保活とは?認可保育園の入園に必要な準備や点数事情を解説!【専門家監修】
保活とは?
保活とは、「子どもを保育園に入園させるために行う活動のこと」をいいます。特に、保育料の面でメリットのある認可保育園に入るための活動を指します。
- 実際に何をするの?
- いつから始める?
- 保活にコツはあるの?
保活といっても、さまざまな疑問がでてくるのではないでしょうか。そんな保活に対する疑問について、1つずつみていきましょう。
保活って何をするの?
なんだか大変そうなイメージのある保活ですが、具体的には何をしたらよいのでしょうか。
「保育園に入園させるために行う活動」といっても、その活動は多岐にわたります。
大まかに保活で行うことを挙げると、次のようなものがあります。
- 保育園入園にベストなタイミングを調べる
- 保育園の種類を調べる
- 自治体の入園基準を確認する
- 入れたい保育園をリサーチする
- 保育園の見学のスケジュールを立てる
大変そうに感じるかもしれませんが、見通しを持って、計画を立てて準備を進めることが大切です。
なぜ保活が必要なの?
保育園への入園を考えているママやパパにとって、心配事の1つが「自分の子どもは保育園に入れるのか」ではないでしょうか。
少しずつ保育園も増え、以前より待機児童が減少したといわれていますが、待機児童問題が完全に解消したわけではありません。
また、待機児童の数は住んでいる自治体によっても差があり、希望の保育園に入園の申し込みをするだけでは、入れるとは限らないのです。
保育園についての知識がなかったり、保活をしなかったりすると、申し込み時期や落ちてしまった時に焦ることになります。待機児童が多い自治体では、準備をしていても入れるとは限らないのが実情です。
そのため、職場復帰を考え保育園を利用したい家庭にとって、保育園事情を知り、準備をする保活は必須といえるでしょう。
保活を始めるために押さえておきたいポイント
保活を始めるために押さえておきたいポイントは、いくつかあります。
まずは次の3つが大切です。
- 余裕を持ってスケジュールを立てる
- 選択肢を多く作る
- 保育園入園の審査基準を理解する
ここからは、具体的に保活を行う上で押さえておきたいポイントを紹介します。
子どもは何歳児クラスになるか確認する
保活を始める前に、まず、自分の子どもが何歳児クラスに申し込めるのかを確認しましょう。保育園は0歳から5歳までクラスがあります。
認可保育園のクラスは、入園を希望する年度の4月1日時点の子どもの年齢で決まります。
令和4年4月1日入園を例にしてみると、下記のようになります。
- 0歳児クラス:令和3(2021)年4月2日以降生まれ
- 1歳児クラス:令和2(2020)年4月2日~令和3(2021)年4月1日生まれ
- 2歳児クラス:平成31(2019)年4月2日~令和2(2020)年4月1日生まれ
- 3歳児クラス:平成30(2018)年4月2日~平成31(2019)年4月1日生まれ
- 4歳児クラス:平成29(2017)年4月2日~平成30(2018)年4月1日生まれ
- 5歳児クラス:平成28(2016)年4月2日~平成29(2017)年4月1日生まれ
なお、0歳児は基本的に「生後57日目」以降から入園が可能で、それ以前の子どもは預けることができません。自治体により、強制的な産休期間明け(生後43日目)から受け入れている場合があります。(※)
保育園の年齢別のクラスと生年月日は、各自治体のホームページでチェックしてみてください。
※産後休業
労働基準法では産後8週間は産後休業期間として就業させてはならない、とされています。6週間は強制的な休業期間とされ、本人が請求し医師が認めた場合は6週間以降は業務に就かせてもさしつかえない、とされています。
参考:厚生労働省「労働基準法における母性保護規定」
時間に余裕をもちスケジュールを立てる
保活を成功させるには、時間に余裕をもちスケジュールを立てることが大切です。保育園の申込概要が出た時に保活について調べ始めると、準備不足でさまざまな選択肢を失うこともあるでしょう。
入園を希望する年の1年前くらいから、0歳から入園させたい場合は出産前から、保活についての理解を深めておくことをおすすめします。
ただ、認可保育園に入れるかどうかは、後述する「審査基準」で決まります。
保育園の見学数や申し込み時期の早さ、保活を始めたタイミングは内定結果に影響しませんので過度に焦らなくてもよいでしょう。
家庭の状況と審査基準を把握する
認可保育園の入園は、自治体が「家庭で保育できない事情」を確認し、より保育が困難な人から内定が決定します。
家庭の状況や保育ができない事情を、各自治体が数値化(指数)し審査基準を定めています。最初に、自分の家庭の状況と自治体の審査基準を把握してみてください。
