【医師監修】妊娠検査薬が陰性なのに病院で妊娠が発覚!検査薬の精度や使い方
「妊娠検査薬は陰性だったのに生理が来ないのはなぜ?」「検査薬が陰性でも妊娠の可能性はある?」という悩みを持っていませんか。
実は、妊娠検査薬が陰性でも、病院で妊娠が発覚するケースがあります。
この記事では、妊娠検査薬が陰性になる可能性や検査薬の精度について解説します。
妊娠検査薬が陰性でも妊娠の可能性があるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「妊娠検査薬は陰性だったのに生理が来ないのはなぜ?」「検査薬が陰性でも妊娠の可能性はある?」という悩みを持っていませんか。
実は、妊娠検査薬が陰性でも、病院で妊娠が発覚するケースがあります。
この記事では、妊娠検査薬が陰性になる可能性や検査薬の精度について解説します。
妊娠検査薬が陰性でも妊娠の可能性があるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
妊娠検査薬は陰性なのに生理が来ない……妊娠の可能性はある?
妊娠検査薬が陰性でも、のちに病院で妊娠が発覚するケースはあります。
「生理が1週間以上遅れている」などの症状以外にも、妊娠初期には「体が怠い」「下腹部が痛い」「出血があった」など、体調にいつもとは違う変化が現れる方もいます。
しかし、「生理が来なくて体調にも変化があったので妊娠検査薬を使用したら、陰性が出た」というケースは少なくありません。
正しく使用すれば精度は99%といわれている妊娠検査薬ですが、正しく使用しないと、妊娠していても陽性反応が出ないことがあります。
そのため、検査結果で陰性反応が出た場合でも、妊娠の可能性があることを覚えておくと安心でしょう。
妊娠検査薬が陰性なのに妊娠が考えられるケースとは?
妊娠検査薬が陰性でも、妊娠の可能性があるケースは次の3つが考えられます。
- 生理周期が乱れている
- 妊娠検査薬の使い方を間違っている
- 適切なタイミングで妊娠検査薬を使用しなかった
具体的な例と併せて、それぞれ詳しく解説します。
生理周期が乱れている
生理周期が乱れていると、適切な時期に妊娠検査薬を使用できず妊娠していても陰性になることがあります。
検査薬は「生理予定日から1週間経過後」が使用目安です。
妊娠検査薬は、妊娠している場合に分泌されるhCGというホルモンを検出して妊娠を判定します。
このホルモンは、妊娠していれば生理予定日から1週間後頃に検査に十分な分泌量に達するため、妊娠していると陽性の判定がでます。
しかし、生理不順のように生理の時期が乱れていると、ホルモンの分泌量に適した時期に検査ができず、妊娠していても陰性の判定が出ることがあります。
妊娠検査薬の使い方を間違っている
妊娠検査薬の使い方を間違っていると、妊娠していても陰性が出る可能性があります。
妊娠検査薬は尿の中に含まれるhCGの量を調べ、妊娠しているかどうかを判定します。
正しく使えば99%の精度と言われていますが、使用法を間違うと妊娠しているのに陰性になるなど誤った結果が出ることがあります。
妊娠検査薬で誤判定が出やすい使い方
尿をつける量が多すぎる・少なすぎる
尿をかける場所を間違える
尿をつけてから放置する時間が長すぎる・短すぎる
妊娠検査薬はさまざまなメーカーから販売されており、使い方が異なる場合があります。
検査の際は、毎回説明書を確認し、正しい使用方法を理解して使うようにしましょう。
適切なタイミングで妊娠検査薬を使用しなかった
適切なタイミングで妊娠検査薬を使用しなかった場合も、妊娠しているのに陰性の結果になることがあります。
妊娠しているか気になると、実際に推奨されているタイミングよりも早く検査してしまう人もいます(俗にフライング検査といいます)。
妊娠検査薬が反応するhCGの分泌量は、一般的に妊娠10日前後から増え始め、妊娠4週(最終月経初日から28~34日目)になると、妊娠検査薬で検査可能な量に達するとされています。
フライング検査のようにタイミングが早すぎると、妊娠していてもhCGの量が足りず陰性の判定になる可能性があります。
正しく判定するためには、早く結果を知りたい気持ちを抑えて、適切なタイミングで検査を行うことがおすすめです。
妊娠検査薬が陰性でも病院受診が必要な4つの目安
妊娠検査薬が陰性でも、生理がこなかったり、体調が優れない期間が続いたりするなど、妊娠が疑われる場合は病院を受診してみましょう。
ここでは、検査薬が陰性の場合に迷いがちな、病院を受診する目安をご紹介します。
下腹部に痛みがある
妊娠検査薬が陰性でも下腹部に痛みがある場合は病院を受診するとよいでしょう。
下記のように下腹部に違和感を感じる場合や出血が見られる場合には、病院受診がおすすめです。
- 生理痛のような痛みがある
- 下腹部がチクチクする
- 下腹部がズキズキする
- 鈍い痛みがある
- 違和感や出血がある
「下腹部痛で受診していいのかな?」「ただの生理の出血だったらどうしよう」と悩む方もいるかもしれません。しかし、痛みや違和感がある場合、妊娠以外にも婦人科系の病気の可能性もあります。
いつもと違うと感じた場合には、一度病院を受診してみてもよいでしょう。
生理が予定日から2週間遅れている
生理周期には個人差があり、生理不順の場合もあります。
受診すべき期間は一概に言えませんが、迷った場合には、生理予定日から2週間ほど経っているかを1つの目安にしてみてください。
