【管理栄養士監修】離乳食のバナナ|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説
野菜やヨーグルトなどとも相性のよい食材です。
離乳食にバナナはいつから取り入れられるのでしょうか?
今回は、離乳食のバナナはいつから食べられるのかや、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
野菜やヨーグルトなどとも相性のよい食材です。
離乳食にバナナはいつから取り入れられるのでしょうか?
今回は、離乳食のバナナはいつから食べられるのかや、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
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離乳食のバナナはいつから食べられる?
離乳食初期からOK!甘みがあって赤ちゃんにも人気
バナナは離乳食初期の生後5〜6ヶ月頃から食べることができます。
野菜で苦手なものがあったり、真っ白のおかゆに飽きてしまった赤ちゃんには、バナナをちょい足ししてみましょう。
甘みととろみで食べやすくなり、赤ちゃんもよろこんで食べてくれるかもしれません。
離乳食は期ごとに野菜・果物で1食の目安量が決まっています。
果物は糖質を多く含むため、与えすぎに注意しましょう。
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
バナナは新鮮なものを選び、月齢にあったサイズに切っていきます。
離乳食初期の生後5〜6ヶ月頃は加熱して調理しましょう。
加熱することで甘味も増し、やわらかくなるのでつぶすのも簡単になります。
すりつぶした後、お湯などでのばして与えます。
また、バナナは加熱してもよいですし、生でも使用できます。
皮膚が赤くなるなどのアレルギーを疑う症状や嘔吐・下痢などなければ生で食べてもよいでしょう。
バナナはそれぞれ固さが違うので、固いものは加熱しやわらかくしてから刻みましょう。
離乳食のバナナはどのくらいの量を食べさせたらいい?
バナナは、「特定原材料に準ずる21品目」に含まれる食材です。
まれに食物アレルギーの症状が出る場合があります。
少ない量の、子ども用スプーンのひとさじから徐々に量を増やしていきます。
初めて食べさせる場合は、ほかの食材と混ぜたりせずに与えます。
離乳食の進め方についてはこちらの記事も参考にしてください。
離乳食のバナナの硬さや大きさの目安
子どもの成長に合わせて、食材の大きさや硬さを変えます。
バナナの時期別の大きさ・固さの目安
© every, Inc.
離乳食のバナナの下ごしらえのポイントは?
- 皮はむいて、すじをとる
- 端の部分は切り落とす
離乳食のバナナの調理方法
時期ごとに調理方法をご紹介します。
過去に、MAMADAYSで紹介した離乳食の作り方動画もぜひチェックしてくださいね!
初期(生後5〜6ヶ月頃)
動画で作り方をチェック!
中期(生後7〜8ヶ月頃)
動画で作り方をチェック!
後期(生後9〜11ヶ月頃)
バナナを約5mm角にカットします。
完了期(1〜1歳6ヶ月頃)
輪切りにカットし、かじったり、手づかみ食べしやすいようにします。
食物アレルギーについて
バナナは、食物アレルギーを発症する危険性があります。
そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。
また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。
バナナを使った離乳食の簡単レシピ
1品に野菜たっぷり! カミカミ期の1食献立例(生後9〜11ヶ月頃から)
カミカミ期、たくさん食べられるようになり何を食べさせてあげようか悩んでいませんか?
レンジで簡単に1品完成、デザートにバナナを切るだけ!
冷凍食品などを活用すれば時短できます。
袋でもむだけ! 手づかみバナナパン(生後9〜11ヶ月頃から)
簡単に作れる手づかみレシピに悩んでいませんか?
袋に入れて揉み、成形して焼くだけの手づかみバナナパンをご紹介します!
バナナの優しい甘みでパクパク食べられます。
冷凍保存もできます!
もんで凍らせるだけ!材料3つのアイス(3歳頃から)
子どもと一緒に手作りアイスを作ってみませんか?
ぜひいろいろな果物で作ってみてください。
家族で食べられる 砂糖不使用のレーズンバナナクッキー(1才〜1才6ヶ月頃から)
レーズンには離乳食期に不足しがちな鉄分が含まれています。
そのままでは食べにくいので小さく刻んでクッキーに混ぜてみました。しっとりしたクッキーなので、手づかみ食べの練習にもぴったりです。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ
「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。
誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント
- 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
- 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
- ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
- りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
- 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。
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離乳食レシピを時期別に分け、より見やすい
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食材ごとにレシピ動画を見る
使ってみたい食材で離乳食を作りたいときや、はじめて使う食材で何を作ろうか悩んでいるときなどに役に立ちます。
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子どもの初めて食べた食材を記録できます
子どもが食材を初めて食べた日や、食材ごとに子どもの食物アレルギー情報などを記録できます。
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