出産準備はいつから始める?入院・育児用品の準備リストとタイミング
出産準備はいつからはじめる?
「出産準備」といっても、準備するものはさまざまです。
自分が使うもの、赤ちゃんが使うもの。また、入院時に必要なもの、退院後の生活で使うものと、使うタイミングで準備するものが変わります。
優先順位をつけて、使うタイミングが早いものから揃えていく必要があります。ここでは、具体的に出産準備は、いつ・何から始めたらよいのかを説明します。
準備は妊娠5ヶ月頃から体調が安定したら始めよう
出産準備を始める時期は、体調が安定し始める妊娠5ヶ月頃からがよいでしょう。
さまざまなものが必要になり、種類が豊富でなかなか選べない!ということもあります。できるだけ早い段階から、必要なものをリストアップして時間を見つけて少しずつ準備を始めましょう。
また、最初はベビー用品のうち、大型のもの・店舗で購入するものから準備するのがおすすめです。ベビーベッドやベビーカー、ベビー服など、手に取ったり実物を確認して選びたい、という人もいますよね。
妊娠後期になると移動が大変になりますので、お店で見たいものは外出が負担にならないうちにチェックしておきたいものです。
ただ、あくまでも時期は目安です。早いタイミングから安定した場合は、5ヶ月より前から準備を進めてもOKです。
人によっては、妊娠後期まで体調が優れず、思うように準備ができないということもあります。体調が優れない場合は無理をせず、通販を活用したり調子のよいときに外出するなど自分のペースで準備を進めましょう。
赤ちゃんを迎える準備も大切な時間です。無理せず、ゆったりとした気持ちで準備を楽しんでみてくださいね。
MAMADAYSでは#ベビーカーや#抱っこ紐など、ベビ ーグッズを記事や動画で紹介していますので、準備の参考にしてくださいね。
準備は妊娠8ヶ月頃までにできているとよい
出産準備はいつまでに終わらせておけばいいの?と不安な人もいるかもしれません。目安としては、妊娠8ヶ月頃までには準備を終わらせておくのがおすすめです。
妊娠9ヶ月目以降は、突然破水したり陣痛が始まったり、切迫早産で入院が必要とされるケースもあります。急な入院に備えて、入院に必要なものはできるだけ早い段階で準備しておきましょう。
入院時は1人で病院に向かうこともあります。入院時に自分が持っていくセットと、あとからパパに持ってきてもらう入院グッズを、パパと一緒に確認できているとさらに安心ですね。
産休直前まで働く場合、どうしても準備がギリギリになってしまうこともありますよね。出産まぎわに焦らないためには、妊娠5ヶ月目頃から必要なものをリストアップし、組み立てが必要になるベビーベッドや、チャイルドシートなどすぐに使えるようにセッティングしておくものは早めに揃えておきたいものです。
妊娠8ヶ月までに入院セットを準備し、退院後に使うものを用意できていると落ち着いて出産を迎えられるのではないでしょうか。
ただ、出産後の生活で必要なものは、退院後に買い足すこともできます。まずは、最低限必要なもの・出産後にすぐに使うものから準備を始めましょう。
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準備をはじめる目安
赤ちゃんが生まれる月ごとに、出産準備を始める時期の目安をご紹介します。時期は目安ですので、自分の体調に合わせて早めの準備を心がけましょう。
◼︎出産予定月ごとの準備期間
1月うまれ:8月から11月まで
2月うまれ:9月から12月まで
3月うまれ:10月から1月まで
4月うまれ:11月から2月まで
5月うまれ:12月から3月まで
6月うまれ:1月から4月まで
7月うまれ:2月から5月まで
8月うまれ:3月から6月まで
9月うまれ:4月から7月まで
10月うまれ:5月から8月まで
11月うまれ:6月から9月まで
12月うまれ:7月から10月まで
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退院後の生活をイメージして準備しよう
出産準備では、自宅の間取りを踏まえて、赤ちゃんとの生活をイメージすることも大切です。
たとえば、赤ちゃんはベビーベッドと布団どちらで寝かせるのか、どこで寝かせるのかを想像してみましょう。
布団で寝かせる場合、ベビーベッドはいらなくなります。また、ベッドの場合でもスペースがなければ、模様替えや片付けが必要になり、必要な準備期間がより具体的になるでしょう。
入院・出産準備を始めよう
出産準備では「入院・出産準備」と「育児の準備」に分けられます。
まずは、「入院・出産準備」からチェックしていきましょう。
入院・出産の準備は、入院する病院によって必要になるものが異なる場合があります。自分が出産する病院の対応を確認して準備することが大切です。
準備するものが多く、入院時に荷物が1人で持ちきれない場合もあります。また、急な入院時に妊婦自身が持ち運べる大きさにしておくことも大切です。