また、妊娠の可能性については次のような点も参考にしてみましょう。
妊娠の可能性がある生理の遅れ
いつもは規則正しく生理が来るのに今月は来ていない
もともと生理不順だが、今回は大幅に遅れている
生理は来たが、出血量が少ないか期間が短かった
生理が来ないだけでなく倦怠感などがある
体調の優れない日が続いている
妊娠検査薬が陰性でも体調の優れない日が続いている場合は受診を検討しましょう。
妊娠すると、ホルモンバランスの変化によって普段とは違う症状が現れ、体調が優れなくなることがあります。
また、妊娠初期によく見られる症状もあるので、チェックしてみましょう。
妊娠の可能性がある生理の遅れ
体が熱っぽい
体がだるい
眠気がある
腰が痛く重い
吐き気がする
おりものが増えた
出血があった
胸が張って痛い
下痢や便秘になる
はっきりとした症状を自覚していなくても「なんだか体調が優れない」「いつもと違う」など、体調の変化を感じる場面があるかもしれません。
生理が来ておらず、体調が優れない場合は、妊娠初期の可能性もあります。一度病院で相談してみてもよいでしょう。
基礎体温の高温期が続いている
日頃から基礎体温を記録していて、高温期が続いている場合は妊娠の可能性があります。
妊娠検査薬で陰性でも病院の受診を検討しましょう。
高温期とは、基礎体温(人間が安静状態にある場合の体温)の周期の1つです。
基礎体温は低温期と高温期に分けられ、体の健康状態を知るための目安にもなっています。
2週間以上高温期が続き、なおかつ生理が来ない場合は妊娠の可能性があります。
基礎体温の記録を付けている方は、低温期と高温期の期間を再確認し、病院受診の目安の1つにしてもよいでしょう。
病院受診で医師から聞かれる!把握しておきたい3つのポイント
妊娠の可能性があり、病院受診を決めたら健康状態を整理して診察に備えましょう。
病院受診にあたり把握しておきたいポイントを解説していきます。
普段の月経周期と最終の生理開始日はいつか
受診にあたり、普段の月経周期と最終の生理開始日がいつだったか確認しておきましょう。
最終の生理開始日とは、最後の生理が始まった日のことです。病院で妊娠の有無を確認する際に「最終生理開始日」を必ず聞かれるので、あらかじめ把握しておきましょう。
月経周期が不規則だった場合は妊娠週数や出産予定日を修正しなければいけないことも多いので、普段の月経周期についてもすぐに答えられるようにしておくことが大切です。
妊娠と出産の回数は何回か
妊娠と出産回数は何回かも確認されやすい内容の1つです。
妊娠経験に関する質問の例
今まで何回妊娠したか
出産は何回か
子宮外妊娠などの経験はないか
妊娠中や出産時にトラブルはなかったか
出産は普通分娩と帝王切開のどちらだったか
流産の経験はあるか
流産の経験がある場合はどんな状況だったのか
中絶経験はあるか
出産にあたり、妊娠に関連する質問をされることがあります。
流産や中絶経験など答えづらい質問をされることがありますが、母体の状態を把握するための質問なので正直に答えるようにしましょう。
今までかかったことのある病気やアレルギーはあるか
病院の受診にあたり、今までかかったことのある病気やアレルギーについても整理しておきましょう。
一見妊娠とは直接関係ないように感じる病気やアレルギーが原因で、妊娠中や出産の際に思いがけないトラブルになるケースも考えられます。
たとえば、今は落ち着いている持病が妊娠と同時に再発してしまった、服用している薬が妊娠中は使えないものだった、妊娠中にアレルギーが悪化してしまったなど、ケースはさまざまです。
どこまで伝えるか悩んでしまうかもしれませんが、健康状態に心配がある場合は事前に医師に伝えておくと安心でしょう。
妊娠検査薬が陰性だった場合のよくある質問
ここからは、妊娠検査薬が陰性だった場合に気になる疑問についてご紹介します。
妊娠検査薬で陰性が続いても生理が来ません。妊娠している可能性はありますか?
妊娠の可能性はあります。
妊娠検査薬は正しく使用できていないと、妊娠していても陽性反応を示さないことがあります。日を空けて再検査してみましょう。妊娠検査薬が陰性でも、生理が予定日から大幅に遅れている、下腹部痛や出血がみられる、といった場合は他の病気の可能性も考えられるため、早めに病院を受診しましょう。
妊娠検査薬は陰性でした。それでも病院で妊娠が発覚する可能性はありますか?
病院で妊娠が発覚する可能性はあります。
妊娠検査薬を正しく使用できていない場合には、検査薬で陰性でも病院での検査時に妊娠が発覚することがあります。妊娠検査薬の精度は100%ではありません。生理がきていない以上、妊娠の可能性があると考えてもよいでしょう。
妊娠検査薬が100%正しいとは限らない!妊娠の可能性がある場合は病院を受診しよう
妊娠検査薬は、使用タイミングや使い方により、妊娠していても陰性が出ることがあります。
妊娠検査薬で陰性がでたら、日を空けて再度検査をするか、妊娠の可能性がある症状がみられる場合は病院を受診してみましょう。
受診の際は、事前に体調や状況を整理しておくとスムーズですよ。
- 妊娠検査薬が陰性でも妊娠の可能性がある
- 再度検査薬を使う場合はタイミングや使用法を確認しよう
- 妊娠の可能性がある症状がある場合は病院を受診しよう
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