
絵本を破る・かじるのはなぜ?保育士が教える補修と収納の工夫
お子さんに買ったばかりの絵本を破られたり、かじられたりしてがっかりした経験はありませんか。今回は保育士経験のある筆者が、絵本の補修方法と収納の工夫、そして保育現場でママ・パパにもお伝えしてきた「絵本を破ってしまったときの関わり方」をご紹介します。
お子さんに買ったばかりの絵本を破られたり、かじられたりしてがっかりした経験はありませんか。今回は保育士経験のある筆者が、絵本の補修方法と収納の工夫、そして保育現場でママ・パパにもお伝えしてきた「絵本を破ってしまったときの関わり方」をご紹介します。

「絵本をすぐ破ってしまう」はよくある相談

保育士として0・1歳児クラスを担任していた頃、保護者の方からよくいただいたのが「絵本を買ってもすぐに破ってしまうから困っている」「絵本の角を口に入れてかじってしまう」という相談です。
せっかくお子さんのために買った絵本がボロボロになると、がっかりしてしまいますよね。しかし、子どもが絵本を「破る・かじる」姿には、この時期ならではの理由があります。
「破る・かじる」姿は、成長の過程のひとつ

0〜1歳の赤ちゃんは、絵本だけでなく、手に取ったものすべてを触って口に入れて確かめる時期です。破ったりかじったりするのは、めくる感触を楽しみ、力加減を学んでいる証でもあります。口に入れるのも、物の大きさを確かめている、この時期ならではの行動です。
なお、ちぎれた紙片は誤飲につながることがあります。破れた部分は早めに直し、細かな紙くずは片づけておくと安心です。
破れた絵本は「製本テープ」で補修

破れたページを補修する際にセロハンテープを使う方がいらっしゃいますが、セロハンテープはおすすめしません。時間がたつと剥がれたり、変色してしまったりするためです。
保育現場で使っていたのは製本テープです。丈夫で、補修のあとが目立ちにくくなるのが特徴です。なければ、白いマスキングテープでも代用できます。
破ってしまったときは、直す姿も見せる

子どもが絵本を破ってしまったときは、「悲しいな、絵本は大事だよ」と声をかけて、修理することが大切です。叱るのではなく、大切に直す姿を見せることで、「絵本は大事なもの」ということが少しずつ伝わっていきます。
すぐには変わらないかもしれませんが、根気強く繰り返し伝えていくことで、物を大切に扱う心につながっていきます。
収納は「届く絵本」と「一緒に読む絵本」に分ける

わが家では、絵本を2つに分けて収納していました。破れにくい厚紙絵本や布絵本は子どもの手が届く場所に置き、紙の絵本は写真のように手が届かない場所に置いて、大人と一緒に読むようにしていました。
お気に入りの絵本は、棚に突っ張り棒を2本設置して表紙が見えるように置くと、子どもが自分で探しやすくなります。
※棚や突っ張り棒は、倒れたり落ちたりしないように取り付け方や耐荷重を確認してください。
大切なのは、繰り返し伝え続けること
絵本を破られると悲しいですが、それは子どもが絵本に興味を持って、自分の手で確かめている証でもあります。「絵本は大事だよ」と繰り返し伝えながら、親子で絵本の楽しみ方を見つけていけたらいいですね。
本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。