以下は項目の一部ですが、このような項目が数値化されています。
- パパの就労状況
- ママの就労状況
- きょうだいの保育園の入園状況
- 同居親族に要介護者の有無
まずは、自分たちの家庭の状況と自治体の審査基準を確認し、指数がどのくらいになるか確認してみましょう。
あくまで目安となりますが、自治体によっては、保育園ごとの「入所者最低指数」を公表しています。自治体が公表していない場合、問い合わせてみるとよいでしょう。
各自治体で公表されている募集要項にも、目を通してみてくださいね。
参考:東京都港区「【参考】令和3年4月入所1次利用調整における、内定発表時の入所者最低指数について」
選択肢を多く持っておく
保活で焦らないためには、選択肢を複数持っておくことです。
- 通いやすい保育園はどこか
- 雰囲気や評判のよさそうな保育園はどこか
- 認可保育園に入れなかったらどの保育施設を利用するか
保育園を調べていくと、魅力を感じる保育園が複数でてきたり、指数をみると入りやすそうな保育園があったり、悩んでしまうかもしれません。
しかし、入りやすさや入れるかどうかは毎年変わります。結果が出るまでわかりませんので、準備段階では応募候補となる保育園が決まっていればよいでしょう。
また、認可保育園の候補だけでなく、認可保育園に入れなかった場合も考えて選択肢を持っておきましょう。
早生まれは不利?保活に有利な生まれ月とは?
「早生まれは、保活が不利」という話題を1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。不利といわれる理由は、0歳児の場合です。多くの自治体では、「生後57日目以降」が入所条件となります。
早生まれ(2月3日以降)の場合、4月入園の条件となる4月1日時点の月齢を満たせません。0歳クラスの4月入園は定員分の募集枠がありますが、それ以降は「欠員分」の募集となります。募集枠が少ない状況で申し込むことになるため不利といわれています。
保育園の種類を知ろう!
保育園には、いくつかの種類があるということをご存じでしょうか。児童福祉法で定められた国や自治体が定めている基準で運営される「認可保育園」のほか、「認可外(無認可)保育園」などがあります。
保活をするうえで、保育園の種類を知ることも大切です。
認可保育園とは?
認可保育園とは、児童福祉法で定められた基準を満たした保育施設のことです。都道府県が認可を行い、選考や申し込みの窓口は、各自治体になります。
市区町村が保護者の収入に応じて、保育料を定めているため原則どの保育所に入所しても保育料が同じです。
基準を満たして、設置されている施設であれば、私立保育園も公立保育園もどちらも認可保育園として分類されています。他にも、「幼保連携型」という幼稚園と保育園の両方の特徴をもつ認定こども園もあります。
また、都道府県ではなく、市区町村が認可をしている保育施設もあります。小規模保育園、家庭的保育所、事業所内保育所、居宅訪問型保育などが、これに該当します。窓口は同様に各自治体になるので、相談窓口は役所になります。
認可保育園の特徴には次のようなものがあります。
- 子ども1人に対しての保育士の配置基準が決まっている
- 嘱託医、調理員の配置が義務
- 施設の広さや設備、衛生管理、防災管理などにも設置基準がある
運営費は国や都道府県、市区町村から出ており、保育料は保護者の年収に応じた金額になっています。
認可外(無認可)保育園とは?
認可外(無認可)保育園とは、都道府県知事等の認可を受けていないが、「指導監督要綱」に基づき運営される施設のことです。
利用者と設置者(認可外保育園)が直接契約を結ぶようになります。選考方法や申し込み期日は、全て各施設に任されているため、注意が必要です。
「見学したことがある人しか申し込めない」「申し込みは先着順」など、独自のルールを設けている園もあり、事前の下調べが重要です。認可保育園に落ちてしまった時の滑り止めのような役目として申し込む人もいます。
認可外(無認可)保育園の特徴には次のようなものがあります。
- 配置基準の人数に対し保育士資格者が1/3でよい
- 屋外遊技場(園庭や屋上)がない場合がある
認可外保育園は、利用料が高いイメージがありますが、自治体から、補助金が出ることもあるので、チェックしてみてください。
少人数保育だったり、夜間保育など保育時間が長かったり、認可外保育園にもメリットがあります。1度見学に行き、認可保育園と比較してみることをオススメします。
認可外保育園の仕組みを知り、家庭に合った形で、上手く利用できるといいですね。
参考:内閣府「子ども・子育て支援新制度について」
東京都独自の認証保育所とは?
