産後の生活の準備③ 里帰りしない場合の準備
入院中は安心ですが、退院後、育児をしながらどうやって静養するのでしょう?
産褥期の事前準備を全3回でご紹介いたします。
第3回は「里帰りしない場合の準備」。
入院中は安心ですが、退院後、育児をしながらどうやって静養するのでしょう?
産褥期の事前準備を全3回でご紹介いたします。
第3回は「里帰りしない場合の準備」。
「赤ちゃんのお世話と家事ならできそう」と思っていませんか?
産後直後(産褥期=産後6〜8週間)は静養することが何よりも大切。
産後のボロボロの体を酷使し、家事をこなすことは、回復を遅らせ
様々な産後トラブルを引き起こすことになります。
"数時間毎の授乳を行うことで精一杯"と考えましょう。
誰かの手助けが必要
赤ちゃんのおむつ替えやお世話、日々の掃除や洗濯、料理などは
誰かに担ってもらうことを前提に考えます。
パートナーが仕事をしながら、すべてをこなすことは不可能といえます。
誰の手を借りたらよいのでしょうか?
家族に来てもらう
両親もしくは義両親に来てもらうことはできないでしょうか?
数週間泊りがけになるなら、妊娠中に家の中のどんなところに何があるのか伝えておきましょう。
産後に指示出しするのは想像以上に負担となります。
家事サービスを利用する
パートナーは仕事、家族も来られないというときは、
家事サービスにお願いすることも検討を。
産後ドゥーラなど、産褥期の体のことを
よく知っている人が来てくれるサービスもあります。
使わないかもと思っても、来てくれるはずの人のが
来られなくなったり、パートナーが病気になるなど
何が起こるかわかりません。
妊娠中に情報を集めておきましょう。
友人・知人の力を借りる
サポートしてくれるような友人・知人はいないでしょうか?
「助けて」と言うことに躊躇してしまいがちですが、OKしてくれる人が多いはず。
育児を助け合う仲間をつくるきっかけとして依頼してみましょう。
産後、サポートの手配に注意
妊娠中の下調べは夫婦で行っても、
産後、実際にサポートを手配するのはパートナーの方です。
くれぐれも産褥期の方が行わないように。
協力:
認定NPO法人マドレボニータ
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写真提供:ゲッティイメージズ
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