準備は入院時に必ず持参するものと、出産後に誰かに持参してもらえるものと、カバンをそれぞれ分けておくことをおすすめします。
最低限そろえておきたいもの
入院に必要な手続きや、入院中に必要なものを把握して準備を始めてみましょう。
ここでは、最低限必要なものをご紹介します。
◼︎必要なもの
- 母子手帳
- 健康保険証
- 診察券
- 病院の書類(入院書類)
- 印鑑
- 現金(売店で使う分)
- 飲み物・ボトルキャップ付きのストロー
- タオル類
- 洗面用具
- パジャマ
- スリッパ
- 母乳パッド
- お産用パッド
- 授乳ブラ
- 産褥ショーツ
- 長めの靴下
- 化粧品・メイク用品
- 退院時の服
- 退院時の赤ちゃんグッズ(着替え、おくるみなど)
必要書類は、記入できるものは事前に書いておくと安心です。また、出産後の身体に負担がかからないように、寝ながら水分補給ができるストローや、授乳時のクッションなど、楽な姿勢で過ごせるグッズも活躍します。
病院によって、必要なものに多少の違いがあります。まずは、入院前にもらえる病院のしおりなどでチェックしてみてくださいね。
詳しくはこちらの記事でも紹介しているのでチェックしてみてください。
入院までに準備しておくとよいこと
出産準備は「もの」だけでなく、入院時の移動手段や、入院時の流れも確認しておくことも大切です。
生活環境によりますが、入院時の移動手段はさまざまなパターンを考えておくと、当日・不測の事態が起きても慌てず行動ができるでしょう。
特に、破水してしまったとき、普通のタクシー会社では断られてしまうことがあります。おすすめなのが「陣痛タクシー」「マタニティタクシー」と呼ばれるタクシーです。
破水して病院に行くときや陣痛が起きたときに迎えに来てくれるだけでなく、シートを汚してしまってもクリーニング不要だったり、講習を受けたドライバーが対応してくれるなど、妊婦をサポートするためのタクシーです。
ただ、事前に登録が必要な会社がほとんどです。自分の住んでいる場所が、対応エリアなのかも確認し、事前に登録を済ませておけると安心ですね。
また、入院にあたっては、病院から配布されてるしおりを、パパと一緒にしっかりと読んでおきましょう。たとえば、夜間に入院する場合、普段の外来と出入口が違ったり、インターフォンを押す場合などがあります。
病院に到着してから困らないよう、事前の確認が大切です。手続きに必要なものや、持ち物セットも、事前に準備を終わらせ、病院へ行くときには、セットの入ったカバンだけを持って、出発できるよう準備しておきましょう。
急な入院に備え、パパの職場や実家に連絡することができるようにしておくとよいでしょう。
ベビー用品は何から準備する?
ベビー用品は、必要なものが多く、いつ、何を購入したらよいのか迷いますよね。
最近では、便利でかわいいベビーグッズが豊富にあります。あれこれ揃えたくなってしまいますが、まずは、自分のライフスタイルを踏まえて、最低限必要なものから用意してみましょう。
最初から「いるかもしれない」というものまで揃えるのではなく、赤ちゃんと生活しながら、必要に応じて買い足していくのがよいでしょう。
大型のものから優先して準備しよう
ベビー用品は大型のもの、小さい小物とさまざまです。
たとえば、ベビーベッドは購入・レンタル、どちらの場合でも組み立てが必要です。また、大型なので模様替えや片付けが必要になることもあります。
チャイルドシートは車に安全に設置する必要があり、ベビーカーも開き方やベルトの留め方は使う前に確認しておきたいところです。
消耗品や小物は通販やドラッグストアなどでも購入しやすいので、まずは大型のものから検討してみましょう。
ねんね・おやすみ用品[ベビーベッドなど]
赤ちゃんのおやすみグッズは、ベッドで寝かせるのか、布団で寝かせるのかで必要性が変わります。ベビーベッドは、設置スペースも組み立ても必要になるので、最初に準備を始められるとよいですね。
◼︎必要なもの
- ベビーベッド
- ベビー布団
- 防水シーツ
- ハイローチェア
- バウンサー
ベビーベッドは大型で、使わなくなったあとの保管や処分にも手間がかかります。使う期間だけ、レンタルをするというのも1つの手です。自分たちのライフスタイルに合わせて選択できるとよいですね。
おでかけ用品[ベビーカーなど]
おでかけ用品もベビー用品の中では、準備する優先度が高いものになります。ベビー用品の中には、退院時に必要になるものもあります。早めにできると安心です。
◼︎必要なもの
- チャイルドシート(車がある場合)
- ベビーカー(A型・B型)
- 抱っこ紐
- 移動用のバッグ
- 冬は防寒用品(ケープ・フットマフ)
ベビーカー、抱っこ紐、おでかけ用の防寒用品は、人によって退院後にすぐ使うこともあるでしょう。その場合、新生児から使えるものを準備する必要があります。
