トモニテ
「寝てばかりだけど大丈夫?」新生児の睡眠と正しい見守り方

「寝てばかりだけど大丈夫?」新生児の睡眠と正しい見守り方

「生まれたばかりの赤ちゃんがずっと寝てるけど大丈夫?」と不安になっていませんか?また、「起こして授乳すべき?」「異常がどうかを見極めるサインは?」と悩んでいる人もいるでしょう。そこでこの記事では、新生児の睡眠リズムやチェックポイント、注意すべき体調の変化、不安な場合の相談先まで詳しく解説します。赤ちゃんが寝てばかりで不安になっている人、どう対応すべきか迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

「生まれたばかりの赤ちゃんがずっと寝てるけど大丈夫?」と不安になっていませんか?また、「起こして授乳すべき?」「異常がどうかを見極めるサインは?」と悩んでいる人もいるでしょう。そこでこの記事では、新生児の睡眠リズムやチェックポイント、注意すべき体調の変化、不安な場合の相談先まで詳しく解説します。赤ちゃんが寝てばかりで不安になっている人、どう対応すべきか迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

新生児の睡眠リズムと特徴

「寝てばかりだけど大丈夫?」新生児の睡眠と正しい見守り方

新生児の睡眠時間があまりにも長いことに対し、「これって普通なの?」と不安になるママ・パパは少なくありません。しかし、実は新生児期は“寝てばかり”が自然な姿だといえます。

ここでは、そんな新生児の睡眠リズムや起きている時間の短さについて、基本的な知識とともに整理していきます。

新生児は1日どれくらい寝るのが普通?

新生児は1日に16〜20時間ほど寝るのが一般的です。まだ体内時計が発達しておらず、昼夜の区別がついていないため、1〜3時間ごとに寝たり起きたりを繰り返します。

このため、大人の目線では「ずっと寝ている」と感じることも多いですが、それが自然な状態です。睡眠は赤ちゃんの成長に欠かせない大切な時間といえます。

眠りが浅い&リズムがないのが特徴

新生児の睡眠は大人に比べて非常に浅く、睡眠サイクルも安定していません。さらに、浅い眠り(レム睡眠)が多く、物音や刺激で簡単に目を覚ましてしまうのが特徴です。

また、生後すぐの赤ちゃんは昼夜の区別がないため、睡眠と覚醒を数時間ごとに繰り返します。これは新生児には自然なことです。

起きている時間が少ない理由

新生児は起きている時間がとても短く、長くても1〜2時間程度しか起きていられません。これは、脳や体が急速に成長しているため、眠ることでエネルギーを蓄えたり、神経系を発達させたりする必要があるからです。

また、目や耳などの感覚器官も発達途中であり、長い時間起きて活動するための体力もまだ備わっていません。だからこそ、長時間眠っているのです。

このように、新生児はまだ体のすべてが未熟なため、ほとんどの時間を眠って過ごします。起きている時間が短くても、授乳やおむつ替えのときにしっかり反応があり、体重が順調に増えていれば特に問題ありません。反対に、無理に起こそうとせず、赤ちゃんのペースを尊重して見守ることが大切です。

ずっと寝ているときに確認すべきポイント

「寝てばかりだけど大丈夫?」新生児の睡眠と正しい見守り方

新生児がずっと寝ているとつい心配になりますが、落ち着いて様子を観察すれば安心できます。赤ちゃんの健康状態を見極めるためにはいくつかのチェックポイントがありますが、ここでは授乳との関係に注目し、確認すべき点を見ていきましょう。

授乳間隔は空きすぎていないか

新生児期の授乳は、2〜3時間おきが目安とされています。もし赤ちゃんが5〜6時間以上連続して寝てしまい、授乳ができていない場合は注意が必要です。また、体重が増えていない、黄疸がある、脱水の兆候がある場合は、起こして授乳を促すことが勧められます。

一方で、体重が順調に増え、元気であれば、長めの睡眠も問題ないケースが多いです。赤ちゃんの様子と発育を総合的に判断することが大切です。

赤ちゃんの様子をチェックするポイント

「寝てばかりだけど大丈夫?」新生児の睡眠と正しい見守り方

新生児が長時間寝ていても、単に睡眠時間の長さだけで心配せず、赤ちゃんの身体的なサインを観察することが大切です。見逃してはいけない変化をチェックすることで、異常の早期発見にもつながります。

ここでは特に確認しておきたい6つのチェックポイントを紹介します。

顔色

赤ちゃんの顔色は健康状態を知るための重要なサインです。普段と比べて顔が真っ青だったり、土気色(どんよりとした灰色っぽい肌色)になっていたりする場合は注意が必要です。また、黄疸の強まりが見られる場合も、体調不良のサインであることがあります。

顔色が明るく、赤ちゃんらしい自然なピンク色をしているかを日ごろから確認する習慣をつけましょう。

唇の乾燥

唇がひび割れていたり、カサカサに乾燥している場合は、脱水症状の可能性があります。新生児は体内の水分調整機能がまだ未熟なため、授乳が足りていないとすぐに脱水気味になります。

