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たかいたかい

【小児科医監修】赤ちゃんの心が育つしつけ4つのポイント

ほめたり、しかったりを始めよう

ほめたりしかったりするしつけは、大切なことです。ただし、まだ長い間記憶していられない赤ちゃんにはなかなか伝わりません。10か月のこの時期は、くり返し教えるようにしましょう。やがて理解力もついてくるとわかるようになります。

しつけは、成長とともに方法が変わります。1歳までは赤ちゃんの反応にかかわらずくり返し伝え、2歳からは言葉でのやりとりで教え、3歳では自分でやり遂げるまで見届ける……、そのように発達や理解力に合わせて、方法を変えていきましょう。

赤ちゃんの心が育つしつけ 4つのポイント

赤ちゃんの心を伸びやかに育てるしつけにはポイントがあります。ポイントをおさえて、よくコミュニケーションをとりながら教えていきましょう。

ポイント1 できたらほめる、失敗したら抱きしめる

赤ちゃんは、ほめられると達成感を味わい、自信を持てるようになります。その結果ママやパパがいつも自分を見てくれていると感じ、ママやパパへの信頼感も増します。逆に失敗したときは、赤ちゃんは不安を感じています。そんなときは、抱きしめて、安心させてあげることが大切です。

ポイント2 大人が気持ちに余裕を持つ

なかなかうまくできない赤ちゃんにイライラしてしまうこともあるかもしれません。はじめてのことはなかなかできなくて当然です。気持ちに余裕を持ってください。大人のネガティブな感情は、赤ちゃんに伝わってしまいます。

否定的な言葉や表現は、言葉の意味がよくわかっていなくても、雰囲気で赤ちゃんに伝わっています。

ポイント3 自分でやらせる

時間がかかるから、まだうまくちゃんとできないからと、赤ちゃんがやっていることを途中でママが手伝ってしまうのはよくありません。すぐにあきらめてしまう子どもになるおそれが。最後まで自分でやってみる経験が大切です。ママやパパは、手伝いたいのをぐっとこらえて、見守ってください。

ポイント4 呼びかける

赤ちゃんがやっていることを後押ししましょう。ただ見ているだけではなく「がんばって」など応援しましょう。ママやパパの応援は赤ちゃんをやる気にさせます。

年齢別のしつけ方法

【0〜1歳】くり返し伝える

記憶の容量が、まだ少ないころ。赤ちゃんが、しかられていることをわかっていなくても、くり返し何度でも伝える。

【2歳】言葉でのやりとり

言葉でのやりとりができるようになるので、「アチチだからやめてね」など、なぜだめなのかを簡潔に伝える。

【3歳】自分でやらせる

何でも自分でやりたがる時期。自分でやり遂げる経験をさせる。ただしダメなことはダメと伝える。

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