
【生後4ヶ月】睡眠時間の目安・昼夜のリズム・整え方を解説
生後4ヶ月の赤ちゃんが寝すぎていないか、逆に寝なさすぎではないかと不安に感じていませんか?また、「夜中によく起きるのは睡眠退行なの?」と悩む人もいるでしょう。そこでこの記事では、生後4ヶ月の赤ちゃんに必要な平均睡眠時間やサイクル、昼夜の違い、寝ない・寝すぎの原因と対処法、さらに毎日の過ごし方や1日のスケジュール例について解説します。睡眠リズムの変化に戸惑っているママ・パパはぜひ参考にしてくださいね。
生後4ヶ月の赤ちゃんが寝すぎていないか、逆に寝なさすぎではないかと不安に感じていませんか?また、「夜中によく起きるのは睡眠退行なの?」と悩む人もいるでしょう。そこでこの記事では、生後4ヶ月の赤ちゃんに必要な平均睡眠時間やサイクル、昼夜の違い、寝ない・寝すぎの原因と対処法、さらに毎日の過ごし方や1日のスケジュール例について解説します。睡眠リズムの変化に戸惑っているママ・パパはぜひ参考にしてくださいね。
生後4ヶ月の睡眠時間の目安とサイクル

生後4ヶ月になると、赤ちゃんの睡眠には大きな変化が現れます。体内時計が発達して昼夜の違いがはっきりしてくるため、夜にまとまって眠れるようになる子も増えてきます。一方で、「睡眠退行」と呼ばれるリズムの乱れが起こることもある時期です。
ここでは、4ヶ月ならではの睡眠の目安やサイクルを整理してお伝えします。
1日の合計睡眠時間の目安
生後4ヶ月の赤ちゃんの1日の合計睡眠時間は、およそ12〜16時間です。新生児期よりもやや短くなり、起きて過ごす時間が増えてきます。夜は4~6時間程度まとめて眠れる子も出てきますが、授乳やおむつ替えのために途中で起きることもあります。
合計時間が目安から大きく外れていなければ、個人差として心配はいりません。
睡眠サイクルの特徴と例
4ヶ月ごろの睡眠サイクルは約50〜60分と、少しずつ大人に近づいていきます。そのため、昼寝が1時間前後でまとまるようになる赤ちゃんもいますが、移行期であるため、まだ40分程度で起きてしまうこともあります。
また、この時期は睡眠が浅くなりやすく、夜中に頻繁に起きる「睡眠退行」が見られることもあります。
日中と夜間の違い
日中と夜間の区別がはっきりしてくるのも生後4ヶ月の特徴です。日中は2〜3回の昼寝を取りながら活動し、夜は比較的まとまった睡眠をとるようになります。ただし、夜泣きや早朝に目を覚ますことも増えるため、睡眠環境を整えてあげることが重要です。
昼は光を浴びながら遊ぶことで活動的に、夜は暗く静かに過ごすことで生活リズムが安定しやすくなります。
寝ない/寝すぎの主な原因と対処法

生後4ヶ月は夜にまとまって眠れるようになる子が増える一方で、「急に寝なくなった」「昼寝が極端に短い」といった悩みが増える時期でもあります。睡眠退行が始まる赤ちゃんも多いため、原因を見極めて工夫することが大切です。
ここでは代表的な要因を4つの視点から整理します。
お世話編(授乳・ゲップ・おむつなど)
4ヶ月になると授乳間隔が少しずつ延びてきますが、まだ夜間におなかがすいて目を覚ますことはよくあります。また、ゲップがうまく出ないために不快で眠れないこともあります。
加えて、おむつが濡れていると眠りが浅くなりやすいです。寝かしつけの前に授乳やゲップ、おむつ替えを済ませてあげることで赤ちゃんが快適に眠れる環境が整います。
環境編(室温・湿度・明るさなど)
4ヶ月頃は外界への反応が強まり、周辺環境の影響を受けやすくなります。室温は20〜24℃、湿度は50〜60%が目安で、暑すぎても寒すぎても眠りに影響します。
夜は照明を落とし、テレビやスマートフォンの音や光を避けることで、赤ちゃんの落ち着いた睡眠につながります。光や生活音に関して昼夜の環境を分けることもリズムづけに効果的です。
タイミング編(眠いサインの見逃し・刺激過多など)
生後4ヶ月になると、起きていられる時間が1時間半〜2時間ほどに延びます。ただし、眠いサインを逃してしまうと、疲れすぎて寝つきにくくなることがあります。
また、日中の遊びや刺激によって興奮し、夜の眠りが浅くなることもあります。眠くなったサインを早めにキャッチし、静かな環境で休ませることが大切です。
体調編(発熱・ぐったり・授乳量減少など)
極端に寝ない、あるいは長時間眠りすぎている場合は体調不良の可能性があります。発熱・下痢・咳・授乳量の減少・ぐったりしているなどの様子の変化があれば注意が必要です。
普段と様子が違うと感じたら無理に様子を見続けず、小児科や保健センターに相談するようにしてください。
毎日の過ごし方(生後4ヶ月)