東京都独自の認証保育所はご存じでしょうか。この保育所は東京都が独自に設けた基準を満たした保育所となっています。東京都で保活を行う方は、知っておくと便利かもしれません。
「認証保育所」とは、認可保育園だけでは、応えきれない大都市のニーズに対応するために設けられた東京都独自の制度です。
認証保育所の特徴には次のようなものがあります。
- 全施設で0歳児から預けられる
- 全施設で13時間の開所が基本
- 東京都が設置し、市区町村も指導に加わる
- 保護者と保育所が直接契約ができる
- 料金の上限がある
- 東京都独自の保育士配置基準が定められている
このように、認可外(無認可)保育園とは、また違った基準で設置されている施設になります。
東京都にお住まいの方は、候補の1つに入れてみてもよいでしょう。
参考:東京都福祉保健局「認証保育所について」
保育園入園の審査基準と計算方法
保活をするうえで気になるのが、保育園入園の審査基準と計算方法ではないでしょうか。自治体によって多少の違いはありますが、点数や加点、計算方法は基本的に同様です。
保育園の入園審査では、主に「基準指数」「調整指数」「優先順位」、3つの要素から判断されています。それぞれの基準が何を表わしているのかを解説します。
「基準指数」とは?
「基準指数」とは、就労状況や健康状態をもとに、保護者の状況を数値化するものです。多くの自治体が「週5日以上1日8時間の就労をしている:指数20」のように、状況を点数化し、その合算値で世帯の指数を算定しています。
基本的に、就労状況が両親ともフルタイム勤務の指数が高くなります。1日あたりの就労時間だけではなく、月の就労日数なども総合的に見て、指数が決まります。
雇用形態(正社員、パート)ではなく、就労時間や日数が項目になっています。勤務日や勤務時間が不規則な場合、「就労証明書」や「スケジュール表(シフト表など)」が求められる場合があります。
「調整指数」とは?
「調整指数」とは、基準指数とは別に家庭の状況に応じて、加点したり、減点したりする指数のことです。
例を挙げると次のような加点項目があります。
- 生活保護受給世帯か
- ひとり親世帯か
- すでに仕事復帰し、認可保育園以外の保育施設を利用しているか
- きょうだいが認可保育園を利用しているか
- 産休、育休明けか
逆に減点項目もあります。
- 働いていない祖父母が近隣に住んでいるか
- 申し込みをする自治体に転居してきたばかりか
- 同居親族に家庭保育可能な者がいるか
項目は自治体によってもさまざまです。項目数も多いので、入園希望の自治体のホームページをしっかりとチェックすることが大切です。
「優先順位」とは?
「優先順位」とは、基準指数、調整指数を計算した上で、申し込み者同士が同点(同位)だった場合に適用される項目です。自治体ごとに定められた項目ごとに順位があり、上位の項目に該当する人が優先されます。
例を挙げると次のような項目があります。
- 申請する自治体に住民登録があり生活の本拠がある
- ひとり親世帯
- 保護者が病気、心身に障害がある
- 所得(年収)の低い順から優先される
- 養育している子どもが3人以上いる世帯
自治体によって、優先順位には多少の違いがあります。ホームページにも記載されていますが、わからない時には、役所で直接相談してみましょう。
保活の点数の計算方法
では、保活における点数はどのように計算されているのでしょうか。
東京都世田谷区を例にしてみます。
【基準指数】
- 週5日以上勤務、週40時間以上に就労→50点
- 夫婦ともに上記に当てはまる場合(50+50)→100点
【調整指数】
- 兄弟姉妹が在園中の場合→5点
- 産休、育休から復帰する場合→5点
- 入園希望月に就労実績が1年以上ある場合→2点
【優先順位】
- 年齢制限のある保育所を最終学年で卒園、引き続き区内の保育所の利用を申し込む場合(調整基準番号26)
- 保育の利用基準指数が高い世帯
- 所得の低い順
指数は112点となります。
上記の指数を全部足した上で、同点の場合は優先順位で審査します。
上記は計算方法の例になるので、詳しくは各自治体の案内を参考にしてみてくださいね。
参考:東京都世田谷区「保育のごあんない」
基準は自治体のホームページをチェックしよう!
