先輩ママ200人に分娩方法を聞いた！自然と無痛どっちがいい？体験談も紹介

直近の出産における分娩方法を調査したところ、最も多かったのは「自然分娩」でした。回答者全体の76.5%が自然分娩を選択したことがわかります。

次いで多かったのは「帝王切開」で24人（12%）、最も少なかったのは「無痛分娩」で22人（11%）でした。

妊婦さんの多くが、自然分娩で出産したようです。

先輩ママたちは、なぜ上記の分娩方法を選んだのでしょうか？分娩方法ごとに、選択の理由を聞いてみました。

赤ちゃんに任せて自然なタイミングで産みたい、しっかりと痛みを感じたいと積極的に自然分娩を選択した人もいれば「無痛分娩を行っていない産院だった」など、やや消極的な形で自然分娩を選んだ人もいました。

また、麻酔への恐怖感から自然分娩を選んだ人もいるようです。

ママや赤ちゃんの状態を考慮し、やむをえず帝王切開となったケースがほとんどでした。

また、一人目が帝王切開だったので2人目も帝王切開になった、という人もいるようです。

出産の痛みへの恐怖感や産後の回復スピード、年齢などを考え、無痛分娩を選択した人が多いようです。

また、産院の方針や無痛分娩の経験の豊富さから、無痛分娩を選んだ人もみられました。

実際にその分娩方法を経験し、先輩ママたちはどのような印象を抱いたのかみてみましょう。

かなりの痛みを感じたものの「記憶に残ってよかった」「次も自然分娩で産みたい」といったポジティブな意見が多くみられました。

しかし、なかには「次は無痛分娩にしたい」など、自然分娩の痛みをもう感じたくないと考える人もいるようです。

痛みを感じたり体力を消耗したりすることがなく、帝王切開でよかったと感じた人もいる一方、術後の痛みをつらいと感じた人が多く見受けられました。

麻酔後の痛みについては個人差があるようで、意外と平気だったという人もいれば、激痛で動けなかったという人もいるようです。

完全に痛みを感じないわけではないものの「体力を温存しながら出産できた」「赤ちゃんを可愛いと思える余裕があった」など、ポジティブな意見が多くみられました。

ただし、なかには麻酔のトラブルを経験した人もいたようです。

次も同じ方法で分娩したいかを尋ねたところ、147人（73.5%）が「はい」と回答しました。

7割以上の人が、同じ分娩方法を選ぼうと考えていることがわかります。

分娩方法ごとにみても、自然分娩・帝王切開・無痛分娩のいずれも「はい」と回答した人が「いいえ」と回答した人を上回りました。

なかでも「はい」と回答した人が最も多かったのは無痛分娩。

詳しい理由として、以下の声が挙げられています。

痛みをほとんど感じないことで、落ち着いて出産できる・体力を消耗せず回復が早いなどのメリットを感じた人が多かったようです。

アンケートの結果、自然分娩で出産する人が最も多いことがわかりました。

帝王切開は、ママや赤ちゃんの状態を考慮し、やむをえず選択することが多いようですが、自然分娩か無痛分娩のどちらにするか悩む場合は、医師に相談するとよいでしょう。