
感覚別・遊びの一覧|触覚から前庭感覚まで6グループの遊びの例
「感覚を育てる遊び」と聞くと、特別なことをしなければと思いませんか。実は、毎日の遊びそのものが感覚を使う経験になっています。感覚は、自分の体や周りの状況を知り、動きや力加減を調整するためにも大切なものです。今回は、遊びと感覚の関係を一覧で紹介します。
「感覚を育てる遊び」と聞くと、特別なことをしなければと思いませんか。実は、毎日の遊びそのものが感覚を使う経験になっています。感覚は、自分の体や周りの状況を知り、動きや力加減を調整するためにも大切なものです。今回は、遊びと感覚の関係を一覧で紹介します。
触覚|粘土遊び・砂遊びで育つ感覚

触ったときの「硬い・柔らかい・冷たい」などを感じる感覚です。さまざまな感触を経験することで手や指の育ちにつながり、鉛筆やお箸を持つ力にも関わってきます。
触覚を使う遊びの例
粘土遊び
砂遊び
水遊び
泡遊び
プチプチ(気泡緩衝材)をつぶす
聴覚|手遊び歌・楽器遊びで育つ感覚
音や声を聞く感覚です。音を聞いて、まねをしたり動いたりする経験になります。
聴覚を使う遊びの例
手遊び歌
楽器遊び
音当てクイズ
動物の鳴きまね
視覚|シール貼り・色探しで育つ感覚

色・形・大きさ・位置などを目で見る感覚です。「見つける」「合わせる」「狙ったところに貼る」など、目で見て手を動かす遊びにもつながります。
視覚を使う遊びの例
シール貼り
色探し
宝探し
絵本
同じもの探し
嗅覚・味覚|食材のにおいをかぐ・味比べで育つ感覚
においや味を感じる感覚です。食事も、さまざまな感覚を経験できる時間になります。
嗅覚・味覚を使う遊びの例
食材のにおいをかぐ
料理のお手伝い
味比べ
前庭感覚(バランス)|すべり台・ブランコで育つ感覚

体の傾きや動き、スピードなどを感じる感覚です。体が動く中で、姿勢を保ったり動きを調整したりする経験になります。
前庭感覚を使う遊びの例
走る
ジャンプ
すべり台
ブランコ
でこぼこ道歩き
固有感覚(力加減)|押す・運ぶで育つ感覚
筋肉や関節から、体の位置や力の入れ具合を感じる感覚です。「強く押す」「そっと持つ」など、力加減を調整する経験につながります。
固有感覚を使う遊びの例
押す
引く
運ぶ
積む
重いものを持つ
「感覚を育てる」=特別な遊びではありません
感覚は、遊びや生活の中で自然と経験していくものです。ここで紹介した感覚はあくまで一例で、一つの遊びからたくさんの感覚を同時に使っています。
「この遊び、この動きはこの感覚を使っているんだ」と大人が知っておくだけでも、いつもの遊びの見え方が変わり、子どもの成長を楽しく見守ることができます。感覚の発達には個人差がありますので、無理に特定の感覚を経験させる必要はありません。年齢や発達に合わせて、遊びのヒントにしてみてくださいね。
本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。