生後4ヶ月になると、昼夜の区別が少しずつ明確になる一方で、夜間に頻繁に起きるようになる子もいます。昼寝の長さや回数も安定せず、ママ・パパが戸惑う時期ですが、これは自然な発達過程の一つです。
ここでは日々の過ごし方の目安を確認しましょう。
夜に起きやすくなることがある
この時期は脳や体の発達が活発になり、夜中に何度も目を覚ますことがあります。いわゆる「4ヶ月の睡眠退行」と呼ばれる様子が見られる子もいますが、多くは一時的な変化です。
昼夜の生活環境を整え、同じ流れで寝かしつけを行うと、夜の目覚めが落ち着きやすくなります。
これって睡眠退行?
「退行」と呼ばれるけれど、実は発達の一部。寝かしつけのルーティンを一貫させると落ち着きやすくなります。
夜の目覚めは赤ちゃんが成長しているサインでもあります。退行と呼ばれてはいるものの、「新しい睡眠リズムを作る時期」と考えるとよいでしょう。毎日同じ手順で寝かしつけを行い、環境を落ち着かせることで徐々に改善していきます。
起きていられる時間の目安
生後4ヶ月の赤ちゃんは、起きていられる時間が1時間半〜2時間ほどに延びます。起きている時間が長すぎると疲れて寝つきにくくなるため、眠気のサインを逃さず早めに休ませることが重要です。
活動と休息のメリハリを意識することで、生活リズムが安定しやすくなります。
昼寝が短くても問題ない
この時期は昼寝が30〜40分と短いことも珍しくありません。浅い眠りと深い眠りのから成る睡眠サイクルが切り替わるタイミングで目覚めてしまうのは自然なことです。1日の合計睡眠時間が十分であれば問題はないため、昼寝が短い日があっても心配はいりません。
無理に長く寝かせようとせず、赤ちゃんの自然なリズムに任せるのがよいでしょう。
この先の変化と1日の流れ(生後4ヶ月)

生後4ヶ月は、昼寝や夜間の睡眠に変化が出やすい時期です。まだ不安定さは残りますが、昼夜の区別が徐々にはっきりしてきます。
ここでは、今後の変化や1日の過ごし方の目安を紹介します。
昼寝は3〜4回を行き来
この時期の赤ちゃんは昼寝の回数が安定せず、3回だったり4回だったりと、日によって変わります。午前・午後・夕方に短い昼寝をとりながら1日を過ごすのが一般的です。
昼寝は成長に合わせて自然に減っていくので、無理に調整しなくても問題ありません。
「夜中に目覚めるのは成長のサイン」と考えると気持ちが楽になります。
夜中に頻繁に目を覚ますとママ・パパは不安になりがちですが、実は赤ちゃんの脳や身体が発達している証でもあります。「成長に伴って一時的に眠りが浅くなる時期」だと考えると、過度な心配をせずに対応できます。
前向きな捉え方をすることで、育児の負担感を軽減していきましょう。
1日の睡眠スケジュール例
生後4ヶ月の1日は、朝7時前後に起床し、日中は3〜4回の昼寝を挟みながら過ごすのが一般的な流れです。夜は19〜20時台に就寝し、途中で授乳をはさみながらも6〜8時間程度まとまって眠れることもあります。
実際のスケジュールは日によって変動するため、あくまで一例として参考にしてください。
昼寝は2時間までを目安に
昼寝が長すぎると夜の寝つきが悪くなる可能性があります。そこで、1回の昼寝を2時間程度に抑えるようにするとリズムが崩れにくくなります。反対に昼寝が短い場合でも、合計で十分な睡眠がとれていれば問題はありません。
就寝時間は?
19〜20時台など、早めがおすすめです。
生後4ヶ月の赤ちゃんは、19〜20時台に寝かせるのがおすすめです。早めに眠ることで夜の睡眠が安定しやすくなり、ママ・パパも休息を確保しやすくなります。毎日同じ時間帯に寝かせることを意識すると、赤ちゃんも「眠るリズム」を覚えやすくなります。
4ヶ月は昼夜の区別がついてくる一方で睡眠退行が見られることも

生後4ヶ月の赤ちゃんは、昼夜のリズムが少しずつ整い始め、夜にまとまって眠れるようになる一方で、睡眠退行など不安定さも見られる時期です。昼寝の回数や長さは日によって変わりますが、合計の睡眠時間が十分に取れていれば大きな心配はいりません。一時的に変化が見られても成長の一部と前向きにとらえ、赤ちゃんのペースを尊重しながら見守るようにしましょう。
- 生後4ヶ月の赤ちゃんは1日に合計で12〜16時間寝ることが一般的
- 昼夜の区別がはっきりしてきて夜にまとまった時間寝る子も増えてくる
- 睡眠退行と呼ばれる一時的な変化によって夜に頻繁に目を覚ます子もいる
- 40分程度で睡眠サイクルが切り替わるため、短い昼寝で目覚めることもある
- 夜の寝つきのために昼寝は2時間程度に抑えるようにするのがおすすめ
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