結婚式にお呼ばれ！妊婦が避けるべき食材は？食事の内容は変えてもらえる？

結婚式に招待されたものの、妊娠中のため、食事に関して悩んでいませんか？妊娠中は避けるべきとされている食材もあるため、出席する結婚式でどんな料理が出るか不安に思う人もいるでしょう。また、妊娠中でもマナーを守って失礼のないようにしたい、と考えている人も多いでしょう。そこでこの記事では、妊娠中に結婚式に招待された場合の食事に関する対応や、避けるべき食材、当日食べられない場合の対処法まで解説します。妊娠中でも安心して結婚式に出席したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

トモニテ編集部

更新日: 2025年7月30日

公開日: 2025年7月29日

結婚式では妊婦さん向けの食事に変更してもらえる？

結婚式に招待された場合、妊娠中であることを事前に伝えることで、妊婦さん向けの食事に変更してもらえるケースがほとんどです。生ものを加熱調理に変更したり、刺激物やカフェインの除去、食事のボリューム調整など、妊娠中の体調や好みに合わせた対応をしてもらえるでしょう。

ただし、対応内容は式場によって異なるため、出席の返事をする際や式の数週間前までに、新郎新婦に具体的な要望を伝えるのが安心です。

食事を変更してもらうにはどうすればいい？

結婚式にお呼ばれ！妊婦が避けるべき食材は？食事の内容は変えてもらえる？

食事を変更してもらいたい場合は、なるべく早めに新郎新婦に連絡をしましょう。招待状に対する出席の返信時に、妊娠中のため、生ものなどを避けた食事に変更してほしい旨を丁寧に伝えるのが基本です。例文としては「お手数ですが、妊娠中のためお料理の加熱調理にご配慮いただけますと幸いです」といった表現が好印象です。

式場への共有は新郎新婦が行ってくれる場合が多いため、まずは本人に伝えることが大切です。

妊婦さんが結婚式で避けたほうがよい食材・飲み物とは？

結婚式では豪華な料理やお酒が出されることが多いですが、妊娠中は体調や赤ちゃんへの影響を考えて、以下の食材・飲み物に注意しましょう。

結婚式で妊婦さんが注意したい食材・飲み物

生魚や生肉
食中毒やリステリア菌などへの感染リスクがあり、赤ちゃんに悪影響が及ぶ可能性があるため避けましょう。
ナチュラルチーズ・生ハム
非加熱のチーズや加工肉にはリステリア菌が含まれる恐れがあるため、妊婦さんには危険です。生魚や生肉と同様、妊娠中は食べないようにしましょう。
カフェインを含む飲み物や食べ物
コーヒーや紅茶、緑茶、チョコレートなどは、摂りすぎると赤ちゃんの発育に影響する可能性があります。妊娠中は控えめにしましょう。
アルコール
微量でも胎児性アルコール症候群につながるリスクがあるため、完全に避ける必要があります。
レバーパテなどビタミンAを多く含む食品
ビタミンAを過剰摂取すると赤ちゃんの奇形リスクが高まる可能性があるため、食べすぎには注意が必要です。
加熱不十分な卵料理
サルモネラ菌による感染を防ぐため、半熟卵や生卵は避けましょう。

結婚式当日、食欲がなくてどうしても食べられないときはどうすればいい？

結婚式当日、体調不良やつわりの影響で食欲がわかない場合は、無理をせずに料理を残しても問題ありません。事前に妊娠中であることを伝えていれば、周囲も理解してくれるはずです。できる範囲で少しずつ食べてみて、においなどがつらい場合はスタッフに声をかけて料理を下げてもらうのも一つの方法です。

また、提供された料理が食べられない場合に備えて、あらかじめ無理なく食べられる軽食をバッグに入れておくと安心です。

妊娠中に結婚式に参列する場合は料理に配慮してもらおう

妊娠中でも、事前の準備と少しの配慮で安心して結婚式を楽しむことができます。妊娠中であることをあらかじめ伝えておくことで食事内容を変更してもらえることが多いですが、無理せず自分の体調を優先することが何より大切です。妊婦だからといって遠慮しすぎず、大切な人の晴れの日を心からお祝いする気持ちを大切にしてください。