
新生児の昼夜逆転はいつまで続く?
「昼夜逆転はいつまで続くの?」「改善するにはどうすればいいの?」という疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。この記事では、新生児の昼夜逆転の理由や時期、生活リズムを整えるための具体的な方法、親の負担を減らすための対策などを紹介します。
「昼夜逆転はいつまで続くの?」「改善するにはどうすればいいの?」という疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。この記事では、新生児の昼夜逆転の理由や時期、生活リズムを整えるための具体的な方法、親の負担を減らすための対策などを紹介します。
新生児が昼夜逆転する理由と時期

新生児期に赤ちゃんの昼夜が逆転してしまうことは、多くのママパパが経験する悩みの一つ。昼間は寝ていた赤ちゃんが夜になると元気になることで、親の睡眠時間が奪われてしまう状況に困っている人も多いでしょう。
しかし、これは一時的な現象であり、理由や時期を理解することで、必要以上に心配せず対応できるようになります。ここでは、新生児に昼夜逆転が起こる理由と、それがいつまで続くのかを見ていきましょう。
なぜ昼と夜が逆転するの?
新生児が昼夜逆転してしまう大きな理由は、体内時計がまだ整っていないことにあります。おなかの中で過ごしていた間は、昼も夜も関係なく眠ったり起きたりを繰り返していました。
このリズムが生まれてすぐに昼と夜の2つに切り替わるわけではないため、昼間にぐっすり眠り、夜になると活発になるという現象が起こります。また、昼間もカーテンを閉めた部屋で過ごしたり、夜でも明るい環境で過ごしたりすることで、昼と夜の違いがはっきりしないことも、昼夜逆転を助長する一因です。
いつまで続くの?
一般的に、新生児の昼夜逆転は生後2〜3ヶ月頃までには自然と改善していきます。これは、赤ちゃんの脳内の体内時計をつかさどる部分が発達し、日中と夜間の区別がつくようになるためです。
ただし個人差も大きく、生後4〜6ヶ月頃にようやくリズムが整う子もいます。朝に太陽の光を浴びさせたり、夜は静かな環境を整えたりと、生活の中で昼夜の区別をはっきりさせることで、赤ちゃんのリズム作りをサポートすることができます。
生活リズムを整えるためにできること

昼夜逆転を解消するには、赤ちゃんの生活リズムを整えることが重要です。無理に夜に寝かせようとするよりも、一日の流れの中で自然に「昼は活動、夜は休息」と認識させることがカギです。
ここでは、朝から夜までの過ごし方の工夫によって、赤ちゃんの体内時計を整える方法を紹介します。
朝と昼の過ごし方で夜の眠りが決まる!?
朝は決まった時間に起こし、カーテンを開けて太陽の光を浴びさせることで、赤ちゃんの体に「一日の始まり」を伝えましょう。日中はテレビの音や家族の声など、ほどよく刺激のある環境で過ごすようにすると、「昼間は活動する時間」としての認識が深まります。
これにより、夜のスムーズな入眠にもつながります。
夜は“静けさ”と“暗さ”を意識
赤ちゃんに「夜は眠る時間」と認識させるには、静かな環境づくりが大切です。やわらかい照明に変更し、音や刺激をできるだけ減らして、静かな空間を保ちましょう。
寝る前のルーティンをつくるのも有効で、たとえば「お風呂→授乳→絵本→就寝」と毎晩同じ流れを繰り返すことで、赤ちゃんが自然と眠る準備をするようになります。
昼間にしっかり起きるための工夫
日中に赤ちゃんが活動的に過ごせるように工夫すると、夜の睡眠によい影響を与えることができます。短時間の外気浴やベビーカーでの散歩は、光や風の刺激を受けるよい機会です。
日中に十分に目を覚まして過ごすことで、夜にしっかり眠れるリズムが整っていきます。
親の負担を減らすために知っておきたいこと

新生児の昼夜逆転は一時的なものだとわかっていても、夜間の頻回な対応や睡眠不足が続くと、親の心身には大きな負担がかかります。特に初めての育児の場合、「これって普通?」「病院に行くべき?」と不安になることもあるでしょう。
ここでは、よくある疑問とその対応についてお伝えします。
夜に何度も起きるのは異常?
赤ちゃんが夜に何度も目を覚ますのは、発達段階ではごく自然なことです。新生児期は睡眠サイクルが短いため2〜3時間おきに起き、成長とともにまとまった睡眠がとれるようになります。
親にとってはつらい時期ですが、赤ちゃんに異常があるわけではないため、過度に心配しすぎず、昼寝や家族の協力を活用して休息を確保しましょう。
昼夜逆転は病院に相談するべき?
基本的に、新生児の昼夜逆転そのものは成長過程で一時的に現れるものであり、病院に行く必要はありません。ただし、生後4〜6ヶ月を過ぎてもまったくリズムが整わない場合や、極端に睡眠時間が短く元気がない、授乳や体重に問題があるといった場合は、小児科医への相談を検討しましょう。
不安を抱え込みすぎず、必要に応じて専門家の力を借りることも大切です。
生活にメリハリをつけて新生児の昼夜逆転を改善させよう

新生児の昼夜逆転は、体内時計が未発達なことによる自然な現象であり、多くの赤ちゃんが経験します。焦らず、昼夜のメリハリを意識した生活リズムを整えることで、少しずつ改善へと向かっていきます。親の負担を軽減するためにも、日々の工夫と周囲の協力を大切にしながら、無理のない範囲で改善に取り組んでいきましょう。赤ちゃんの成長とともに、必ずリズムは整っていきます。
- 昼夜逆転は昼と夜の区別がない新生児によく起こる
- 生後2~3ヶ月頃までに昼夜逆転は自然に改善していく
- 日中に適度に活動し夜は静かに過ごすことで昼夜のメリハリをつけよう
- 赤ちゃんが眠る時間だとわかるよう、寝る前のルーティンをつくる
- 睡眠時間が短い、授乳や体重に問題があるなどの場合は小児科へ
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