【小児科医監修】遅い?早い? 赤ちゃんの成長についての疑問Q&A
1歳を過ぎ、つかまり立ちはよくしますが、一人でたっちはしません
1歳半ごろまで様子見でOK
つかまり立ちからたっち、あんよまでの流れには、個人差があります。ゆっくりペースの子なのかもしれません。1歳半ごろになるとだいたいの子が歩きだすので、今は様子を見ましょう。
ゆっくりペースの子は、はいはいでしっかりと鍛えたうえでたっちするようになるので、転びにくくなるなどの良い面も。
1歳になりますが、身長と体重が発育曲線の下限ギリギリです
小さすぎることはありません
成長曲線のグラフの範囲内なら、小さすぎるということはありません。他の発達が問題なく、機嫌も体調もよく、元気に過ごしているならば大丈夫。身長はパパやママの遺伝的要因からくることもあります。身長や体重が発育曲線から極端に外れてきたときは、何か病気の可能性もあるので、医師に相談しましょう。
もう少しで一歩を踏み出しそうですが、なかなか進みません
足を踏み出す感覚を教えます
あともうちょっとのときは、ママやパパが手をつないで歩いたり、ママやパパの足の上に子どもの足をのせて、足を踏み出す感覚を教えてあげるといいでしょう。または伝い歩きをしているときに、ちょっと離れたところから「がんばれー、こっちおいで」などと呼んであげるのもいいでしょう。
1歳になる前から、上の子を追いかけて、トコトコと歩き出しました。早すぎですか?
早いのは問題ありません
寝返りやつかまり立ち、伝い歩きなどが早かったときには、その後歩きだすのも早いことがあります。また上の子がいると、追いかけたい、自分も歩きたいという気持ちから、下の子は、早く歩き始めることもあります。早くから歩くようになったからといって、問題はありません。ただし行動範囲が急に広がるので、家の中のけがや事故などに注意しましょう。
まだ意味のある言葉を話しません。遅いですか?
目を見てゆっくり話しかけてあげましょう
言葉の発達には個人差があります。「パパ」「ママ」など意味のある言葉を話さなくても、身近な人の名前や「ちょうだい」「おいで」「抱っこしよう」などと言ったとき、その言葉の意味を理解していれば大丈夫です。目を見てゆっくりと話しかけることで、言葉は発達していきます。
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