「基準指数」「調整指数」「優先順位」で大切なのは「自分の自治体のホームページをチェックする」ということです。「フルタイム勤務が指数が高い」「きょうだいも同時申し込みだと加点がある」「世帯年収が関係ある」など、おおまかな基準はどの自治体も変わりません。
計算方法だったり、特別な加点を設けていたりと、自治体によって、多くの違いがあります。たとえば、近隣に祖父母が住んでいることが、マイナスになる自治体とならない自治体があったり、保育士に加点が付く場合があったりと異なります。
最終的に自分の自治体はどのような計算方法なのか、ホームページで確認したり、自治体の窓口で相談することが重要ですね。
保活のスケジュールをおさえよう!
保活を進めていく中で、スケジュールを立てることは大切です。
まず、いつから始めるべきかには、はっきりした答えはありません。申し込み時期までに、家庭の状況・審査基準を把握し、希望する保育園が決まっていればよいのです。
あとで慌てないためにも、余裕を持ってスケジュールを立てられるといいですね。ここでは、新年度の入園を目指して保活をするときのスケジュールをご紹介します。
妊娠中に何をする?
妊娠中は、無理をせず「情報収集」と「保育園のリスト化」を始めましょう。
近所にある保育園をインターネットで調べるのも保活の1つ。既に子どもが保育園に通っている先輩ママに様子を尋ねたり、余裕があれば妊娠中に保育園見学をおこなっておくのもおすすめです。
出産が8月後半や9月の場合、10月の申し込み開始時までに保育園を見学に行くことは難しいかもしれません。体調のよいうちに見学を済ませておけるとよいですね。
近隣の環境や、園舎の雰囲気など、インターネットの情報とはまた違った情報が見つかるかもしれません。
余裕があれば、近隣の保育園をリスト化しておくとよいでしょう。自宅からの通いやすさや、保育園の規模など、重要視したいポイントの項目を作っておくと、比較がしやすくなります。
産後は、慣れない赤ちゃんのお世話が大変なことも考え、妊娠中は情報収集から始めてみましょう。出産予定日によっては、体調をみて保育園見学も行なっておくとよいでしょう。
4~9月に何をする?
妊娠の有無に関わらず、4~9月は各保育園の情報収集を行う時期です。
- 気になる保育園をリストアップ
- 見学会の有無が見学可否を確認・予約
- 保育園のチェックリストを作成
気になる保育園をリストアップし、見学会の有無や見学の可否を確認してみましょう。人気がある保育園では、見学会の予約を取るだけで、一苦労することも。
見学をしたい保育園にも順位をつけ、早めに申し込むといいでしょう。
また、比較検討するために、保育園選びで重要視したい項目をチェックリストにしておき、見学に行ったあとリストに書き込んでおきましょう。
時間に余裕があれば、認可外(無認可)保育園も見学しておきましょう。認可外保育園の中には、見学にきた人しか申し込めないといった条件がある保育園もあります。
万が一、認可保育園に全て落ちてしまった時のことも考え、近隣の認可外保育園も対象に保活を進めておきましょう。
一度、自治体の窓口へ相談に行くことも大切です。自治体により、指数の計算方法や昨年度の入所者の最低指数を教えてくれることもありますよ。
10~12月に何をする?
10~12月には、新年度の入園申込みが始まります。いよいよ保活も大詰めです。
各自治体のホームページでは、入園申し込み案内が公開され、必要書類も載っています。ダウンロードが難しい場合は窓口で配布もしています。
夫婦共に、提出する就労証明書は、勤務先に記入してもらう必要があります。
また、自分で記入する書類も多くあります。提出時に書類の不備が見つかると、勤務先に戻して書き直してもらう場合も。
直前で、慌てないためにもスケジュールに余裕を持って、早めに準備するようにしましょう。また、申し込み締め切り直前の役所は、相談する方で混雑することも。
役所への確認は早めに済ませておくのがおすすめです。
1~3月に何をする?
