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妊婦健診の経腹エコーはいつから?検査でわかること・経腟エコーとの違いも解説

妊婦健診の経腹エコーはいつから?検査でわかること・経腟エコーとの違いも解説

妊婦さんのなかには「経腹エコーはいつから受けられるの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。また、検査で何がわかるのか、赤ちゃんへの影響はないのか気になる人もいる人もいるかもしれません。

この記事では、経腹エコーの開始時期や検査の流れ、適切な服装、エコー写真の見方などを解説します。妊婦健診を安心して受けるためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

妊婦さんのなかには「経腹エコーはいつから受けられるの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。また、検査で何がわかるのか、赤ちゃんへの影響はないのか気になる人もいる人もいるかもしれません。

この記事では、経腹エコーの開始時期や検査の流れ、適切な服装、エコー写真の見方などを解説します。妊婦健診を安心して受けるためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

経腹エコーとは?経腟エコーとどう違う?

妊婦健診の経腹エコーはいつから?検査でわかること・経腟エコーとの違いも解説

妊娠中のエコー検査(超音波検査)には、経腟エコーと経腹エコーの2種類があり、妊娠の時期や目的に応じて使い分けられます

まずは経腟エコーと経腹エコーの違いを理解しましょう。

経腟エコー|腟に棒状のエコーを入れて検査する

経腟エコーは、腟内に細長い超音波プローブ(センサー)を挿入し、子宮や卵巣の状態を詳しく観察する検査方法です。子宮のすぐ近くまで観察できるため、小さな胎嚢や胎芽などもエコー画像で見ることができます。

プローブを腟内に挿入するので、検査時にわずかな不快感を覚えることがありますが、基本的に出血や痛みはありません。

経腹エコー|お腹にエコーをあてて検査する

経腹エコーは、お腹の上に超音波プローブをあてて行う検査です。主に、胎児の成長や羊水の量、胎盤の位置、血液の流れなどを確認します。

経腟エコーとは違い、プローブを腟内に挿入する必要がないため、検査時の不快感は少なく、リラックスして受けられるでしょう。

また、パートナーや家族と一緒にエコー画像を見ながら検査を受けることも可能です。

経腹エコーはいつから?

妊婦健診の経腹エコーはいつから?検査でわかること・経腟エコーとの違いも解説

経腹エコーは、妊娠12週頃から行われることが一般的です。

妊娠初期は子宮や胎児がまだ小さいため、子宮に近い位置から狭い範囲を観察できる経腟エコーが一般的に用いられます。

しかし、妊娠12週頃からは、胎児が成長し経腟エコーでは全体を確認できなくなるので、より広範囲で観察できる経腹エコーへと切り替えられるのが一般的です。

とはいえ、経腹エコーに切り替わる時期は、赤ちゃんの発育状況によって異なります。みるみるうちに大きくなる子もいれば、のんびり成長する子もいるので、経腹エコーに切り替わるのが早かったり遅かったりしても、あまり不安に思わないでくださいね。

経腹エコーでわかることとは?

妊婦健診の経腹エコーはいつから?検査でわかること・経腟エコーとの違いも解説

お腹の上から超音波をあてる経腹エコーでは、胎児や母体の状態を確認することができます。妊娠の進行にともない、主に以下のことがわかります。

経腹エコーでわかること

  • 胎児の発育状況

    頭の大きさ、腹囲、大腿骨の長さなど体の部位を測定し、成長の度合いを確認します。

  • 胎盤の位置

    胎盤が正常な位置にあるか、前置胎盤のリスクがないかを確認します。異常が疑われる場合は、経腟エコーも行って胎盤の位置を確かめます。

  • 羊水の量

    羊水の過多や不足がないかを確認します

  • 臍帯(へその緒)の状態

    血流の流れを見て、胎児に栄養がうまく供給されているかを確認します。

  • 性別の判定

    妊娠14週以降になると、胎児の性別がわかることもあります。

経腹エコーは、赤ちゃんの健康状態や発育状況を確認するうえで欠かせない検査といえます。

経腹エコーは赤ちゃんに影響する?

妊婦健診の経腹エコーはいつから?検査でわかること・経腟エコーとの違いも解説

経腹エコーは超音波を利用する検査であり、安全性が高いとされています。

放射線を使わないため痛みも体の負担も少なく、何度でも行うことが可能です。安心して検査を受けましょう。

経腹エコーを受けるときの服装は?

妊婦健診の経腹エコーはいつから?検査でわかること・経腟エコーとの違いも解説

経腹エコーを受けるときは、検査時にお腹を出しやすい服装がおすすめです。

ワンピースよりも、上下が分かれた服装(Tシャツとスカート・パンツなど)がよいでしょう。トップスはめくりやすいもの、ボトムスはウエスト部分に余裕があるものがおすすめです。

冬場は、脱ぎ着しやすい羽織れるものを準備すると体温調節がしやすいでしょう。

経腹エコーの写真の見方は?

妊婦健診の経腹エコーはいつから?検査でわかること・経腟エコーとの違いも解説

経腹エコーに映っている写真は、赤ちゃんの断面です。エコー写真では、超音波が反射することで赤ちゃんの部位が黒または白で表示されます。

基本的な色の違いを理解すると、赤ちゃんの姿がよりわかりやすくなるでしょう。

  • 黒い部分:羊水や血液。
  • 白い部分:頭蓋骨や背骨などの硬い組織。

写真の向きや位置を医師に確認しながら見ると、より理解しやすくなりますよ。

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経腹エコーで赤ちゃんの成長を確かめよう

妊婦健診の経腹エコーはいつから?検査でわかること・経腟エコーとの違いも解説

経腹エコーは、お腹の上から胎児の成長や健康状態を確認できる検査で、妊娠12週頃から行われます。胎児の発育状態を詳しく見ることができるため、妊婦検診では欠かせません。

検査をスムーズに受けられるよう、お腹を出しやすい服装を選びましょう。また、エコー写真の見方も知っておくと、赤ちゃんの成長をより実感できますよ。

エコー検査を通じて赤ちゃんの成長を感じながら、これからの妊娠生活をリラックスして過ごしてくださいね。

  • エコー検査には、経腟エコーと経腹エコーがある
  • 経腹エコーは妊娠12週頃からはじまることが多いが、個人差がある
  • 胎児の発育状態をはじめ、胎盤や臍帯、羊水の状態を確認できる
  • 経腹エコーによる母体や赤ちゃんへの影響はない
  • 検査の際は、お腹を出しやすい上下が分かれた服がおすすめ

出典

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