普段のしっとりとした柔らかい状態の唇とは異なり、急に乾いてきたと感じたら、授乳の間隔や回数を見直すようにしましょう。

体温

赤ちゃんの体温は大人よりも高めで、平熱は36.5~37.5℃程度です。体が冷えすぎていないか、または熱っぽくないかを触って確認しましょう。

特に手足が冷たく、顔色が悪い場合は注意が必要です。反対に、体全体が熱くて顔が赤く、汗をかいている場合は衣類や室温の調整を行いましょう。

尿

おしっこの量や色も健康のバロメーターです。通常、おむつを6回以上替えるようであれば、水分が足りているサインです。一方で、量が極端に少ない、またはおしっこの色が濃くなっている場合は、脱水の可能性があります。

おしっこがまったく出ていない時間が6時間以上続いている場合は、医療機関への相談を検討しましょう。

便の回数

新生児の便は、母乳やミルクの消化に応じて1日数回〜10回程度出ることがあります。回数が急に減ったり、出ていても硬くてコロコロしていたりする場合は、水分不足や便秘のサインかもしれません。

また、白っぽい便や血が混じる便が見られた場合は、すぐに医師に相談する必要があります。

泣き声の強さ

泣き声が弱々しく、かすれたようになっていたり、明らかに元気がない印象を受ける場合は、体調不良のサインかもしれません。逆に、泣くときにしっかり声が出ていて、力強さがある場合は、全身のエネルギーが保たれている証拠です。泣き声の変化は、日ごろから注意しておきたい観察ポイントのひとつです。

見守る中で不安になったときの対応

「寝てばかりだけど大丈夫?」新生児の睡眠と正しい見守り方

毎日注意深く赤ちゃんを見守っていても、「これって大丈夫?」と不安になる瞬間は誰にでもあります。そんなときこそ、正しい知識と判断基準を持つことが大切です。

ここでは、赤ちゃんの異常の可能性を見極めるポイントや、医療機関への相談のタイミング、頼れる支援先について紹介します。

異常の可能性があるサインとは?

赤ちゃんの様子が普段と明らかに違う場合は、体調不良や病気のサインかもしれません。具体的には、顔色が土気色になっている、呼吸が浅く不規則、泣いても反応が弱い、起こしても目を開けないなどが挙げられます。

また、授乳にほとんど反応せず、尿や便の回数が極端に少ない場合も要注意です。これらの様子が見られたら、早めの対応が必要です。

どんなときに医療機関に相談すべきか

赤ちゃんが何時間もぐったりしていて目を覚まさない、呼吸が荒い、顔や唇の色が紫がかっている、体温が異常に高い・低いといった症状がある場合は、すぐに医療機関に連絡すべきです。

また、授乳しようとしても飲まない、嘔吐を繰り返すなどの症状も受診の目安になります。判断に迷う場合は、かかりつけの小児科に電話相談をするようにしてください。

ひとりで抱え込まないための相談先

赤ちゃんの変化に気づいても、自分ひとりで異常かどうかを判断するのは難しいものです。そんなときは、地域の保健センターや育児相談窓口、訪問助産師などの制度を活用しましょう。

最近では、オンラインや電話で相談できる子育て支援サービスも充実しています。信頼できる第三者に相談することで、不安を和らげ、冷静に状況を整理することができます。

新生児は様子を見守りつつたくさん寝かせてあげよう

「寝てばかりだけど大丈夫?」新生児の睡眠と正しい見守り方

新生児がずっと寝ているのは成長のためであり、自然なことです。授乳や体調に問題がなければ、過度に心配しすぎなくても大丈夫。赤ちゃんのペースを尊重しながら、気になる変化があれば早めに相談するようにしましょう。今しかないこの時期を、どうか穏やかな気持ちで見守ってあげてください。

  • 新生児は寝たり起きたりを繰り返しながら1日に16〜20時間ほど寝る
  • 新生児は心身の成長のために多くの睡眠が必要
  • 授乳の間隔や身体の様子から赤ちゃんの体調を確認しよう
  • 様子が明らかにおかしい場合はすぐに医療機関に連絡を
  • 不安なことがあれば自治体のサポート制度などを活用しよう

育児が不安なママ・パパをサポート

トモニテの記事は、アプリでもっと便利に読むことができます。
アプリは記事を読む以外にも、低月齢の赤ちゃんの成長記録に便利な「育児記録」の機能もあります。

ボタンタップで手軽な育児記録

トモニテアプリの育児記録

© every, Inc.

生まれてすぐの赤ちゃんの生活リズムを把握するためにつけるべき育児記録。
トモニテのアプリなら、ボタンタップで簡単につけられて便利です。
パートナー間での共有はもちろん、じいじやばあばなどその他のご家族にも共有することで育児をシェアしやすくなります。

1週間ごとの記録がグラフでまとめて見れる

トモニテ_育児記録_睡眠記録

© every, Inc.

食事・睡眠・排泄・体温の記録では、1週間分の記録をまとめて見ることができます。
睡眠のまとめで周期が見えると、お昼寝のタイミングなどが予想しやすくなるので便利です。

大切な成長記録を印刷して残せる

android_sub_2208x1242_PDF (2) 1

トモニテアプリに記録した育児記録は、無料でPDFファイルとして出力ができます。
身長・体重も記録できるので、将来お子さんに見せてあげるために印刷・保管しておくのはいかがでしょうか。

サイベックスベビーカー当たる!

人気のベビーカー「サイベックス リベル」が当たるよ♪

ストアへのリンク