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実はカビが付いている? カーテン・レースカーテン洗濯テク
カーテン・レースカーテンの洗い方[洗濯前の処理(必要に応じて)]
湿度の高い梅雨から夏にかけての時期や、窓が結露しやすい冬の時期は、カーテンが湿りやすく、カーテンに汚れがついているとその汚れ部分からカビが生えやすくなります。そのため、定期的に洗濯して汚れを落とすようにしましょう。
汚れ具合をチェック
カーテンがレールにかかった状態で、カーテン全体の汚れ具合をチェックしましょう。
カーテンのすそやひだの部分は特に汚れやすいので確認してみましょう。
カーテンフックを外す
カーテンのフックを外し、一度外でホコリをはらいます。
カーテンレールや網戸、窓が汚れている場合は、洗濯済みのカーテンに汚れが付かないように洗濯が終わるまでの間に掃除しておきましょう。
シミ汚れを前処理(必要に応じて)
カーテンの汚れがひどい部分には、洗濯用洗剤の原液を汚れに塗布し、指でなじませます。
目立つシミがある場合には、酸素系漂白剤をシミの部分に塗布し、すぐに洗濯します。
※衣類の取り扱い表示を確認し、洗濯機のコース設定と使用する洗剤を決定しましょう。
洗濯ネットに入れて洗う
カーテンやレースのカーテンを洗濯ネットのサイズにあわせ、タテ・ヨコの順に屏風(びょうぶ)のようになるよう折り畳みます。
汚れのひどい部分がなるべく外側にくるように畳むようにしましょう。
画像提供:花王
洗濯シワを防ぐため、洗濯ネットに入れ、洗剤と必要に応じて柔軟剤や酸素系漂白剤をセットし洗濯します。
POINT
黒ずみや全体の汚れには、つけおきが効果的です。洗濯機の機能でつけおきできる機能がある場合は使用しましょう。
つけおき機能がない場合は一度通常洗いし、洗濯物全体が水にひたったところで一時停止しましょう。30分ほど置いたら、再スタートして通常通り洗濯します。
それでも汚れがひどい場合は脱水し、洗剤を入れ替えて2度洗いしましょう。洗剤にプラスし、柔軟剤や衣料用漂白剤を使って洗濯してみてもいいでしょう。その際は洗濯物の品質表示タグなどを確認し、使用してください。
干し方
洗濯物をたたいてシワを伸ばす
洗濯が終わったら、洗濯機からすぐに取り出し、軽く振りさばいて大きなシワを伸ばします。
そのあとタテヨコの順に折り畳んで手のひらでパンパンとたたいて細かいシワを伸ばしましょう。
画像提供:花王
カーテンレールにかけて干す
カーテンにカーテンフックを取り付け、カーテンレールにカーテンをかけて、レール幅いっぱいにカーテンを広げます。
カーテン生地を軽く引っ張りながらシワを伸ばし、形を整えて干しましょう。
画像提供:花王
POINT
速く乾かしたいときは、窓を少し開けて通気をよくするか、エアコンの除湿機能を使うのもいいでしょう。
意外とホコリがたまっている
カーテンやレースのカーテンなどは実際に洗う頻度は少ないかもしれませんが、よく確認するとホコリがたまっていたり、細かな汚れが付いていたりします。
とはいえカーテンの素材などによっては、洗濯の頻度が多すぎると生地が痛む可能性もあるため、洗濯は「1ヶ月に1回」や「半年に1回」など家庭で決めておいてもいいかもしれません。
また、ホコリをとるだけでもカビの繁殖を防ぐことにつながる場合もあるため、「洗う月」「ホコリをとる月」など、掃除を組み合わせてみてもいいかもしれません。
カーテンなどの大物の洗濯は大変ですが、カビやすい部分はこまめにチェックし、掃除や洗濯を心がけるようにしましょう。