を読み聞かせてあげるのもよいでしょう。
絵本にストーリーは必要ありません。シンプルな言葉を単調なリズムで繰り返すシンプルな絵本がおすすめです。
タオル・ぬいぐるみ
タオルやぬいぐるみに触れると、リラックスしてすんなり寝ついてくれる赤ちゃんもいます。普段から愛用している安心毛布があれば、ベッドに置いてあげましょう。
ただし、新生児のうちは枕元のタオルやぬいぐるみが窒息の原因になることがあります。
安全に寝かせるためにも、1歳を過ぎるまでタオルやぬいぐるみはベッドに置かないようにしてください。
おしゃぶり
寝かしつけにおしゃぶりを使うのもよい方法です。赤ちゃんによっては、おしゃぶりをくわえるとスムーズに寝ついてくれることがあります。
寝かしつけにおしゃぶりを使う際は、寝たらすぐ口から外すほか、ヒモがついていないものを使うようにしてください。
また、歯並びに影響する可能性があるため、歯が生え始めたら卒業しましょう。
寝かしつけに関するよくある質問
寝かしつけに関するよくある質問を解説します。寝かしつけの疑問や不安を解消しましょう!
寝かしつけはいつまで必要?
寝かしつけがいつまで必要かは個人差が大きく、一概にいつまでと言えません
寝かしつけが必要なくなる時期は、赤ちゃんによって異なります。幼稚園入園前に必要なくなる子もいれば、小学生になっても寝かしつけが必要な子もいます。「いつまでやらなければならない」「いつまでに卒業しなければならない」という決まりはないので、子どもの成長に合わせて行いましょう。
寝かしつけのときに動画を見てもいい?
動画を見ると興奮して寝つけなくなることがあるので避けましょう
スマートフォンやタブレットなどで動画を見せると、興奮して目がさえてしまい、寝つけなくなることがあります。動画は日中に見せるようにし、夜は控えましょう。
何をしても寝てくれません!どうすればいい?
体調やおむつの状態を確認してみましょう
何をしても寝てくれないときは、体調が悪かったりおむつが汚れていて不快だったりすることもあります。まずは赤ちゃんの状態をチェックしてみましょう。寝かしつけに悩んだら、医師や助産師、相談窓口で相談してみるとよいでしょう。
お昼寝の時間をなくせば寝かしつけは楽になる?
寝かしつけのためにお昼寝の時間を削ることは避けましょう
子どもは寝ることで成長します。お昼寝も、脳や体の発達に欠かせないものです。寝かしつけを楽にするために、お昼寝の時間を削るのは避けましょう。
子どもの成長に合わせたやり方で寝かしつけてみよう
「なかなか子どもが寝てくれない」と寝かしつけに苦労しているママ・パパも多いでしょう。しかし、寝かしつけは子どもが安心して眠るのに必要なことです。
いつまで必要かは個人差が大きいので一概に言えませんが、子どもの成長に合わせたやり方で寝かしつけを行ってみましょう。
寝かしつけを行う際は、就寝のためのルーティンを作ったり、気持ちよく眠れる環境を整えたりすることが重要です。
おくるみや絵本、おやすみCDなども販売されているので、気になるアイテムがあれば使ってみるのもよいでしょう。
- ママ・パパのストレス緩和のためにも寝かしつけは必要
- 寝かしつけのルーティンを決めることからはじめてみよう
- 赤ちゃんは浅い睡眠を短いサイクルで繰り返している
- なかなか寝てくれないときはおむつや体調をチェック!
- 寝かしつけのためにお昼寝の時間を削るのはNG
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