また、車で移動する場合、必ず必要になるのがチャイルドシートです。チャイルドシートの未使用は、道路交通法違反になるうえ、大変危険です。退院や産後に車を使う場合は必ず取り付けておきましょう。
お風呂・ケア用品[ベビーバスなど]
お風呂・ケア用品も退院後すぐに必要になるものの1つです。出産前に、用意しておきましょう。
◼︎必要なもの
- ベビーバス
- 湯温計
- 爪切り用品
- バスチェアー
- 温湿度計
入浴剤などの消耗品は近くのドラッグストアでも購入できますが、中には赤ちゃん用品店でしか取り扱いのないものもあります。余裕を持って、準備できるとよいですね。
ベビー服[ロンパースなど]
小さな小さなサイズの可愛らしいベビー服。かわいくて、ついつい買い過ぎてしまうことも。
しかし、赤ちゃんはミルクをもどしたり、おむつ替えで汚れたり、汗をかくなど、洋服を着替えることが多くあります。せっかく購入したおしゃれな服も、汚してしまうかもしれません。
一方で、「着替えが足りない!」ということにならないよう、肌着やベビー服は最低でも3〜4枚ほど、替えを用意しておく必要があります。まずは、汚してしまう・着替えの頻度が多いことを前提に、必要なものから揃えていきましょう。
◼︎必要なもの
- 肌着
- おくるみ
- ツーウェイオール
- スタイ
- ミトン
- ベビーハンガー
- ガーゼハンカチ
ベビー服は季節に応じて、素材なども考えられるとよいですね。
授乳用品[哺乳瓶など]
退院したその日から授乳用品は必要です。哺乳瓶はサイズや素材もさまざまなので迷ってしまうかもしれませんが、最初は少量しか飲まないので、まずは小さいものから準備してみましょう。
粉ミルクの種類は産婦人科により、使用メーカーが異なることも。事前に用意する場合は、入院前に病院に確認しておくと安心です。
粉ミルクはドラッグストアでも購入できますが、メーカーによっては取り扱いがないこともあります。近くのお店で購入できるか、早めに確認しておくとよいでしょう。
◼︎必要なもの
- 哺乳瓶
- 哺乳瓶の乳首
- 哺乳瓶消毒グッズ
- 授乳ライト
- 粉ミルク
- 搾乳器
母乳の人もいるかもしれませんが、外出時や保存した母乳をあげるときに哺乳瓶が必要になることがあります。粉ミルクはパパに買っておいてもらうこともできますが、哺乳瓶や消毒グッズなどは早めの準備がおすすめです。
衛生グッズ[おむつ、おしりふきなど]
消耗品の衛生グッズも揃えておきましょう。おむつは比較的多くのドラッグストアで購入できます。
おむつも産婦人科によって使用メーカーが異なります。事前に用意する場合は、粉ミルク同様、入院前に病院に確認しておきましょう。近隣のドラッグストアに取り扱いがあるのかも、チェックしておくとよいでしょう。
◼︎必要なもの
- おむつ
- おしりふき
- おむつ用ゴミ箱
おむつやおしりふきは、メーカーによって使用感に違いがあります。赤ちゃんに合わないようなら、他のメーカーを試して、赤ちゃんに合ったものを見つけられるとよいですね。
里帰り出産の場合は?
里帰り出産の場合は、何をどのくらい準備しておけばよいのか、悩む人も多いでしょう。里帰り出産の場合、実家にいる期間により必要なものや量が変わります。
また、きょうだいがいれば、すでに使えるものがあったり、先々を考えて出産を機に購入しておこう!ということもあるでしょう。里帰り先と相談しておくとよいでしょう。頻繁に帰ることがある場合は、おむつやおしりふきなどは、あらかじめ1セット置かせてもらってもよいでしょう。
2人目以降の出産・育児準備で必要なものは変わる?
出産が2人目、3人目という人もいるでしょう。準備で必要になるものは、基本的に1人目のときと変わりません。
上の子の出産時に使ったおさがりは、使えるものはそのまま使ってOK。消耗品や新たに必要と感じるものを買い足しましょう。経験している分、準備はスムーズに進められそうですね。
一方で、要領がわかっている分、あとで準備しようと思う人もいるかもしれませんが、油断は禁物です。中には、切迫早産で予定日よりも大幅に早く入院が必要になってしまうこともあります。
上の子の育児をしながらの出産準備は大変ですが、2人目以降の準備も早めに進められると安心ですね。
出産準備はお早めに!ママ・パパ一緒に準備しよう
やることが盛りだくさんの出産準備。
無事に出産でき、一安心と思ったそばから、慣れない育児が始まります。最初は誰だって、バタバタと手間取ってしまうものです。
出産は予定通りにいかないこともありますので、早めから、検討・準備を少しずつ始めることが大切です。
いざ、というときに困らないよう、ママ・パパで協力して、出産後の生活を想像しながら、準備を進められるとよいですね。
- 出産準備は安定してから妊娠8ヶ月頃までに
- 大型のもの・入院グッズは早めに用意しよう
- ママ・パパ一緒に準備してすぐに使えるようにしておこう
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