
入学までに育てたい6つの力
小学校入学が近づくと「どんな準備が必要なのかな」と不安になる方も多いはず。今回は、日々の暮らしの中で無理なく取り入れられる6つのヒントをご紹介します。保育現場で感じてきた視点も添えて、お届けします。
小学校入学が近づくと「どんな準備が必要なのかな」と不安になる方も多いはず。今回は、日々の暮らしの中で無理なく取り入れられる6つのヒントをご紹介します。保育現場で感じてきた視点も添えて、お届けします。
入学までに育てておきたい6つの“小さな準備”
1.和式トイレに慣れていく
小学校にはいまも和式トイレが残っているところがあり、保育の現場でも「和式は苦手…」という子はよく見かけます。しゃがむ姿勢が安定すると安心感につながるので、外出先で見つけた時にちょっとだけ試してみると、入学後も戸惑いにくくなります。
2.手首をつかう“しぼる動き”に触れてみる
小学校では、子どもたちが自分たちでお掃除をしていきます。拭き掃除は手首をひねる動きが必要で、年長さんでも難しさを感じることがあります。朝の顔拭きやテーブル拭きを通して少しずつ練習すると、力の入れ方がつかめて“できた”が増えていきます。
3.お盆を持って歩く練習をしてみる
お盆を持ちながら歩くのは「運ぶ」「周りを見る」という2つの動作が重なるため、子どもにとっては意外とむずかしい作業です。お家でお気に入りのお盆を使ってそっと運ぶ体験を重ねていくと、姿勢が安定しこぼしにくくなっていきます。小学校では給食当番もあるので、“ご飯やお味噌汁を茶碗によそう”経験もしてみると良いかもしれません。
4.自分の荷物を“自分で持つ”経験を積む
一年生のランドセルは、教科書や水筒が入ると3〜5kgほどになることがあります。重さに慣れていないと「学校へ行きたくない…」という気持ちが出ることもあるので、普段から“自分の荷物を自分で持つ”ことを少しずつ経験しておくと安心です。買い物で軽めの品物をリュックに入れて運ぶなど、楽しみながら日常の生活の中でチャレンジしてみましょう。
5.立ったままの身支度に慣れていく
小学校生活は動きの切り替えが多く、準備のスピードが求められます。立ったまま靴を履けると姿勢が安定し、周りを待たせてしまう不安がぐっと少なくなります。保育の現場でも、立位で身支度が整う子は次の行動へスムーズに移れています。
6.雨の日のお散歩で気付きを増やす
登下校は天気に関わらず毎日あります。傘をさすと視界が狭くなるため、晴れの日とは違う危険が生まれます。雨の日にあえて歩いてみると、「ここはすべりやすいね」「車が近いと音が違うね」と、子ども自身の気づきが増えていきます。自分を守る力を育てる大切な機会になります。
日常の中でほんの少し取り入れるだけでも、「できた」という小さな成功体験が積み重なっていきます。
保育の現場でも、この“自分でできるようになった”という手応えが、子どもの安心と自信につながる場面をたくさん見てきました。入学準備は特別なことをしなくても大丈夫。毎日の暮らしの中にある小さなチャレンジが、いちばん大きな土台になっていきます。お子さんのペースに寄り添いながら、できるところからゆっくり始めてみてくださいね。

本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。














