
運動会で見つけたい成長|年齢別の見どころと終わった後の声かけ
楽しみにしていた運動会。当日は走る速さやダンスのできばえに目が向きがちですが、本当はその日までの過程や、子どもなりの姿にも成長が隠れています。保育士として伝えたい、運動会の見どころを紹介します。
楽しみにしていた運動会。当日は走る速さやダンスのできばえに目が向きがちですが、本当はその日までの過程や、子どもなりの姿にも成長が隠れています。保育士として伝えたい、運動会の見どころを紹介します。
運動会は「できた」だけを見る日ではありません

楽しみにしていた運動会。かわいい我が子を見つけて、うれしい気持ちとともに「かけっこの順位は?」「ダンスは上手にできているかな?」と、親としてはいろいろと気になりますよね。
でも、保育士として伝えたいことがあります。運動会の成長は「できた」という結果だけではありません。入場で泣かなかった、友達と一緒に参加した、音楽が聞こえたら体を動かそうとした。そんな小さな姿にも、その子なりの成長があります。
本番で思うように動けなかったとしても、練習の中で挑戦したことや、友達の姿を見てまねしたことは、ちゃんと経験として残っています。「上手にできたね」だけでなく、「ゴールまで一生懸命走ったね」「ダンスのとき、手がピーンと伸びていてかっこよかったよ」など具体的に伝えると、子どもも自分のがんばりに気づきやすくなります。
年齢ごとに見つけたい成長の姿

運動会の見どころは、年齢によって少しずつ違います。
乳児クラスでは、いつもと違う場所や雰囲気の中で、保護者や保育者と安心して過ごせることも大きな成長です。
2〜3歳頃は、名前を呼ばれて返事をしたり、簡単な動きをまねしたり、友達と同じ場に参加したりする姿が見どころになります。
4〜5歳頃になると、順番を待つ、友達と力を合わせる、負けて悔しい気持ちを経験するなど、心の成長も見えやすくなります。
年齢が上がるほど「できる・できない」に注目しがちですが、その子がどんな気持ちで参加していたかも大切にしたいポイントです。育ちには個人差がありますので、その子のペースで見守りましょう。
運動会後にかけたい言葉

運動会が終わったあとは、結果よりも過程が伝わる言葉をかけてあげましょう。たとえば「速かったね」だけでなく、「最後まで走ったね」「転んでも立ち上がったね」「お友達を見ながら踊っていたね」と、見えた姿を具体的に伝えます。
本番で泣いてしまった子には「びっくりしたけど、先生と一緒にいられたね」と、その子ができた部分を見つけてあげると安心につながります。
運動会は、ほかの子と比べる日ではなく、その子の育ちに気づく日です。大人が小さな成長を見つけて言葉にすることで、子どもにとっても「がんばった」が心に残る経験になります。
運動会は、その子の育ちに気づく日
運動会で見つけたい成長のポイント
運動会の成長は、順位やできばえだけではない
年齢ごとに、参加の仕方や友達との関わりなど見どころが違う
終わったあとは、結果よりも具体的な姿や過程を言葉にしよう
大好きなおうちの人の応援は、子どもたちにとってとてもうれしいものです。「自分の頑張りをよく見てくれて、認めてくれた」。この経験が子どもたちの自信につながり、次のステップへ踏み出す力になります。我が子の成長を、運動会で見つけましょう。
本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。














