
保育士&ママが解説!わが子に合う保育園を見つける方法
保育園選びに迷うママ・パパへ。保育士であり2児の母が、園の雰囲気・方針・行事・透明性など、失敗しない保活のポイントをわかりやすく紹介します。
保育園選びに迷うママ・パパへ。保育士であり2児の母が、園の雰囲気・方針・行事・透明性など、失敗しない保活のポイントをわかりやすく紹介します。
こんにちは。トモニテ子育て研究部の萩原里実(さとみ先生)です。私は現役で保育士をしながらこどもが思わず作りたくなる工作のアイデアやこどものうたなどを制作し発信しております。トモニテの記事では保育士、そしてママ目線で保育園の事を記事にしていく予定です。よろしくお願いします!
保活って何から始めればいいの?

保活を始めると、まずぶつかるのが「どんな園を選べばいいのか」という悩みですよね。園の数も情報も多く、何を基準に判断すればいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は私も、保育士として働いていながら第一子の保活では戸惑いました。「先生目線」では園の雰囲気や安全性はよく分かるのに、「ママ目線」になると、わが子に合う園かどうかはまた別の話。
両方の視点をどうやって園選びに活かせばいいのか悩んだのです。そこで今回は、保育士であり母親でもある立場から、園を選ぶときにチェックしておきたいポイントをお伝えします。
保活ポイント

保育士ママが実際に押さえたポイントを紹介します。
〜4つのポイント〜
園の雰囲気と透明性
参観できるかどうかは大きなポイント。私の職場はいつでも保育参観OKですが、その安心感は家庭と園をつなぐ信頼の証になります。
保育方針と教育・遊びのバランス
遊びを大切にする園、教育に力を入れる園、それぞれの特色をチェック。
職員体制や保育者の関わり
先生の人数や配置、子どもへの声掛けも観察しました。
わが子にどう育ってほしいか
習い事をさせたいならリトミックや英語を取り入れている園。逆に伸び伸び育てたいなら、自由遊びを重視する園。家庭の方針と照らし合わせました。
雰囲気はパンフレットやホームページではわからない部分。実際に足を運んで「ここなら子どもが楽しそうに過ごせそう!」と感じられるかどうかを大切にしてくださいね。
人気園だけじゃない!わが子に合うかをみよう

こうして複数の園を比べてみると、特色の違いがよく分かるようになりました。
習い事の多い園では、子どもが新しいことに挑戦する姿が見られました。
一方で自由遊び中心の園では、自分のやりたいことをとことん楽しみ、のびのびと成長していく姿がありました。
保育士として感じたのは「どちらが良い悪いではなく、その子と家庭に合うかどうか」が一番の判断基準だということです。見学の際に園の雰囲気や先生との関わりを直接見たことで、ママとしても「ここなら安心」と納得できました。
生活リズムや通いやすさも大切!

そしてもう一つ大切な事として自分の生活リズムに合うかです。
どんなに園の方針や雰囲気が素敵でも、通園が大変だと毎日がストレスになってしまいます。
家や職場からの距離、送り迎えのしやすさ、開園・閉園時間などを確認し、家庭の生活リズムに合うかどうかをイメージしてみましょう。
実際に通う時間や移動の負担を考えることで、入園後の生活がぐっと安心になります。
最後に・・

保活は「人気の園に入れること」ではなく「わが子に合った園を見つけること」を大切に探してみて下さい。
園の雰囲気や透明性、先生との関わり、生活リズム、行事の多さ、そして「子どもをどう育てたいか」という家庭の思いを大切にしながら選んでみてください。
きっと、子どもが笑顔で毎日を過ごせる園に出会えるはずです。
本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。