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【管理栄養士監修】離乳食のきゅうり|いつから始める?

【管理栄養士監修】離乳食のきゅうり|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説

サラダや和え物、漬物とよく食卓にのぼるきゅうり。
成分のほとんどが水分で、みずみずしく歯ざわりがよいのが特長です。
今回は、赤ちゃんにきゅうりを与えられる時期や、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
サラダや和え物、漬物とよく食卓にのぼるきゅうり。
成分のほとんどが水分で、みずみずしく歯ざわりがよいのが特長です。
今回は、赤ちゃんにきゅうりを与えられる時期や、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

きゅうりはいつから食べられる?

離乳中期からOK!

きゅうりは離乳中期の生後7〜8ヶ月頃から与えられる食材です。

皮をむいてすりおろせば、生でも与えられます。

カリウムを含み、みずみずしく、一年中手に入るきゅうり。

離乳食の中期から完了期まで使えて冷凍もできるので、調理方法の工夫次第で時短メニューも作れます。

後期の生後9〜11ヶ月頃から、スティック状に切れば手づかみ食べの練習もでき、食事の楽しさを伝えてあげられる食材の一つです。

ただ、苦みやきゅうり独特の青臭さを嫌がる赤ちゃんが少なくありません。

苦み成分はきゅうりのヘタ部分にあるため、両端のヘタを切り落としましょう。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

きゅうりは最初青臭さが気になるときは、皮をむいて、おろして使用します。

ほかの食材と一緒に加熱して調理すると食べやすいでしょう。


青臭さをとるには、まな板の上にきゅうりをのせ塩をふりまな板の上でころがす「板ずり」や、切ったきゅうりを塩でもむと、苦みが和らぎます。

塩を使用したときは、必ず水洗いをして塩分は取り除きましょう。


離乳食が進み、後期や完了期になったら咀嚼能力に合わせて大きさや厚みも変えましょう。

手づかみ食べなどスティックで用意する場合なども、皮をむいたり、食べやすい大きさに切ってから与えましょう。

どのくらいの量を与えればいいの?

子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。

初めて与える場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。

離乳食の進め方についてはこちらの記事も参考にしてください。

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きゅうりの大きさや固さ、量の目安

子どもの成長に合わせて、食材の固さや大きさや与える量を変えます。

きゅうりの時期別の大きさや固さ・1回あたりの目安量

きゅうりの時期別の固さや大きさ・1回あたりの目安量/表

© every, Inc.

下ごしらえのコツは?

  • 両端のヘタを切り落とす
  • 皮を剥く
  • 大きいきゅうりの場合は種がある場合があるので、縦に切ってスプーンで種をくり抜いてから切る

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

きゅうりはゆでても煮ても、なかなかやわらかくならないので、皮をむき、大きいきゅうりの場合は種を取り除いておきます。皮はピーラーを使えば簡単にむけます。

種は縦に切りスプーンを使ってくり抜くと除きやすいでしょう。

皮を取り除くと青臭さや固さが軽減できます。

苦手な時は無理に生を与えず、加熱してやわらかくしてから与えましょう。

調理方法

時期ごとに、調理方法をご紹介します。

過去に、MAMADAYSで紹介した離乳食の作り方動画もぜひチェックしてくださいね!

初期(生後5〜6ヶ月頃)

この時期の赤ちゃんにはまだ与えません。

中期(生後7〜8ヶ月頃)

作り方を動画でチェック!(動画では加熱する方法をご紹介しています)

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ぜひお試しください!

後期(生後9〜11ヶ月頃)

作り方を動画でチェック!(動画では加熱する方法をご紹介しています)

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完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)

皮をむき、種を取り除いて、食べやすい大きさにカットして与えます。

食物アレルギーについて

きゅうりは、まれに食物アレルギーを発症する危険性があります。

そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合でもすぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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