1~3月には、保育園の選考が行われ、結果が届きます。入園申込の書類を提出したら、あとは結果が届くのを待つことしかできません。
自治体により多少の違いはありますが、1次募集の結果は1月下旬~2月上旬。2次募集の結果は2月下旬~3月上旬を目安に結果を知らされることが多いでしょう。
結果は電話で問い合わせができる自治体もあれば、郵送のみの自治体もあります。募集の案内をしっかりと確認しておいてくださいね。
また、認可外(無認可)保育園に申し込んでいる場合も、この時期に結果が届くこともあります。
それぞれの結果がいつ届くのかを頭に入れ、保育園の入園が決まった時、落ちた時、その後どう動くのか事前に想定できているとよいでしょう。
認可保育園に入園が決まった場合は、同時に入園までの流れが記載された手紙が届くことも多いのでしっかりと確認しましょう。
認可保育園に落ちてしまった時にすべき3つのこと
保育園の不承諾通知が届いた、保育園に落ちた……。
そんな状況になったら、頭が真っ白になってしまう人もいるかもしれません。
しかし、待機児童が多い自治体では珍しいことではありません。どのような対処ができるのか知っておくと、冷静に対応できるはず。
ここでは保育園に落ちてしまった場合にすべきことを紹介します。
勤務先に育休延長ができるかを確認
まず、勤務先へ保育園に落ちてしまったことを報告しましょう。そのうえで、勤務先に育休延長ができるかを確認します。
育休(育児休業)は原則子どもが1歳になるまでです。しかし、保育園の申し込みを行っているのに、保育園が見つからない場合は1歳6ヶ月まで延長ができ、再延長で2歳まで育休が延長できます。
それ以降は、会社が独自に延長を認めてくれるケースもあります。まずは、会社へ報告、相談をしましょう。
2歳まで育休が取れるからといって、何も手続きをしないのはNGです。育休は都度、延長の手続きを行う必要があり、不承諾通知(保育所入所不承諾通知書)などをその都度提出する必要があります。同時に育児休業給付金の延長申請も行いましょう。
認可外(無認可)保育園に連絡をする
次に認可外(無認可)保育園に連絡をしましょう。
- 認可外(無認可)保育園に申し込みが完了している場合は、入園したいことを伝える
- 認可外(無認可)保育園に申し込みが完了しているが、認可保育園の2次募集も考えている場合は、入園の返答をいつまで待ってくれるか確認する
- どこも認可外(無認可)保育園をおさえていない場合は、まだ空きがあるのかを確認して申し込む
状況によって、認可外(無認可)保育園に連絡をする目的は変わってくるでしょう。また、認可外(無認可)保育園に一定期間入園した実績があると、認可保育園の審査上の指数が加点されることもあります。
次年度の認可保育園への応募を踏まえ、自治体の指数表を確認しておきましょう。
2次募集に申し込む
1次募集で不承諾通知をもらっても、まだ諦める必要はありません。1次募集後に辞退者が出た場合、2次募集があります。認可保育園に入園を希望する場合は忘れずに申し込むようにしましょう。
各自治体で1次募集での結果や倍率、2次募集の状況などをホームページに載せています。それと合わせて、各自治体の窓口では「自分はどれくらいのポイントなのか」「待機している順番はどのあたりなのか」など確認することもできます。
このような情報を踏まえて、どこの保育園なら入りやすいのかを考え、申し込む必要があります。
家の近隣の空きが1枠しかない保育園ばかりを希望するのではなく、少し遠くや駅から離れている園の空き状況も確認してみましょう。少しでも空きが多くある保育園を上位の希望として申し込んでみることで、内定の確率が上がるかもしれません。
保活は早い段階から幅広い選択肢を持ってすすめよう
保活は何をすればよいか、特別なことはあるのか、不安になることもあるでしょう。しかし、認可保育園に関する情報はすべて自治体のホームページにあります。
審査基準や申し込み時期など、わからないことや不安なことは窓口で確認すると解決できるはずです。
保活で大切なことはポイントをおさえて、必要な準備を早いうちからすすめておくことです。特別なことはありませんので、まずは自分の自治体のホームページをチェックしてみましょう!
- 保活は早めから・複数の選択肢を持ってすすめる
- 自治体のホームページに審査基準や募集情報が掲載されている
- 認可保育園に落ちても認可外保育園を検討するとよい
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