【管理栄養士監修】離乳食のマヨネーズ|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説
原材料に卵を使用しているため、離乳食に使用する際はアレルギーに注意しましょう。
今回は赤ちゃんにマヨネーズを与えられる時期や、選び方のポイントなどをご紹介します。
原材料に卵を使用しているため、離乳食に使用する際はアレルギーに注意しましょう。
今回は赤ちゃんにマヨネーズを与えられる時期や、選び方のポイントなどをご紹介します。
マヨネーズはいつから食べられる?
マヨネーズは離乳食後期から。食物アレルギーに注意!
マヨネーズの主な原材料は、卵と油です。油を多く含み、食塩、糖類も含まれています。
卵は生卵を使っているため、与え始めの目安は離乳食後期の生後9〜11ヶ月頃から、全卵が食べられるようになってから使用しましょう。
マヨネーズは赤ちゃんにとっては味が濃く、成分の多くが油脂です。
そのままつける場合も、味つけや風味づけをする場合も少量にしましょう。
食物アレルギーについて
マヨネーズの原材料である卵は、特に食物アレルギーが出やすい食品です。
そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。
また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。
どのくらいの量を与えたらよい?
全卵が食べられるようになってから、子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきます。
初めて食べさせる場合は、少量を食べなれた食材と混ぜて与えます。
マヨネーズの1回あたりの目安量
子どもの成長に合わせて、1回あたりの目安量を変えます。
子ども用スプーンのひとさじから始め、慣れてきたら、以下の分量を目安に与えましょう。
ただし、ほかに油脂類(バターや植物油)を使わない場合の目安量です。
マヨネーズの時期別の1回あたりの目安量
© every, Inc.
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
離乳食にマヨネーズを使う際、こんなレシピに取り入れてみるのはいかがでしょうか。
参考にしてみてくださいね。
- ポテトサラダにプレーンヨーグルトと一緒に混ぜる
- サンドイッチの具材として、ほぐしたツナや野菜を和える
- 魚や野菜に薄くぬり、トースターで焼く
簡単!手作りマヨネーズレシピ
保存もOK!手作り豆乳マヨネーズ(小麦・乳・卵不使用)(生後9〜11ヶ月頃から)
市販のマヨネーズは添加物やアレルギーが気になるということはありませんか?
ブレンダーで混ぜるだけで簡単に作れる、手作り豆乳マヨネーズは軽い味わいで子どもにぴったりです。
冷蔵庫で保存も可能です。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ
「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。
誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント
- 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
- 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
- ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
- りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
- 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。
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