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【 管理栄養士監修 】離乳食の枝豆|いつからはじめる?

【管理栄養士監修】離乳食の枝豆|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説

未成熟で青いうちに収穫した大豆のことを、枝豆と呼びます。
タンパク質やカリウム・ビタミンCなどの栄養素を含んだ食材です。
今回は離乳食の枝豆はいつから与えられるのかや、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
未成熟で青いうちに収穫した大豆のことを、枝豆と呼びます。
タンパク質やカリウム・ビタミンCなどの栄養素を含んだ食材です。
今回は離乳食の枝豆はいつから与えられるのかや、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

枝豆はいつから食べられる?

枝豆は離乳食初期からOK!大豆アレルギーに注意

なめらかにすりつぶしたものをおかゆに混ぜたり、ポタージュにしたり。枝豆は離乳食に幅広く活躍します。

しかし、枝豆は大豆になる前の状態です。大豆アレルギーが出やすいため、豆腐に慣れた頃にスタートしましょう。

枝豆は、喉を詰まらせてしまう誤嚥の危険性があるため、豆の丸いそのままの形状では与えません。

離乳食としては、生後5〜6ヶ月の離乳食初期から与えられます。

やわらかくゆでて薄皮を取り除き、しっかりすり潰してポタージュ状にして与えましょう。

生後7〜8ヶ月頃の離乳食中期には、やわらかくゆでて薄皮を取り除き、すり鉢で粗く潰すか、包丁で細かくみじん切りにします。

生後9〜11ヶ月頃の離乳食後期になったら、ゆでて薄皮を取った枝豆を、包丁でみじん切りにして与えます。

生後1歳〜1歳6ヶ月頃の離乳食完了期になったら、ゆでて薄皮を取り除いた枝豆を、粗く刻んで与えます。

誤嚥についての注意

枝豆は表面がつるっとしているため、そのまま与えると誤嚥(ごえん)の危険性があります。

必ず薄皮を摂り、奥歯がはえて咀嚼ができるようになる3歳頃までは、やわらかくゆでてあっても刻んで与えるようにしましょう。

どのくらいの量を食べさせたらよい?

子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。

初めて食べさせる場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。

離乳食の進め方についてはこちらの記事も参考にしてください。

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枝豆の固さや大きさの目安

子どもの成長に合わせて、与える枝豆の大きさや固さを変えます。

枝豆の時期別の大きさ・固さの目安

枝豆の時期別の大きさ・固さの目安/表

© every, Inc.

下ごしらえのコツは?

・さやの状態の枝豆をゆでる前に、塩を振り揉み洗いしてから、水で洗い流す

・たっぷりのお湯でゆでる

調理方法

時期ごとに調理方法をご紹介します。

過去に、MAMADAYSで紹介した離乳食の作り方動画もぜひチェックしてくださいね!

初期(5~6ヶ月頃)

動画で作り方をチェック!

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大豆アレルギーが出やすい食品のため、離乳食をはじめて豆腐に慣れた頃からはじめてみてください。

中期(7~8ヶ月頃)

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後期(9〜11ヶ月頃)

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完了期(1~1歳6ヶ月頃)

・枝豆は必ずゆでたものを使用し、薄皮をとり、食べやすい大きさにする。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

完了期は、料理に加えたり、盛り付けに使用します。

スープ(クリームスープに入れると色どりもきれい)や煮物に入れてもよいでしょう。

つぶしてずんだ和えにしたり、ほかの食材と一緒に練って焼いてもおいしいですよ。

食物アレルギーについて

枝豆は大豆の未熟な状態を指します。

大豆は、食物アレルギーを発症する危険性があります。

そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。また、万が一アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診出来る時間に与えるようにしましょう。

枝豆を使った簡単レシピ

ごはんと相性バツグン! 枝豆のおにぎり(1歳〜1歳6ヶ月頃から)

枝豆はおにぎりにしてもおいしくいただけます。

そのままでは食べにくいので、子どもの好きな具材と一緒におにぎりにしてみてはいかがでしょうか?

チーズとしらすを合わせることで成長に欠かせないタンパク質やカルシウムも摂れます。

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アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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